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2019年5月29日水曜日

川崎殺傷事件 岩崎の動機

それは「復讐」
社会への復讐ではなく、家族への復讐。
凶悪犯になれば、家族構成や生い立ちが報道される。
そうなれば、自分の不幸な生い立ちが公に知れ渡る。
虐待をしていた祖母はもういない。
でも助けてくれなかった叔父夫婦、従兄弟たちは親族が凶悪犯となった。
そのために彼は凶悪犯になる必要があったのではないか。

従兄弟たちはきっといい大学を出て、いい会社に入って、結婚も普通にしたのでしょう。
叔父はそんな子供たちを自慢したかもしれない。
これに比べてお前はなんだ、と言われていたのかもしれない。
ハリーポッターを見た人にならわかるでしょう。
ハリーもそんな感じだった。
ハリーと違うのは、彼には魔法が使えないこと。
家から出ていくように言われていたのかもしれない。
そうなるとホームレスになりそうだ。
常に邪魔者扱いされて自暴自棄になった可能性もある。
殺人鬼は造られたのかもしれない。
霊能者を呼んで犯人本人に聞いてみないとわからないことですが。

今日のワイドショーでは、親族、叔父夫婦との関係が険悪だった、と言われている。
彼の生い立ちの過程で、親族に恨みを抱くような状況があったようだ。
彼は子どもの時にやさしくされた経験がないのだろう。
親族たちは介護の相談を役所にしていたようだが、彼の心配はしていない。
思いやりのない家族が、思いやりのない人を造ってしまう。
家族がひどくてもちゃんと育つ人がほとんどだが、
たまにこういう人を造ってしまうのは事実。

年齢的には従兄弟たちの子どもは就職や結婚をするような年齢。
しかし、親族に凶悪犯がいたら、普通に結婚できるでしょうか。
親の因果が子に報い・・・・昔の人はそう言った。
1人の子どもを邪険に育てた結果、沢山の人がとばっちりをうけて
みんなが不幸になってしまった。

日本の殺人事件はほとんどが家族間だという。
日本人はスキンシップやコミュニケーションが苦手だ。
それでいていつまでも親と一緒に住んでいる。
家賃が高いのと賃金が安いのが原因だろう。
池袋の通り魔は、母親を思い出して、女性ばかりを狙ったという。
犠牲になった方々のご冥福をお祈り申し上げます。

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