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2015年7月25日土曜日

咳喘息なのかも

そもそも咳はなんで出るのでしょうか。
肺を守るために、ゴミを気道から出すために出ます、そんなの知ってるよ、すいません。
どうやって咳をだしているのか、というと。
咳受容体が刺激を感じると、迷走神経求心線維を通って、
咳中枢に刺激が伝えられ、喉頭、横隔膜、肋間筋が収縮して咳が出ます
http://lsim-forum.jp/archives/pdf/forum09/no60_03.pdf
この咳中枢に働く薬がメジコンです。この薬には去痰作用もあるのですね。
http://kusuri-jouhou.com/medi/obesity/dextromethorphan.html

痰などが過剰に出てこれが咳の刺激になることもあります。
この痰を出そうとしてまた咳が出て、その刺激で・・・・やれやれです。
副鼻腔炎が原因の咳も多いそうです。

で、咳喘息ってどういう病気なんでしょう。
http://www.myclinic.ne.jp/imobile/contents/medicalinfo/gsk/top_respiratory/respiratory_006/mdcl_info.html
風邪をひいたあと、2~3週間咳が止まらない場合、
咳喘息が疑われるそうです。
患者の6割が女性、40~50代に多い、
何度も繰り返しなるそうです。
アレルギーのある人に多く、アレルギー反応で気道が炎症をおこすのです。
喘息のようなヒューヒューする音も、痰や熱もなく、空咳が続く。
会話、運動などで咳き込みやすい。
咳の原因が、風邪、ハウスダスト、気温、気圧の変化である。
あれ、私の症状にぴったり。
でも私は夜咳で目が覚めることはないな。
咳喘息の診察では、ペットを飼っていないか聞かれるらしいですが、
昨日先生に聞かれました。
どうやら昨日診察してくださった先生は咳喘息を疑っているようです。

咳喘息になった人のブログを発見
http://easyramble.com/cough-variant-asthma.html
そんなに苦しいんだ。
そしてこの人がかかったという呼吸器の病院のサイトです。
http://miyagawaiin.nzjp.net/04_11.html
咳喘息の患者さんの経過などが書かれています。

それで昨日は飲み薬、五虎湯とプランルカストが出たのですね。
プランルカストは「オノン」という名前でも知られている、喘息によく効く言われている薬です。
そして咳喘息では「気管支拡張薬」がよく効くのだそうです。
私はテオドールを飲むと楽になるので、
咳喘息のようです。
咳喘息自体は重い病気ではないのですが、
3割位の人が、本格的な喘息になる、とネットには書かれています。
今度は咳喘息かい。
確かに、非結核性抗酸菌症だからって、いつでもこの病気で咳が出るとは限らないものね。

そして大事なのは、早期発見早期治療、だそうです。
ほんとうはもっと早く病院で診てもらいたかったのですが・・・
いろいろあった(すったもんだはここ数日書いています)

咳喘息では、正しく薬を使えば、すぐによくなるそうですが、
慢性的な病気なので、しっかり治るまで治療を継続しないと、
再発したり、喘息になってしまったりするので、
治ったと思っても、自分で勝手に薬をやめてはいけないそうです。
そして普段から発作が起きないようにすることも大切だそうです。
めんどくさい病気だな。
大きい病院の先生は患者さんが帰る時(たぶん)全員に「風邪をひかないように」
と言っているようですが、
呼吸器の病気には「風邪は万病の元」であるようです。

さらに咳の原因、喘息の原因が、ストレスであることも。
咳の原因が心身症であることがある、というのです。
これだったら大変。
心身症になる人に多い性格として、
・責任感が強い・理想が高い・やると決めたら実行しないと気がすまない
だそうですが、私に責任感なんてあったかな。
そして、無理をしていないつもりでかなりの無理をしているのだそうです。
http://www.industriroyal.com/seki-sutoresu.html
そして、咳が長引くこともストレスになる、と書かれています。
ホントに、咳にはうんざりです。

咳が出ないようにするには、辛いもの、冷たいもの、のどに詰まりやすい食べ物は
避けたほうがいいようです。
辛いものは咳を誘発します。
寝る前の飲食や食べすぎは、胃酸の逆流で咳を誘発することがあります。
冷たいものは咳が出ますが、カキ氷食べたい!だって暑いんだもの。

非結核性抗酸菌症の仏様あらわる

きのうの続きです。
昨日書いた病院の先生は、仏様のような人でした。
神様じゃなくて、仏様なのは、先生のお顔を見ればわかります。
診てくれました、これからも診てくれるそうです。
私の書いた手紙を読んで「大変だったね」と笑って言ってくれました。
もう涙が止まりませんでした。
医療の半分は気持ちでできている、と確信しました。
なんかもう大丈夫だと思えます、まだ何もしていないのに。

この病院は予約はいりません。
住宅地にある普通のクリニックですが、待合室の時計には、
先生のいた大学病院の名前と、先生の名前の下に教授、と書かれています。

非結核性抗酸菌症についてもすごく詳しくて、この日は少しだけ話してくれました。
大きい病院の先生にいろいろ聞いてるでしょ、と言われましたが、
何も言ってくれないから自分で調べました、と言いました。

