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2012年12月8日土曜日

非結核性抗酸菌症の治療効果その2

オックスフォード・ジャーナルの記事から
非結核性抗酸菌症のMACと呼ばれる菌でおこる感染症に対するものです
私はこの患者で、英語の記事を紹介しています

そのうち12人は「lost」と書かれていますので
副作用で脱退したか、ほかの事情でいなくなったようです

6ヵ月後、41人中32人(78%)は痰の検査で、菌が陰性になったつまり成功です
治らなかった人が9人
この治らなかった9人中、7人は痰の減少と咳の減少があった
またX線でも改善が見られたということです
全体の中には、肺に空洞のある重度の患者も含まれています
この結果は、クラリスロマイシンとほかの薬(アジスロマイシン)と比べた治療効果は
こちらの方がずっと良かった

このうち40%が副作用のため、投薬量の減少などの措置をとった
 5人  クラリスロマイシンの量を半分の500に(アメリカは1000ミリグラムの投与)
 6人  クラリスロマイシンが効かなくなった
17人  リファブチンの減量、胃腸障害等
13人  上記の2剤のうち1剤しか使えなくなった
 
日本のサイトでは見かけませんでしたが
アメリカのサイトでは、副作用は一般的です、と書かれています
沢山の副作用を払いのけてゴールに到達、ということです、ガンバ

ここには、リファブチンの副作用が一番の問題だ、と書かれています。
40%の人に副作用があったということです
ちまみに、クラリスでは10%だったと書かれています
リファブチンに詳しいサイトです

投与された人数 3216人のうち(エイズではない非結核性抗酸菌症 510人)
副作用があったのは 1087人(33.8%)

白血球減少症  195件(6%)
尿変色       172
悪心        127
発疹        110
嘔吐         83
発熱         70
肝機能異常     62
腹痛         57
貧血         56
血小板減少    51
下痢         44(1%)

一番多い白血球減少でも6%なので、頻度が高いとは言えないかもしれないです
薬を飲む前に、これを見たら、誰でも考えてしまうでしょう
しかし、この病気は、症状が出ていて治療をしない場合は
死亡するという難治性の病気
治療は長期にわたりますので
医師との信頼関係は大事だ、ともアメリカのサイトには書かれていました。

この病気のこのほかの情報は、下と右のラベル非結核性抗酸菌症から読めます

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