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2019年6月4日火曜日

脂肪肝になりやすい人

最近テレビでよく扱われるようになった脂肪肝。
今日もやっていて、肥満でもなくとても健康です、という4人のうち
2人は軽い脂肪肝、1人はしっかりした脂肪肝でした。
軽い脂肪肝と言われた30代の男性は、食生活に気を付けます、と言っていた、
彼は夜中にラーメンを食べていたという。
こうなるともうほとんどの人が健康ではないのではないだろうか。
脂肪肝とは、肝臓の30%が脂肪になってしまうこと。
脂肪は肝細胞ではないので、肝臓の働きはしません。
肝臓の30%が働かなくなった状態、ということのようです。

脂肪肝は薬の副作用でもなるという。
薬を沢山飲んでいると、その薬の代謝で手一杯になってしまった肝臓は、
脂肪をほったらかしにしてしまう、そのため肝臓に脂肪がたまってしまう。
薬で脂肪肝になり、薬の代謝が悪くなり、さらに薬の副作用がでる、
という悪循環になることが予想される。
この場合は薬をやめれば肝臓は改善する。
お酒の場合もお酒を止めるだけでかなり改善する。
怖いのは、甘い飲み物や食べ過ぎによる脂肪肝で、これはNAFLDと呼ばれます。
多くの人は脂肪肝のまま生きていきますが、
その中から悪化するものをNASHと呼ばれて、恐れられています。

脂肪肝は血液検査ではわからないので「フィプロスキャン」という機器が必要。
日本には100台くらいしかない、というからこれで検査をしてくれるところを
探すのは大変だろう。
脂肪肝は血小板が少なくなることでもわかるという。
血小板は血を止める働きがあるので、
肝硬変になると、出血が止まらなくなるため、肝細胞検査ができなくなってしまう。
腫瘍がある場合、肝細胞検査で癌かどうか判断するのだが、その検査ができない。

脂肪肝は改善できるというが、肝硬変は治らない。
肝硬変になると、肝臓内の線維化がはじまり、肝臓が固くなり、
ますます薬物の代謝が悪くなり、副作用が悪化する。
私も脂肪肝の検査をしてみたいです。

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