この日はレントゲンと、アレルギーの採血をして、
咳の薬を出してもらいました。
CTを撮ったのが1年前なので、検査をする専門のクリニックがあるので、
そこで来週CTを撮る予約をしました。
あとは今までかかっていた病院から検査結果をもらってくればいい、と言ってくれました。
今までの画像をみれば、病気が進行しているか、わかるそうです。

先生は「この病気は治らないから、うまく付き合っていかないとね」
と言い、人によって病気の進み具合が全く違うから、
その人にあった治療をしないと、と言います。
これからは私オーダーメイドの治療を先生が考えてくれます。
人によっては、なんにもしなくても全然悪くならない人もいるし、
1年薬を飲んで、しばらく様子をみて、という人もいる。
中には若いのに、病院に来た時にはとても悪くなっている、という人もいるそうです。
決まった治療はない、というのは、今までの病院とは随分違います。
MACとひとことで言っても、数え切れないほどの菌の種類があるので、
薬を飲んだ時には、ひとつ治しても、次の菌が増えたりするのだそうです。
それに、先生は沢山の患者さんを診てきたんだな、とさらに安心。

やった~、この病気にとっても詳しい先生ゲットしました!
超高望みでしたが、かないました。
家からも近くて、いつでも診てもらえます。
それに混んでいません、こんなにいい先生なのに・・・・
帰る時には、待合室には誰もいませんでした。
近所には小さな病院がとても多いのです。
先生は今でも大学とは交流があるようで、土曜日は大学の若い先生が勉強に
くるのだそうです。
偉い先生みたいだけど、すごくやさしい先生です、小児科でもいいような。
隣で奥さまかな、女の先生が小児科をやっています。
受付の人もやさしかったです「暑かったけど具合悪くありませんか、お水飲みますか」って。

今回の私の咳は、痰がからんだ咳ではないし、
この病気が悪くなっているようではないようです。
気管支が敏感になって咳が出ているのかもしれないし、
アレルギー性のものかもしれない、ということでした。
さすが医学部でお医者さんの先生をしたり研究をしたりしていた先生です。

そういえば、台風の時や、雷が鳴ったり、大気が不安定だと少し苦しくなります。
この病気では、気管支の炎症を併発したりもするそうなので、
私の場合、肺の病気が悪くなっている、という感じではないようでした。
今日もらった薬は、抗生物質ではなく、漢方薬と、アレルギー性の咳を止める薬です。
漢方薬は「五虎湯」(ごことう)、これは飲んだ人の半分が楽になるといいます。
でもこれ「麻黄」が入っているから、夜はやめて朝から飲もうと思います。
体力のある人に出る薬だそうです。
そういえば、階段を駆け上ったりできる?って聞かれました。
もちろんできます、ぜんぜん平気と答えました。

私が喀血したことがある、という話にも、先生はレントゲンを見て、
それはそんなに心配するようなものではないのじゃないか、
と言っていました。
普通は喀血するくらいなら血痰が続くようです。
私は血痰は出たことがありません。
私は自分がどれくらい悪いのか、聞いてみました。
前の病院だと、随分悪いような話だったのですが、
そんなに悪くはないようでした。

また来週行くんだ。るんるん♪

2015年7月24日金曜日

誰でもいいから診てください

きのうの続きです。
今日は一番アットホームだと思った病院に行ってみようと思います。
病状の説明と今までの経緯は、ちゃんと説明する自信がないので、
レポート用紙に書いていきました。
今日のブログは私のブログのおさらい、プロフィールの復習になります。

「非結核性抗酸菌症で4年前から大きい病院に通っています。
 風邪くらいだったらほかの病院で診てもらって、と言われています。
 今回も診てくださいと電話しましたが、風邪を引いて1ヶ月位咳が出るのは
 普通、と言われ診てもらえません。
 
 NTMは4年前に2回少しだけ喀血しました。
 近くのクリニックで癌を疑われ今の大きい病院を紹介されました。
 そこでは1年間経過観察でしたが、その1年間酷い咳が出ていました。
 咳が止まったのは、風邪を悪化させて近所の病院で抗生物質を飲んだからです。
 3年前に気管支鏡でMACが診断されました。
 この月から2年間3種類の薬を飲みましたが成果はなし。
 菌が点在しているので、手術は不可です。
 去年から経過観察、特に変化なし。

 大きい病院の名前を言うと、どこでも診てくれません。
 だからこの病院はやめたいと思っています。
 風邪をひいた時に、なにも知らせていない病院行くと
 何度もCTを撮ることになります。
 大きい病院では画像一式出してくれるそうです。
 こちらでも診ていただけないかもしれませんが、
 なにかいいお考えがあれば教えていただきたいと思い、
 ネットで調べて来てみました。

 (ここには前々回のブログで書いた、近くのクリニックの先生に怒られたことを書きました)
 今日も少しぜーぜーするので、早くどこかで診ていただきたいのです。」

自分で読んでも、なんてかわいそうなんでしょう、としか思えん。

2015年7月22日水曜日

やっぱりダメでした

昨日の続きです。
今かかっている大きい病院の先生に勇気を出して電話してみました。
咳がでたら近所の病院で診てもらってって先生に言われていたので、
風邪をひいてから咳が止まらないので、近所のクリニックに行ったことを伝えました。
いつも使っている電車の出口からすぐの所ですから、近所です。

