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2016年2月16日火曜日

チョコレートの健康効果

チョコレートは古代マヤ文明では、神の食べ物という意味の
「kakawa」と呼ばれ、それが後に「cocoa」ココアになったと言います。
http://edition.cnn.com/2016/02/10/health/chocolate-health-benefits/
こちらにはチョコレートが健康にいい、という話が盛りだくさんです。
血管を拡張させ血圧を下げ、血糖値を制御し、
心臓病のリスクを下げ、ストレスを解消する。
がんや認知症の軽減まで、研究は多岐にわたります。

有益な量は、1日大さじ2の純粋なココアパウダーです。

しかし、チョコレートは治療薬として用いることはできません。
これは単に、予防栄養補助食品という位置づけです。
チョコレートに食物繊維を組み合わせることは、効果を大きくする、
という研究者もいます。
http://www.scientificamerican.com/article/why-is-dark-chocolate-good-for-you-thank-your-microbes/

カカオに含まれるポリフェノールが体にいいということなのですが、
ミルクチョコレートに含まれる、砂糖やミルクは体にいいものではありません。
チョコレートの製法によっては、カカオポリフェノールが残っていないものまであります。
一般的には、ダークチョコレートが体に良いということになります。
ホワイトチョコレートには有効な成分が含まれていないようです。

カカオポリフェノールが健康効果を出すためには、
腸内に存在する微生物が関係しています。
腸内の微生物はチョコレートに含まれるフラボノイド
(お茶に含まれるカテキンやエピカテキンと同じような化合物)を発酵させることにより、
抗炎症効果のあるこれらの物質を、血液中に吸収することができる。
その腸の中に存在する微生物が作り出す炎症に対抗する化合物が
心血管やその他に与える利益は、
ダークチョコレートの消費量にリンクしているという。

海外のお菓子と、日本のお菓子の原材料はかなり違うので、
一口にチョコレートと言っても、どれが健康にいいかはわかりません。
たとえば、イギリスの「ウォーカーショートブレッド」はバタークッキーですが、
原材料は小麦粉、砂糖、バター、食塩だけです。
なんとか剤、のような添加物は入っていません。
スーパーで売られている日本のビスケットには、もっと沢山のものが入っています。

日本の明治が発売しているココアパウダーだけでできているココアがありますが、
これなら体にいいかもしれません。
「明治ピュアココア」です、http://catalog-p.meiji.co.jp/products/foods_drink/cocoa_powderdrink/030103/30048.html
砂糖も入っていません。
以前は110g入っていたのですが、最近は80gしか入っていないのですね。

昔の板チョコは、山があって、溝があって、その溝できれいに割れたのですが、
今の板チョコには、山がありません。
山だった所がへこんでさえいるのです。
昔の板チョコを知っている人には信じられないような形状をしています。
食パンも小さくなりましたよね。
なんでも、量が減るし、小さくなるし、実質値上げに消費者が気が付かないと
思われているようですね・・・安心しないでください、気が付いていますよ。

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