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2019年4月21日日曜日

お薬手帳

お薬手帳を持っていると、ほんのちょっとお安くなることは以前に書きましたが、
それ以外に、とても重要な役目があるそうです。
もし災害がおきて、病院も非常事態になると、
いつもの診察ができなくなります。
急を要する人でいっぱいになる、また病院も被災することもあります。
通常なら診察しないとだせない薬も、こんな時は、
お薬手帳を見せるだけで受け取ることができるのです。
いつもの薬お願いします、と言えばいいのです。
いつ地震がおきるかわからない日本。
常備薬のある人は、お薬手帳を携帯していると安心です。

これは「災害時用にお薬を少し多めにくれないかしら」
という患者さんに対して受付の人が話していたことです。
ほとんどの先生は「多めに」と言えばどんどん薬を出してくれますが、
ここの先生は、多めに出した場合、それも飲んでいるかもしれない、
という心配をするのです。
多めに飲んでいたら、適切な投薬量が分からなくなってしまいます。
認知症の人が増えているから、こういう心配も必要です。
認知症でも、普通の会話はできますからね。

多めに薬を出したのに、その後薬が変わった場合、
多めに出した薬が無駄になってしまいます。
ちゃんとここまで考えている先生もいるのですね。

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