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2019年4月4日木曜日

痰の吸引

昨日で介護職員実務者研修の受講が終わりました。
ものすごく大変だった。
講習で痰の吸引というのがあります。
痰の吸引は今までは看護師などの医療職しかできませんでしたが、
介護は人手不足、特に夜勤の看護師はほとんどいないので、
介護職でもできるように、ということでこのような研修になっています。

講習の内容は機器の取り扱い方と、作業手順。
覚えるのがとても大変でした。
5回練習したら、すぐに講師の前で試験です。
作業の途中で「苦しくないですか」などの声掛けも忘れてはいけません。
そう、痰の吸引は苦しいらしいです。
吸引のチューブはくるくる回したり、常に移動させないと、
のどを傷つけてしまうことにもなります。

手順の最後には、医療職への報告もあります。
痰の色、量など、患者の様子の変化などを報告します。
痰の色は普通白か透明です。
ここで痰の色が黄色や緑の場合、以後、痰の吸引は医療職がやることになります。
介護職ができるのは健康な人の吸引だけだからです。
施設によっては痰が黄色いだけで、入所ができないかもしれません。
痰が黄色いということは何かに感染しているからです。
私はいつも痰が黄色いんですが・・・・

痰の吸引の資格をとるためには、この後さらに講習をうけ、
病院での研修も必要なので、
私は痰の吸引は仕事ではしないと思います。
テキストにはこう書かれています。
「介護士が痰の吸引で利用者に怪我をさせたり状態を悪化させた場合は
 介護職が責任を持つことになる」
責任とらされるらしいです。
医療職はそれが仕事なので、看護師は時給の場合2000円くらいもらうのですが、
介護士なんて安い時給でそんな責任とれますかい。
家で介護をする場合、親族は無資格でも痰の吸引ができます。

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