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2016年2月4日木曜日

ジカ熱 性感染症だった

日本ではなぜか全く報道されていませんが、
アメリカでは、ジカ熱を発症した人には渡航暦はなく、
そのパートナーが海外で感染していた、ということで、
エイズのように性交渉で感染した、とCDCが発表しています。
http://www.bbc.com/japanese/35480212

またブラジルの保険当局は、男性にコンドームを使うように警告を発しています。
http://latino.foxnews.com/latino/health/2016/02/06/brazilian-health-officials-warn-women-to-be-cautious-with-their-kisses-amid/

ジカのウイルスも、エボラや西ナイルウイルスと同じで、
唾液などの体液に長期間残ることができ、
そこからの感染が懸念されます。
http://www.leparisien.fr/societe/zika-le-virus-decouvert-dans-le-sperme-d-un-homme-deux-mois-apres-son-infection-12-02-2016-5540157.php#xtref=https%3A%2F%2Fnews.google.co.jp%2F

海外では、国民に危険が及びそうな情報があると、このように国が責任を持って
早めに、情報を発表します。
しかし、日本のお役所は、何度も本当かを確かめてから発表します。
ですから、被害者が出てしまったり、危険が広まってしまってから
国がやっと発表することになります。
でもその頃には、ネットで情報を入手できる人が情報を拡散しているので、
お役所の情報なんてなんの役にもたちません。
しかしネットの情報はインチキだと言う人がいるので、
なかなか多くの人を救うことができないのが現状です。

海外で常識であっても、日本でなかなか信用されない、
というのが歯がゆい状態です。
テレビで報道されて、はじめて公認される、というのが今の日本です。
信憑性がない、と思ったら、英語のサイトで調べるといいのですがね。

そういえばもうすぐ原発事故から5年。
甲状腺がんについて、国では「放射能の影響が出るのは5年後」と言い続けてきましたね。
(だから今までの甲状腺がんは、原発とは関係ない、と言ってきました)
(テレビでは言いませんが、かなりの子どもが甲状腺がんになってしまったようです)
その5年後になりました。
これから癌になったら、放射能の影響、と言うのでしょうか。
言わないでしょう。
チェルノブイリでは、沢山の人が放射能で命を落としたり、健康を失ったりしたのです。
これは欧米では常識です。
しかし日本では、原発事故自体が忘れさられてしまっています。

私が以前通っていた、都立K病院は、癌以外の病気は診察しないようになりました。
理由はともかく、今後癌患者が増える、という認識でいいようです。
まあ、がんになったところで、原発事故との因果関係なんて絶対証明できません。
なにも知らずに、普通に癌になった、と思うほうが幸せでいいかもしれないですね。
怨む相手はいない方がいいです。
それに放射能でなる病気は癌だけではありません。

ジカ熱については、今はまだ、わざわざブラジルに遊びに行かなければいい、
というだけの脅威です。
しかし今後、新たな人類の脅威になるのかもしれません。
蚊のいない所でも感染できるようになっているのですから。
日本のお役所が、国民の健康を第一に考えるようになってほしいものです。

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