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2014年3月8日土曜日

薬局でジェネリックを勧められた

すごく熱心に勧められました
だって「今在庫が足りないので、不足分は送りますから」
とまで言うのです

ジェネリックにすると、2か月分で600円安くなるといいます
しかしこれは私が「いくら安くなりますか?」と聞いてはじめてわかったことです
はじめから「これくらい安くなりますが、どうですか?」
と聞いて欲しいものです
「リファジン」31円が、ジェネリックだと、27円と17円の2種類があります
胃の薬と、アレルギーの薬はジェネリックにしているのですが
「リファジン」はメインの薬だし、副作用あるし
先生に相談してからにしよう、と思っています

健康保険組合のしおりには「ジェネリックの方が、飲みやすさや副作用を
抑えるなどの工夫がされている場合もあります」
と書かれています

でも、なんでこんなに熱心に勧めるのか、と思って調べてみると
こんなサイトがありました
http://diamond.jp/articles/-/25006
ジェネリックを使うと利益が出る、というシステムになったようです

アメリカでのジェネリックの占める割合は
2005年 50% 2007年 60% 2010年 70%と
着実に増加して、現在は86%で医療費の削減に成功しています
もしジェネリックでの医療費削減がなかったら
アメリカの医療保険(メディケア)は55%増加していただろう、と言います

しかし日本では2011年で23%でした
そして医療費の大幅増加をしてしまったわけです
そのほか、オーストラリア、フランス、ギリシャ、スイスも30%前後です
そこで日本の厚労省ではジェネリックの普及のために
いろいろやってみたようです、なんとか30%までもっていけそうだと言います

日本のようにジェネリックが普及していない、ということは
外国から、政府が薬の価格を規制している、ととられてしまいます
各国での薬の発売が遅れることにより
新しい薬による治療が普及することが妨げられてしまい
結局は、患者が困ることになります

ジェネリックを作っている会社のほとんどは
インド、中国、イスラエルにありますが、最近急成長しているのは
韓国、ブラジル、ロシア、中東、東南アジアです

アメリカでは薬剤費は医療費全体の15%を占めています
こちらに詳しく、USファーマシストのサイトです
http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&u=http://www.uspharmacist.com/content/s/253/c/41309/&prev=/search?q%3DPercentage%2Bof%2Bgeneric%2Bpharmaceutical%2Bproducts%2Bin%2Bthe%2BUnited%2BStates%2Baccount%26biw%3D1093%26bih%3D515
しかし、日本では医療費に占める薬剤費の割合が
政府統計はおろか、どこにも無いと言います(ダイヤモンドオンラインより)
これでは、ジェネリックにしたら、どれほど社会保障費が
節約できているのか、わからないですよね

アメリカではジェネリックにすることにより
毎年80~100億ドル(8000億円~1兆円)の節約になっている
と議会予算局が報告しています
個人の負担を減らして、さらに国の予算削減にも効果があるジェネリック
国民保健が生き残るためにはみんながジェネリックを使うことが重要
とワイドショウのコメンテーターも言っていました

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