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2014年3月5日水曜日

耳鳴りの新しい治療、音で脳の再プログラミング

今日のイギリスのニュース、メイルオンラインが伝えた
http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&u=http://www.dailymail.co.uk/health/article-139867/A-sound-hope-tinnitus-victims.html&prev=/search?q%3DPoll%2Bof%2Btinnitus%2BFrance%26biw%3D1093%26bih%3D484

ニューヨーク大学とバージニア大学の研究で開発された治療法は
「ウルトラクワイエット療法」(とっても静か療法)は
高周波振動にされされることで、脳の誤作動をなくすように
神経細胞をプログラムし直す、というものです

この治療のもとになった考え方は
人はとても高い音を聞く能力を失うと、脳の神経細胞が高い音の代わりに
低い周波数に反応するというものです
これは、音がしていないのにこの反応をおこして、これが耳鳴りとなる
研究者は、これが一部の人々の耳鳴りの原因だと言う

使用される機器には、音楽プレーヤー、アンプ、ヘッドホンがあります
ヘッドホンは普通のものではなく、円盤状のもの(ディスク)を耳の後ろの骨に
当てるような形をしています
これは、アルミニウム、セラミックで出来ていて、音の変換機になります
アンプから出た音楽は、このディスクから振動として頭蓋骨に送られます
この振動によって神経細胞は、あたかも自分の耳から高音を聞いたかのように
刺激されます
振動は片側から送信されているだけですが、脳では両側から聞こえている
と認識されます

この治療では、音は耳よりも、耳の後ろの骨から聞こえることになります
この場合、高周波音は中耳を通って、脳で処理される時には
蝸牛で高周波信号として聞こえた、と認識されます

この治療を週に2回うけた患者の10人中8人は効果があった、と言います
耳鳴りの原因には、耳垢、呼吸器と耳の感染症、老化、大きい音
高血圧などがありますが、原因が不明の場合も多い
大きなストレスが原因の場合もあります
さらに、耳鳴りが聞こえると、人はそれに集中して、その音をさらに持続させて
しまいます
治療の目的は、脳がこの音を無視するようにすることです
効果が現れるのには、1~2年かかることもあります
実験に参加した35~72歳の患者は、4週間で2時間半の治療をしました
そして患者たちは治療中に、効果があった、と言っています

患者の症状は2週間後、元に戻ってしまいましたが
治療を繰り返すことで、脳の神経を維持できる、ということです

5年間耳鳴りに悩んでいるキッドさんは、いろいろな治療を試してみた
と言います
彼女は補聴器のような物をつけて、耳鳴りよりも周りの音に気持ちが行くように
したそうです、これがとても役に立った
そしてカウンセリングも役に立ったと言います
このように耳鳴りは、それを気にする時、大きく聞こえる
そしてイギリスやアメリカには耳鳴り協会というものがあるそうです

NHS(イギリス国民保健サービス)では、音楽療法として
耳鳴りを聞こえないようにするためにBGMを流すことを勧めている
音楽は心を落ち着かせる効果もある
そして耳鳴りを治療するための特定の薬はない、ということです

私は突発性難聴の後遺症から耳鳴りがしていて、毎日薬を飲んでいますので
この記事は興味深く読みました
確かに、気にしないと耳鳴りのことを忘れています
でも、耳鳴りは無いにこしたことはありませんよね

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