もちろんあの先生の名前はいいませんでした。
よけいに機嫌が悪くなりそうだから。
でも、がんばって「大きい病院で責任をもって診てもらうように言われた」
とは言いました。
(呼吸器の病気なんだから、呼吸器に症状が出たら、診るのがあたりまえ、
 あなたの病院は無責任、と言われたのですが、さすがにこれは言えません)

咳はそんなに酷くないことを言うと、
風邪をひいてから1ヶ月位は咳が出ても不思議じゃないから、
来月になっても咳が出ていたらまた電話して、とのこと。
ほら、やっぱり診てもらえない。
絶対ダメだと思っていました。

この後、もう一回病院に電話して、病院にある情報をもらえるのかどうか
受付に聞いてみました。
この時は、先生の名前は言いませんでした。
カルテのコピーはできないけど、先生が今までの診察情況を手紙に書くのだそうです。
だから先生がダメって言えばもらえないそうです。
でも今回は、先生がどこかの病院で診てもらえ、と言っているのだから
大丈夫でしょう。
気管支鏡やCTなどの検査結果も情報として出せるそうです。
これにも先生の同意が必要。
コピー代や画像の複製代はかかります。
情報が欲しいというのは、先生に直接お願いする必要はないとのこと。
事務から言ってもらえて、それらの情報は受付で渡してもらえるそうです。
大きい病院はこういうところはいいですよね。

昨日行ったクリニックの先生は、なんにも知らないのに診察なんかできない、
というだけではなく、なんかもう、いろいろとプライドにさわったのだ
と思いました。
下請けにされた的な。
いや、いきなり神降臨ラスボスレベルの先生でした。
上にカッコで書いたことを聞けただけで、
追い帰されましたが、行ったかいがありました。

今日は途中下車して、以前私がブログで紹介したクリニックの
ひとつを見てきたのですが、今日は休診日でした。
ホームページによると、初診の予約は1ヶ月以上先だそうです。
とりあえず一番早い日にメールで予約を入れてみました。
その後気がついたのですが、ここもテレビ出演多数のようです。
とっても便利な所だったのに、残念。

今度どこかのクリニックに行く時は、先生が診てくれない、と言わないで、
先生は専門が違うから、とでも言おうと思います。
この大きい病院を私に紹介した近所の先生は、私ががんだと思ったので、
ここを紹介したのです。
私はがんの患者さんのように一刻を争うような病状ではないので、
私自身も、1ヶ月くらいほっといてもいいかな、と思ってしまいますが、
昨日の先生の言葉には、はっとする思いでした。

ひょっとしたら、風邪をひいて炎症をおこした肺は、
私の病気の菌にとっては、勢力拡大の絶好のチャンスなのかもしれません。
今のうちにしっかり治しておくことは、
ひょっとしたら大事なことなのかもしれません。
私は誰にも診察してもらえませんが・・・ 

あしたは別の病院にトライします。

2015年7月21日火曜日

大変なことに・・・

昨日の続きです。
早速昨日行ってみたい、と書いたクリニックに行ってきました。
簡潔に言って、もう死にたい。
私は悪くないですから、私は「え~」しか言ってないですし。
今日は混んでいるらしく、1時間半くらい待ちました。

私が非結核性抗酸菌症なこと、今までの経過を紙に書いて、
風邪をひいたら、近くのクリニックで診てもらって、と言われている、
と言ったところ、その先生にめっちゃ怒られました(涙)

その先生曰く「あなたの病院は無責任です。
 咳が止まるまで、ちゃんと治療するように、と私に言われたと言って
 診てもらいなさい。
 この病気は、同じ医師が長期にわたってちゃんと治療することが大事なんです。
 もう4年も診てもらってるんだから、これからうちで診ることもできません。
 私を便利屋のように使うんじゃありません。
 今日は診察料もいらないから。
 待合室にたくさん待ってるから、もう帰りなさい」
受付にいたとても上品なご夫人に「ごめんなさいね」と言われました。
奥様でしょうか?

なんか「無責任な病院」で死ぬまで診てもらいなさい、と言われたのが
一番ショックでした。
それに、この話を私が大きい病院で先生にするんですか?
「あなたは無責任です」って?ありえないです。
「風邪をひいた時もちゃんと診てください」って?
なんか素手でステーキ持ってライオンにご飯をあげにいく感じです。
大名のけんかにはさまれた小役人状態かな。

その時は思いませんでしたが、今思うと、
この先生の言っていることは理になかっていて、
この先生すごいわ。
でもどうする。
昨日も書いた小児科の先生も「診てもらえばいいのに」って言うんだけど、
(私を大きい病院に紹介してくれた先生です)
この先生の電話なら、無理して予約をいれてもらえるだろうけど、
私が電話して予約が入るわけないでしょ。
それでまた昨日のブログに戻ってしまいます。

でも、咳のことを考えると咳が出るのはなぜでしょう。
昼間アルバイトをしている時には全く咳が出ないのに、
待合室にいると沢山出ます。
咳止めは、なんとか神経に作用する、と書かれていたので、
神経や脳に関係するのでしょうか?
咳のことをすっかり忘れたら、咳はでないのでしょうか?
だったらいいのにね。
このクリニックの待合室にある雑誌には、このクリニックの先生の対談が
載っていました。

