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2018年8月17日金曜日

初任者研修試験難しい

昨日講習の最終日に試験を受けました。
35問で東京は70点で合格です。
4択で間違っているものを答えなさい、でした。
1問3点くらいなので、10問間違えなければ合格です。
埼玉は75点で合格だそうです。
それほど東京は人手不足なのでしょう。
東京の高齢化はすごいですから。

試験が難しいのは、ことばの言い回しのせいです。
テキストの中の、赤い字を全部覚えていても100点取れない感じです。
授業中に「ここ線ひいて」と言われたところがそのままでるわけでもありません。

たとえば、授業では「地域包括支援センター」で支援をする、
という講義でしたが、テストには
「都道府県地域包括支援センター」
という記述があるのです。
地域包括支援センターは地域なんだから、地区町村のはずです。
じゃあそれで問題解けるでしょう、と思う人もいるかもしれませんが、
もしちゃんと地域包括支援センターの仕事内容を勉強していても、
こんな記述があったら「あれ?そんなのあったっけ?」
と思ってしまうでしょう。
授業で地域包括支援センターとしか習っていないのだから、
この問題はとても悩みますよ。

私の前の席の人は、再試験、つまり前回落ちているわけです。
見た感じ、魚やのおじさん、と言う感じの50代後半の男性でした。
試験中に「ん~わっかんないな~」を連発。
これじゃあ、今回も怪しいな。
もう勉強なんて何十年もしてない人がうけるようなテストなんだから、
もっと授業やテキストに書かれていることをそのまま出せばいいんじゃないのかな。
受験のように落とすのが目的ではなく、
理解を確かめるテストなんだから、
テキストをちゃんと読んでいれば全問わかるような問題にすればいいのに。
介護の制度や、ケアで大事なこととかを問題に出せばいいのにね。

かと思えば、そんなの常識でしょう、みたいに簡単な問題もありました。
学校によって問題が違うのかもしれません。
でも人の命をあずかる仕事の試験なんだから、
全国統一の内容でなくていいのかな。

再試験は、受けたものと同じものだったり違ったりするそうです。
ということは、テストは何種類かある、ということです。
今回私の前の席でテストを受けていた人は、
きっと前回と違う内容だったのでしょう、
かわいそうに。
もっと仕事に役立つような試験だったらいいのに、と思いました。

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