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2014年3月13日木曜日

更年期障害、日本と海外の違い

アメリカ人の9割は、ホルモン療法を安全ではない、と言って
拒否するそうです
海外ではエストロゲン療法などで、ガンや脳卒中やアルツハイマーなどの
危険が指摘されて、報道もかなりされたようです

そして一番違うな、と思ったのは、日本のサイトでは
「神経質で几帳面な性格の人、打ち込むものがない、ストレスが多い
 などの性格上の要因が更年期障害を悪化させる」
とどこにでも書かれていますが
英語でこのような内容を検索しても、ヒットするサイトがありません
日本人は性格で更年期症状が悪化するが、外人はしない?

私はさっき書いたような性格なのですが(ちょっと自虐的)
1ヶ月ほど、ちょっと暖かく感じただけで、今のところなにもないです
めまいがあったのは耳の病気だったし
そして「やせている人の方が症状が重い」と書いているサイトもあるのだけれど
私はやせてますよ、これからなのかな

英語のサイトでは、神経質な人が更年期障害になるのではなく
更年期障害で神経質になる、と書かれています
そして、更年期障害によって、ストレスを処理できなくなる、と書かれています
更年期障害が重かった人の人種別の割合です
・ネイティブアメリカン66%、黒人61%、白人58%、アジア系8%、ヒスパニック37%
ひょっとしたら、白人女性の更年期障害って、すごくヘビーなのかも
しれないですね

更年期で減少するエストロゲンは、脳が怒りで爆発するのを抑える働きをしています
これが減ることにより、女性が攻撃的になるのだそうです
アメリカで、更年期の時期に離婚するカップルの65%は
男性からの申し出によるものだといいます
アメリカ人女性は更年期で怒りが爆発するんでしょうか?
こちらのサイトでは、更年期障害が脳に影響している、と書かれています
http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&u=http://www.more.com/health/perimenopause-menopause/how-menopause-affects-your-brain&prev=/search?q%3Dmenopause%2Bpersonality%2Bis%2Binvolved%26biw%3D1093%26bih%3D515
これらも、日本では「心の持ちよう」みたいな話になっていますけどね

こちらはこれらの治療に使われる薬の詳細情報です
http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se24/se2479004.html

これらはエストロゲン療法でもとに戻るのでしょうか
残念ながら、治療で補えるのは、以前の10~15%のホルモンだけです
使用に関しては、最低限の量で行う、ということが大事です
ホルモンを追加したら、いつまでも若くいられるのか
年齢からくる病気のリスクを減らせるのか?

60才以上でホルモン療法をすることが、アルツハイマーのリスクを高める
50才前後でエストロゲンを摂取せずに、60代でエストロゲンを摂取すると
痴呆のリスクが48%大きくなる
中年での摂取はリスクに変化は無い、ということです

自然なエストロゲンの減少は善玉コレステロールの低下と
悪玉コレステロールの増加から、心臓病の増加につながる
一部の研究では、エストロゲン療法が心臓病疾患を増やしたという報告があったために
ホルモン補充療法は、心臓病経験者にはお勧めできません、と
米国心臓協会は言っています
http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&u=http://www.texasheart.org/HIC/Topics/HSmart/women.cfm&prev=/search?q%3DBecause%2Bthere%2Bis%2Ba%2Brisk%2Bcardiovascular%2B,%2Bwomen%2Bestrogen%2Bhormone%2Btherapy%2Bis%2Bless%2Bin%2BUS%26biw%3D1093%26bih%3D484

がん関連の話はアメリカガン協会のホームページにも書かれています
ここには乳がんのリスクは上げないが、血栓、脳卒中は増加させる
と書かれています
http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&u=http://www.cancer.org/cancer/breastcancer/detailedguide/breast-cancer-risk-factors&prev=/search?q%3DBecause%2Bthere%2Bis%2Ba%2Brisk%2Bcancer%2B%2B,%2Bwomen%2Bestrogen%2Bhormone%2Btherapy%2Bis%2Bless%2Bin%2BUS%26biw%3D1093%26bih%3D515

そして10年以上のエストロゲン治療は、卵巣がんのリスクを増加させるなど
ガン、脳卒中、心臓疾患、血栓、などが指摘されていて
これらの研究が続いているようです
危険、とは言われていませんが
安全性が確認された、という言い方もされてはいません
日本語の更年期のサイトを読むと、とても安全な治療だと感じます
日本の掲示板にも「エストロゲンの治療をすればいい」というような
簡単に治るからね、という書き込みが多かったです
アメリカではそのようなイメージはないようです

しかし、症状が重症な場合は、多少の副作用は考慮のうえで薬を飲む
というのが常識です
これらの副作用を理解して、各種検査やがん検診をうける
ということを忘れないでおけば、安心して薬が飲めるのではないでしょうか

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