この続きはあした。

2015年7月20日月曜日

東京の呼吸器内科の病院

風邪を引いた時に気軽に診てもらえる病院を探しています。東京です。
私は非結核性抗酸菌症という病気なのですが、
以前近所の医院で、なんの検査もしないで「喘息です」と言われて
酷い目にあっているので、大きい病院で診察していた先生を探します。
この先生は自分で「僕が診察するとみんな喘息になるんだよ」と言っていました。
ですから「喘息」の専門の病院は除外します。
実はこの医院の先生は、近くの大学病院で週1回診察をしています。
なので、大きい病院にいただけではなくて、同じ病院に長くいて、
役職のついていたような先生がいいな、と思っています。
先生のプロフィールや病院のサイトに非結核性抗酸菌症、と書かれていれば
ベストです。
患者の私が、病気について説明するなんて、論外ですから。
東京都内で検索してみました。

上の条件にあてはまるし、非結核性抗酸菌症にも詳しそうな先生を見つけました。
でも、病院のサイトに「テレビ出演」として、たけしの・・・とかいろいろ書かれています。
池袋なのですが、ここは混んでいて予約がとれそうもありません。
テレビの力恐るべしです。
http://otani-clinic.com/
いつも診てもらっていても、具合が悪くなっても、
混んでいたら診察できないとも書かれています。
これでは近所の病院という意味がありません。

私の家からお茶の水は近い方なので「御茶ノ水呼吸ケアクリニック」
http://www.sas-care.jp/director.html
もどうかな、と思います。
すごいなと思うのは、専門的な呼吸リハビリテーションがあることです。
都内でこのようなリハビリをしている施設はほとんどない、と書かれています。
診療内容に、非結核性抗酸菌症と書いてあります。
駅の前というのも便利、お茶の水は東京駅からすぐです。
ここの先生は沢山本を書いているようです。

私が行ってみたいのは「中田クリニック」
http://www.nakata-clinic.jp/index.html
虎ノ門病院の近くなのですが、この病院で部長をしていたのだそうです。
虎ノ門病院には呼吸器感染症の専門の先生もいて、
私と同じ病気の患者さんも多いようです。
地下鉄霞ヶ関駅降りてすぐ、厚生労働省の近くです。
この先生は厚労省の仕事もしているようです。

家から近いのなら、山手線駒込駅から3分のところにある
「みやけ医院」というところにも行ってみたいです。
ここの先生は、東京医科歯科大学病院に長くいたそうです。
http://www.miyakeiin.com/
外観も普通のクリニックです。
予約とは書いていないので、町のお医者さんという感じでいいな。
うちの近所の小児科の先生がこんなかんじです。
東大卒で、小児科の部長をしていたんですが、
待合室に貼り出すでもないので、患者さんはそんなに多くないんです。
重い病気の時には、予約のなかなかとれない、その大きい病院に電話をして、
「明日うちの患者行くから、予約入れといてね」と言ってくれます。
大きい病院と提携しているってこういうことでしょうか。
この先生病院やめて10年以上経つのですが・・・

新宿にある「谷本呼吸器内科クリニック」は呼吸器の専門の先生が
何人もいるようです。
予約制ですが、当日具合が悪くても診てもらえるようです。
http://www.tanimoto-clinic.com/

プロフィールを見て、すごいな、と思ったのが「桜内科クリニック」の先生です。
非結核性抗酸菌症の本を沢山書いています。
http://www.setagaya-sakura-cl.jp/doctor.html
うちからは遠いのですが、是非相談に行ってみたいです。
でも元気な時じゃないと行けないです、病院なのに・・・
東京農大の近くなので、どの駅からも遠いようです。
近所の人がうらやましい。
このように、ありあまる専門知識を持ちながらも、
近所の元気なお爺ちゃんお婆ちゃんで待合室が満員、というのはもったいないな。

最近出来たばっかりのクリニック「みかわしまタワークリニック」
http://www.mikawashima-clinic.com/
このタワーマンションができたのは知っていましたが、
呼吸器内科が入っているとは知りませんでした。
三河島駅すぐです。

東京の文京区あたりはお金持ちが住む所、
だからお医者さんが沢山自宅で開業しています。
電柱という電柱には1本ずつ違う医院の広告が書かれています。
一方多摩地区には大きい病院も少なく、呼吸器など専門で診る病院はすくナです。
東京とひとことで言っても、地域で事情は全く違います。

私の病気って、大きい病院じゃないとダメなのかと思っていましたが、
個人の病院でもいいのかもしれません
国の政策でも、すぐに大きい病院に患者が来ないようにということで、
紹介状がないと5千円払うようになっていますよね。
どこの病院も、先生が元いた大きい病院と提携しているし、紹介もしてくれます。
大きい病院にいた先生なんだから、診察も同じですよね。
今まで大きい病院でできなかったきめ細かな診療ができるように、
自分の病院を作った、という先生もいました。
私は経過観察なので、近所の病院でもいいんじゃないかと思っています。
近所にいつでも診てくれる先生がいるって安心です。

でも、病院を変えるようにそそのかすものではありません。

関連記事:呼吸リハビリテーションっていうものがある
http://unyunenemama.blogspot.jp/2013/06/blog-post_7221.html

2015年7月19日日曜日

病気の前向き研究、後ろ向き研究

私はこれがちゃんとした日本語だとは思いませんでした。
英語サイトを機械翻訳で読んだ時に、また変な訳になってる、
と思ったのですが、ちゃんとしたサイトに日本語で書かれていました。

