小中学校の統廃合を進める、という方針を文部科学省が出す、というニュースですが
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20140527-567-OYT1T50153.html
うちの近所には、歩いて通える小学校が6校もあります(東京です)
それも1校に1学年2クラスをやっと作れるほどしか生徒がいません
うちから、こどもが歩いて10分以内に2校
20分以内にさらに2校、違う方角に歩いて25分以内にさらに2校あります
最後の2校は歩いて5分しか離れていません
おまけに学校選択制なので、どの小学校に入ることもできます
バスに乗って、さらに少し離れた学校に通う子も珍しくなく
うちの子が小学校を選ぶ時は、8校が候補にあがりました
さらに言うと、隣の区に越境通学する子も多いです
水泳の北島選手も、地元の学校ではなく、隣の区の中学校に通っていました
そしてお金があれば私立に行く、という選択もあります
でも小学生ですから、うちは一番近い学校に入れました
この学校はあまりいい学校ではなかったし、意地悪な同級生もいて
こんな学校を選んでしまった私は、後でとても後悔しました
学校選択制なんて、やめて欲しいと思います
それより、学校でいじめられた時に、転校できる制度を作って欲しいです
入学人数は、保護者の間のうわさ話で増えたり減ったりして、本当に悪い制度です
素行の悪い子がいると、次の年に、入学人数が激減したりします
ひとつの小学校では、ある年に1年生が一クラスになってしまいました
そうすると、クラス替えがないのを嫌って、こどもが集まらなくなります
そうして、その後はずっと一クラスが続いているのに、この学校は廃校になりません
すぐ近所に小学校がたくさんあるのにもかかわらずです
きっとこの学校は廃校にはならないと思います
うちから自転車で20分くらい走ったところにある小学校は
1学年1クラスしかないのに廃校にならず、ずっと存続しているからです
その学校は、4年生がありませんでした、入学するこどもがいなかったからです
この学校を見学したことがありますが、静かな学校でした
子供が少ないのが魅力で入学する人がいるのではないか、と思われます
この小学校のすぐ近くには、人気のある小学校があって、ほとんどの子供は
そちらの小学校に入学してしまいます
一クラス作るのがやっとの小学校を、なぜ廃校にしないのか、不思議です
税金の無駄にならなのでしょうか
この地域は数十年前は、子供がとても多かったのだそうです
それで沢山の小学校があるらしいですが
今は東京でもかなり高齢化の進んだ町のひとつだと思われます
道を歩いていると、白髪の人ばっかりですから
少子化の東京で、こんなにたくさんの小学校が、この狭いエリアに必要なんでしょうか?
文部科学省は「指針」を出すだけでなく
無駄に多い学校をなくすように、指導して欲しいものです
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