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2017年9月11日月曜日

巨大台風洪水で東京5区に広域避難指示

東京の5つの区、葛飾、足立、墨田、江戸川、江東の各区では、
930ヘクトパスカルの台風の直撃が予想される時、
その24時間前に避難指示を発令、区の外に電車などで避難する、
ということを考えています。
5つの区の人口は258万人。
そのうち161万人は自宅待機可とされています。
https://www.city.sumida.lg.jp/anzen_anshin/bousaitaisaku/koto5ku_suigai.files/honpen.pdf

2階建て以下に住んでいる人は、避難しないと死んでしまうかもしれません。
5つの区で、その数44万人。
その水が2週間以上も引かない所が広範囲に及びます。
その場合、マンションの上階に住んでいたとしても、
救助されないと命にかかわることになります。
それで、避難対象は100万人を超えることになります。

台風の予想が出た場合、3日前にいずれかの区長が呼びかける。
1日前に避難勧告が発表されます。
12時間前、外に逃げるのが困難な人は水没しない上階に避難するように呼びかけ。
アメリカでは3日前から避難が始まるのでしょうが・・・
アメリカでは前日に避難をした住民でさえ
「私はバカでした、もっと早く避難すればよかった」と言うほどです。
もちろんまだ天気は快晴でなにも起こってはいません。

今回あの、群馬大学の片田先生が、この避難政策に参加しています。
片田先生は、東北の津波から逃げる、という教育をしていた人で、
この先生の指導で、釜石では被害者が出なかった、という人です。
東京でも人々は救われるのでしょうか。

水没後の救助には1日140機のヘリコプターが動員できても
1日あたり2100人。
ボートで救助できる人数は多い予想ですが、マンションではどうやって
ボートに乗り移るのでしょう。
各家庭で、数日分の食料と水を常備しておくように呼びかけることが
必要でしょう。

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