「後ろ向き研究」は、ネガティブな、ということではなく(当然ですが)
過去に向かって調べる、という意味だそうです。
病気になった人が、過去にどのような生活をしていたのか、などが
これにあたります。

なぜこの言葉に行き当たったのか、というと。
このようなポスターを見つけたからです。
東京の大学病院など3つの病院が連携してデータを集めて、
1年間、非結核性抗酸菌症の「後ろ向き研究」をはじめるのだそうです。

このポスターに書かれている「この病気の原因や治療法には不明な点が多い」
という話は私も知っていましたが、
そうだよね、だったらもっとデータを集めて欲しいよね。
3つの病院だけでなく、もっと大規模にやってもらたいものです。
私も協力したいのですが、私はこの病院の患者ではありません。
でも今月中にこの病院で診察してもらえば、参加できるようです。
この病院は私の家から受付まで40分くらいなので、近いことは近いのですが、
大きい病院はすぐに診てもらえませんよね、絶対に予約が必要ですから。
実は私はこれに悩んでいるところなのです。

私は先月の末に風邪をひいて、咳が出ました。
私が経過観察をしてもらっている病院は、やはり大きな病院なので、
先生には「風邪くらいだったら、近所の病院で診てもらって」
と言われています。
しかし近所の病院に行って、大きい病院で診てもらっている、と言うと
「専門家に診てもらってるんだから、そっちで診てもらってよ」
と言われたのです。

今回は病院には行かなかったのですが、咳が少し残ってしまいました。
今までは咳が出なかったので、とても残念です。
もし、風邪をひいてすぐ病院でちゃんと治療をしたら、
咳も治ったかもしれない、と思うと、
このまま今の大きい病院に通っていていいのかな、と心配になりました。

そこでネットで病院を調べたら、私がアルバイトに行く時に通っている道に、
呼吸器内科のクリニックがありました。
普通のオフィスビルなので、そこにクリニックがあるとは思いませんでした。
おまけにそのクリニックの先生は、
今診てもらっている大きい病院の先生と同じくらいの経歴です。
(先生同士が学会とかで知り合いだったらどうしよう、と心配ですが)
そしてそのクリニックと提携している病院は、
年間60人もの非結核性抗酸菌症の患者さんが入院している病院でした。
この病気が専門の先生もいるようです。
今通っている病院では、この病気で入院するのは、年に数人程度です。
そして私が診てもらっている先生はがんが専門らしいです。

今度このクリニックに行ってみようと思っています。
なにかあったら、このクリニックから大きい病院を紹介してもらえばいいし、
大きい病院にいた先生だから、この病気も知っているでしょう。
普通のクリニックでは、まずこの病気の話をいちからしないといけないですよね。
風邪をひいた時も、すぐに診てもらえるし、
ひとつ心配なのは、このクリニックの先生がお年だということ・・・・
でも、今診てもらっている先生もあと何年も病院にいないから・・・
とりあえず行ってみます。

そして最後に前向き研究ですが、こちらは未来に向かって調査をしてく、というものです。
たとえば、今元気な人を集めて、これから10年間で、この中の何人が
ある病気になるのか、を調べるなどがこれにあたります。

2015年7月14日火曜日

ユーグレナの栄養がすごい

ユーグレナは「ミドリムシ」のことです。
ムシと言っても、藻の仲間、クロレラにも似ている、緑の粉末になっています。
うちの子は、食べたくない、と言いましたが、
とにかく体にいい栄養素がてんこ盛り、
テレビでも話題になっていたので、知ってる人も多いと思います。
http://mmshop.jp/special/006/index.html
ビタミン14種、ミネラル9種、アミノ酸18種。
詳しくはこちらのサイトを見てください。
絶対食べたくなりますから。
ユーグレナたったの1gに入っている栄養素
・亜鉛0.75㎎ ・鉄0.48㎎(ほうれん草50g)
・ビタミンB1、0.18㎎(豚レバー生50g)
・ビタミンA(ベータカロチン)70.3μg
・ビタミンB2、0.06㎎ ・葉素9.9μg ・ビタミンB12,1.9μg(卵黄50g)
このサイトは本家本元、製造元ユーグレナ・ファームのサイトです。

そしてひねくれた私が気にしているのは、ユーグレナの栄養素ではなく、
この素晴らしいミドリムシを、どうやって食べるかです。
ネットには、ミドリムシのサプリが溢れかえっています。
しかし、高価なサプリメントにする必要があるのでしょうか?
高価なサプリに、このミドリムシがどれほど入っているのでしょうか?

