それは「復讐」
社会への復讐ではなく、家族への復讐。
凶悪犯になれば、家族構成や生い立ちが報道される。
そうなれば、自分の不幸な生い立ちが公に知れ渡る。
虐待をしていた祖母はもういない。
でも助けてくれなかった叔父夫婦、従兄弟たちは親族が凶悪犯となった。
そのために彼は凶悪犯になる必要があったのではないか。
従兄弟たちはきっといい大学を出て、いい会社に入って、結婚も普通にしたのでしょう。
叔父はそんな子供たちを自慢したかもしれない。
これに比べてお前はなんだ、と言われていたのかもしれない。
ハリーポッターを見た人にならわかるでしょう。
ハリーもそんな感じだった。
ハリーと違うのは、彼には魔法が使えないこと。
家から出ていくように言われていたのかもしれない。
そうなるとホームレスになりそうだ。
常に邪魔者扱いされて自暴自棄になった可能性もある。
殺人鬼は造られたのかもしれない。
霊能者を呼んで犯人本人に聞いてみないとわからないことですが。
今日のワイドショーでは、親族、叔父夫婦との関係が険悪だった、と言われている。
彼の生い立ちの過程で、親族に恨みを抱くような状況があったようだ。
彼は子どもの時にやさしくされた経験がないのだろう。
親族たちは介護の相談を役所にしていたようだが、彼の心配はしていない。
思いやりのない家族が、思いやりのない人を造ってしまう。
家族がひどくてもちゃんと育つ人がほとんどだが、
たまにこういう人を造ってしまうのは事実。
年齢的には従兄弟たちの子どもは就職や結婚をするような年齢。
しかし、親族に凶悪犯がいたら、普通に結婚できるでしょうか。
親の因果が子に報い・・・・昔の人はそう言った。
1人の子どもを邪険に育てた結果、沢山の人がとばっちりをうけて
みんなが不幸になってしまった。
日本の殺人事件はほとんどが家族間だという。
日本人はスキンシップやコミュニケーションが苦手だ。
それでいていつまでも親と一緒に住んでいる。
家賃が高いのと賃金が安いのが原因だろう。
池袋の通り魔は、母親を思い出して、女性ばかりを狙ったという。
犠牲になった方々のご冥福をお祈り申し上げます。
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