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2016年2月2日火曜日

都立高校推薦、合格するには

4倍ちょっとでしたが、うちの子みごと合格です。
私は合格すると思っていました。
そんなに背伸びはしていないし、作文得意だし、生徒会やってたし、
それなりに弁もたつし。
なにより討論会で司会を率先して引き受けたのが良かったと思っています。
本人はその司会でミスがあったので、落ちた、と思っていたようですが、
ほかにやりたい、という人はいなかったようです。
塾や学校では、司会なんて冒険はしないほうがいい、
と教えているように聞いています。
確かに下手に手を出して失敗するのは困ります。
しかし積極性が評価されないで、何を評価するというのでしょう。
だからうちでは、司会について、家で用意周到に準備していきました。
試験当日、うちの子の学校では
「司会はたてても、たてなくてもいい」ということだったそうです。

私は司会はやった方がいい、と思っていたのですが、とりあえず子どもには
「司会をやるか、やらないか、決めていった方がいい」とアドバイスしました。
親が一方的に「司会をやりなさい」などと言うのはよくないと思ったのです。
うちの子は「じゃあやる」と言ったので、
その時の手の上げ方や、第一声についても、家でよく話し合いました。
進行の仕方は、学校で先生と練習しました。

試験でどんな風に進めたのかはわかりませんが、
日頃から生徒会の会議の進行をしていたので、そこは問題なかったようです。
そもそも生徒会に入れば、と勧めたのも私です。
もちろん「はいりなさい」なんて言いませんでしたよ。
私が、高校の推薦にいいかもよ、と言ったら、本人がやる、と言ったのです。

うちの子は、面接に想定される内容を全て調べ上げて、
その答えも全て用意して、ファイルする、ということまでしていました。
たとえば「今一番気になるニュースは?」という質問がきたら
(これを聞かれた友達がいました)
「18才選挙権です、政治というと私たちの生活とは遠い存在のように思いますが、
高校の授業料や、大学の学費や入試制度などで、私たちの生活に直接影響してくる
ものだということを友人などとも話し合っていきたいです」とか。
何度も家で練習していましたので、本番ではスラスラ言えたようです。

作文は得意でした。うちでは赤ちゃんの時から、寝る前に絵本を読む習慣がありました。
5年生では週に2,3冊は読んでいましたし、自分で物語を書いたりもしていました。
家族で、分厚い本を読む競争をしたこともあります。
私は「エラゴン」や「ブレイブ・ストーリー」、子どもは「ハリー・ポッター」
七田の教室に通っていたこともあります。
親ができることはいろいろやってあげていたと思います。

高校の特色を踏まえた対策をとっておいたのもよかったようです。
たとえば「文武両道」を掲げている学校だと、
いくら成績が良くても、スポーツの実績が無いと落とされてしまうそうです。

合格発表には、みなさん親御さんが同行するんですね。
合格していれば、制服の採寸とかあるんですが、
うちはひとりで行きましたが、ほとんどの人が保護者同伴でした。

担任の先生も、うちの子の合格にそんなに驚く風でもなかったようです。
あなたなら、みたいに思っていてくれたようです。
なにより、うちの子に卒業文集の仕事をまかせられる、と喜んでいたそうです。
うちには一足先に、春が来ました。

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