どこのサプリにも、石垣島のユーグレナ・ファームのミドリムシが使われている、
と書かれています。
本物のミドリムシのようです。
しかし、含有量の少ないものには「ユーグレナ・ミドリムシ」の
緑のデンデン虫みたいなマークは付けられないのだそうです。
http://www.euglena.jp/products/euglena-midorimushi.html
このサイトの一番下には、
1日に500㎎を接種できるものにしかつけることを許可していない、と書かれています。
この会社親切ですね。
これが付いていないものは、ミドリムシがちょっとしか入っていないかもしれません。
買うのであれば、このマークの付いているものにしましょう。

ではあとは何が入っているのでしょう。
大麦若葉、ケール、クロレラ、コエンザイムQ10だとか、グルコサミン、
カルシウム、コラーゲンや乳酸菌など、
会社によって違いますが、なにやら健康によさげなものがいろいろと入っています。
でも、サプリは私には高すぎて手が出ません。

お試しを調べましたが、お試しでも高いのです。
タケダのカプセルは、大麦若葉入りで、3カプセル×7包・・・1000円。
「みどりこうそ」はクロレラ入り、150粒(15回分)・・・・500円
「ミドリムシエメラルド」コエンザイムQ10入り、110粒・・・・・6500円。
「ミドリムシのちから」1日3~6粒、30粒・・・・・2160円
「マルチユーグリナW」、グクコサミン、コラーゲン入り30粒・・・・・972円

NHKテレビ「あさイチ」で紹介された商品は25粒・・・・・・1500円
「ユーグレナセサミンプラス」
こちらの商品にはミドリムシの含有量がちゃんと書いてあって、
カプセルの96.2%だそうです。
http://www.midorimushi-shop.jp/
NHKがおすすめしても、私は買いません、いや買えませんけどね。

なんでサプリってこんなに高いんでしょうね。
ミドリムシなんて、勝手に増える生き物なんじゃないのかな。
そこで、見つけました。
もっと手軽に安価で、おいしいミドリムシが、近所のファミリーマートにありました。
http://euglena-kouhou.jp/archives/68380487.html
一つ目は、チチヤス「ユーグレナ&ヨーグルト」
カップのヨーグルトで、値段は税込み130円くらい。
味は普通にヨーグルトで、青汁の粉末が入っているような感じです。
カップのどこにもミドリムシとは書いてありません。
おいしいです。

もうひとつは、グリコ「ヨーグレナ&バナナスムージー」
188円でした、バナナの味でおいしいです。
ユーグレナグラシリス100㎎使用。
そしてカップには小さく「ミドリムシ」と書かれています。
カップドリンクコーナーにありましたが、どこの店にでもあるわけではないようです。
1回に5個位で発注するようなので、
私が全部買います、と言えば注文できると思います。
入荷時刻もちゃんと聞いておきましょう。

サンクスとサークルKでは「ユーグレナ入り豆乳クリームぱん」
という商品もあるらしいです。
見つけたらぜひ買ってみたいです。

そしてなんと、近所のスーパーにも売っていました。
「飲むユーグレナ」野菜ジュースにユーグレナが500㎎入って100円。
探せばけっこう身近に売っているんですね。

関連記事:アーモンドミルク栄養満点、牛乳を飲めない人に
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関連記事:ココナツオイルのすごい作用
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関連記事:アップルサイダービネガーのすごい作用
http://unyunenemama.blogspot.jp/2014/09/blog-post_20.html
関連記事:アレルギーに「べにふうき茶」
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2015年7月12日日曜日

ゼラチンの健康効果

欧米では長い間、コラーゲンたっぷりチキンスープは
風邪の治療薬とされてきました。
チキンスープには軽度の抗炎症作用があり、
上気道感染に効果がある、という研究です。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11035691
医学の研究が紹介される、米国国立衛生研究所のサイトです。
チキンスープのコラーゲンがのどの内側を修復してくれるのでしょうか。
私の期待は、肺の中まで修復してくれないかな、ということです。
南米には「肉のスープ(broth)は死人を生き返らせる」
ということわざがあるそうです。

ゼラチンはコラーゲンですので、
お肌をツルツルにし、関節軟骨を再生させる、という研究は以前書きましたし、
それは一般的にも知られています。
目新しいかったのは、ゼラチンに含まれる「プロリン」と「グロシン」という成分が
いろいろと健康を助ける、という話です。
http://www.westonaprice.org/health-topics/why-broth-is-beautiful-essential-roles-for-proline-glycine-and-gelatin/

「プロリン」とは・・・たんぱく質などを構成するアミノ酸のひとつです。
  http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/proline/
プロリンはビタミンCと共に作用して、
コラーゲンや軟骨の合成を促進し活性化させ、
壊れたコラーゲンを修復する働きがあります。
また、体が健康な細胞を作る時に使うたんぱく質を分解する働きがあります。

変形性関節症や腰痛に効果があるのはもちろんですが、
筋肉を維持するのにも貢献している。
特に心臓の筋肉の合成に関わっているので、心臓の健康にも大切な成分です。
また、怪我を治す時に、皮膚を再生させるのにも不可欠です。

プロリンを多く含む食品・・・・豚肉、動物性ゼラチン、マショマロ、グミ、ゼリー
    焼き麩(小麦たんぱく)、湯葉、高野豆腐(大豆たんぱく)

「グリシン」とは・・・・コラーゲンを構成するアミノ酸で、神経伝達物質でもあります。
     コラーゲンの3分の1を占めています。
http://report.ajinomoto-kenko.com/suimin/glycine.html
日本では、グリシンは睡眠の質を高める物質としてよく書かれていますね。
普通の食事で摂れるグリシンは1日1~2グラム。

グリシンは胃酸の分泌を増やして、消化をよくする働きがあります。
胃酸の減少は、老化、遺伝、薬の服用でもおこることがあります。
胃酸が少ないと、たんぱく質の消化と、ビタミンCの吸収を損ないます。
またビタミンBを壊し、ミネラルを阻害してしまいます。
健康の維持には、たんぱく質を消化する能力は重要です。
グリシンは牛乳や乳製品の消化を向上させる。
牛乳を母乳に近くすることができるといい、赤ちゃんのミルクにも添加される。
グリシンの欠乏は、乳幼児の成長を遅らせるといいます。

グリシンは細胞を損傷した時の修復にも使われます、
損傷修復にはアルギニンも有効です。
しかし普段からこれらは必要な成分であるため、
怪我をした時には普段よりも多くのグリシンが必要となります。
また貧血患者も鉄の合成のために普通より多くのグリシンを必要とします。
アメリカにはこれらのサプリがありますが、
なんでも摂りすぎはよくありません、サプリでの過剰摂取には害がでます。
さらにひとつのアミノ酸だけを過剰に摂取すると、命に関わる副作用も出ます。
そしてビタミンAやビタミンD、Cと一緒に摂ることが効果を高めます。
バターや卵黄などが良いようです。

グリシンが豊富な食べ物は、豚足、ゼラチン、えび、ほたて、かに、カジキマグロ、
大豆製品、カツオ(グリシンは旨みの成分でもあります)などのたんぱく質です。

ゼラチンの健康効果はほかにもあります。
豆類の消化率を向上させる。
たんぱく質の消化を助ける。
胃粘膜を保護する。
アレルギーの軽減(ゼラチンにアレルギーがある場合を除く)
肝臓の解毒効果を高める。
骨粗しょう症を軽減。

ゼラチンを食べる時の注意は、絶対に電子レンジにかけない、ということです。
体にいいプロリンはD-プロリンといいますが、
マイクロ波による加熱は、D-プロリンをL-プロリンに変化させてしまいます。
分子的な破壊がおきるためで、構造的、免疫学的な変化をおこします。
Lの方は肝臓、腎臓、神経に対して毒性があります。

はじめの「死人を生き返らせる」で思い出した余談ですが、
私がよく引き合いに出すCDC(アメリカ疾病予防管理センター)(日本の厚生省)の
サイトの中に「ゾンビから避難する方法」というのが書かれている、
と一時期話題になりました。
私も読みましたが「家族で避難場所を話し合っておきましょう」などと
真面目に書かれています。
もちろんこれはジョーク。
このサイトに興味を持ってもらうため、と、
日頃から家族で、危険な病気の流行時や災害の避難などについて話し合う
機会を作ってもらうために書かれたそうです。
日本のお役所にも、こういうユーモアを持ってもらいたいですね。

関連記事;変形性関節炎にゼラチンが効くという研究
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/05/blog-post_27.html
関連記事:のどの痛みにマショマロ
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/03/blog-post_99.html

2015年7月10日金曜日

薬が効きやすい人、効きにくい人

私は薬が効きやすい体質のようです。
気管支鏡の検査で使った麻酔で、3日寝込みました。
食べられないし、最悪でした。
薬が効きやすい人は副作用も出やすいのだそうです。
http://www.drugnews-informationagency.com/problem-presentation/constitution/

子どもは効きにくい体質のようです。
前歯の間の見えない所になぜか必要のない歯があって、
歯並びが悪くなっていたので、大きい病院を紹介されて、
簡単な手術でそのいらない歯を掘り出したことがあります。
その手術の後半は麻酔がきれていてすごく痛かった、と言っていました。

これはお酒に強い人と、弱い人がいるのと同じだと言います。
私はお酒にはとても弱いです。
若い頃は飲んだこともありましたが、もう20年も飲んでいないので、
きっと一口でアウトでしょう。
じゃあ、うちの子は「酒豪」なのでしょうか・・・・

薬が効きやすいかどうかは、
・肝臓の能力の違い(解毒能力、分解能力)
・薬が体内をめぐる機能の違い
 ー血液中の薬の濃度が一定になると薬の効果が現れるー
・腎臓の機能の違い
 -腎臓から尿と一緒に薬を排出する能力の違いー
・その人の喫煙などの生活習慣が影響する

肝臓や腎臓に問題のある人は、薬の排出までに時間がかかるので、
効き目が強く出たり、副作用が出たりします。
また、薬を吸収する胃や腸に問題があると、うまく吸収されずに、
薬の作用が小さくなってしまうこともあります。

肥満の人は、普通の人より、薬を減らすことがあるそうです。
薬が脂肪にたまって、なかなか血中濃度が下がらないことがあるからだそうです。

タバコを吸う人と吸わない人でも、薬の効果は違ってきます。
タバコを吸う人の方が、薬の効果が抑えられてしまうことがあります。
気管支拡張薬のテオフィリンなどがそうです。
しかし2.3週間の禁煙で普通の人と同じ効果を得ることができるそうです。
タバコはやめましょうね。
毎日飲酒の習慣がある人も、薬は効きにくいそうです。
日頃から化学物質に暴露されていると、効き目が悪くなるのでしょう。
便秘薬を常用していると、だんだん効きにくくなる、という話は有名です。

薬はよく効いたほうがいいと思っていましたが、
副作用もでやすいのか・・・・困ったものですね。

2015年7月8日水曜日

テオドール(気管支拡張薬)で眠れない

咳で胸がぜーぜーして寝つきにくいので、
子どもがよく飲んでいた「テオドール」を飲んだ。
咳は楽になったのですが、なぜか寝られない。
で、調べたら、副作用に「不眠」と書いてあった。
なんと、カフェインとテオドールの成分の化学式がとても似ているというのです。
http://eritokyo.jp/independent/aoyama-col1737.htm
さらに昔コーヒーは喘息の薬だった・・・・・・
カフェインには炎症をしずめて、気管支の緊張を和らげる働きがあるのではないか、
と言われているそうです(もちろん薬よりは弱いです)
こちらは気管支を拡張して咳を鎮める薬の一覧です。
http://www.health.ne.jp/medicine/rx/search.php?textfield=225&sflg=4&page=1&odr=0

テオドールはカフェインと一緒に飲むと、効果が強くなってしまうそうです。
テオドールはCOPDという病気には処方されるそうです。

気管支をゆるめて咳をしずめる薬は、ほとんどが喘息のためのものです。
結核のような咳に使われる、と書かれているのは、
サルタノールに使われている成分「サルブタモール硫酸塩」でできたものですが、
呼吸が苦しいと、気管支拡張薬を出してくれるのでしょうか。
私はまだ処方されたこのとがないのでよくわかりません。

今回は子どもの使っていたサルタノールという吸入剤も使ってみました。
子どもには副作用は全くなかったのですが、
やはり人の薬は飲んではいけませんね。
子どもの喘息ではホクナリンテープもよくもらいました。
時間をかけて吸収されるので、朝の咳に効くと聞きました。

こちらはのどの痛みと、咳、痰に効く薬の成分一覧です。
http://nodohana.jp/ingredient/
ここに書かれている「メチルエフェドリン塩酸塩」という成分は、
なんと覚せい剤の材料にもなるという代物。
脳のせき中枢に作用して咳を止めるのだという。
そういえば、咳止めで中毒、という社会問題がある、と昔NHKで見たことがある。
また気分高揚のために愛飲する人もいるらしい。
この成分は市販の咳止めに入っているというから、気を付けないと。

そのほかに不眠になりやすい薬がこちらに書かれています。
http://allabout.co.jp/gm/gc/302306/
抗生物質の「イソニアシド」も眠れなくなることがあるそうです。
また、気管支拡張薬の漢方「麻黄」に含まれている成分「エフェドリン」にも
不眠の副作用がある。
この成分は、スポーツ選手のドーピングにひっかかる成分なのだそうです。
エフェドリンの成分が、覚せい剤のメタンフェタミンに化学式が似ているからだそうです。
こちらには漢方のお話が書かれています。
http://www.akashi-clinic.com/kurashi/017.html

漢方ではひとつの成分で処方することはなく、
いくつかの成分を混ぜることで、副作用を軽減するのだそうです。
有名な風邪薬「葛根湯」にもこの成分は入っています。
「麻黄」には、発汗過多、動悸、神経興奮、など交感神経系への刺激が原因の
副作用が書かれているそうなので、飲む前に説明を読んでおきましょう。
風邪なのに、寝られなくなったら大変ですから。

そういえば、紅茶を飲んだら咳が止まったような気がしてきた(笑)

関連記事:ルイボスティーはすごい健康茶、気管支拡張作用も
http://unyunenemama.blogspot.jp/2014/04/blog-post_3799.html

2015年7月4日土曜日

緑茶の入れ方で免疫力アップ

お茶の入れ方を変えるだけで、お茶の成分が変わって、
免疫マクロファージを活性化させる成分「エピガロカテキン」入りの
スーパー緑茶にすることができる、とためしてガッテンでやっていましたね。
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20150701.html

さっそく作って飲んでいるわけです。
テレビではすごくおいしい、と言っていましたが、味は特に・・・
確かに渋みはないです。
お湯で入れるくらいの茶葉じゃ足りないのでしょうか、
今度はもっと茶葉を増やしてみます。

このお茶にはカフェインがほとんど入っていない(たぶんゼロではない)というので、
薬を飲んでいても飲めそうです。
お薬とカフェインを一緒に摂るのはよくないそうです。
また、子どものバスケットのコーチが「水筒の中はお茶にしないで下さい、
かえって脱水になってしまいますから」と言っていましたが、
(このカフェインで脱水というのも科学的根拠はないようです、コーヒーは
 水と同じ水分補給ができる、という研究もあるそうです)
しかし、このお茶はスポーツ選手も大会中に愛飲していると紹介していました。

カテキンの健康効果はがんの予防など、有名ですが、
番組では「エピガロカテキン」を細胞にたらしたところ、
免疫細胞のマクロファージがみるみる活発に動いて、
異物を食べてしまうところを放送していました。

入れ方はガッテンのホームページにもありますが、いちおう書きますね。
氷水で5分、これだけです。
2回目からは30秒で出るそうです。
しかしこの入れ方だと普通のカテキンは出ないそうなので、
何回か飲んだら、今度はお湯で入れると、カテキンとカフェインの
お茶が飲めるのだそうです。
氷水だと茶葉が開かないので、茶葉は多めに入れたほうがいいですね。

外人が考えたフレーバー緑茶もやってみたいです。
香辛料にも健康効果があるので、一石二鳥です。
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20150701.html

ついでに免疫力を上げる食材として違うテレビでは秋田の「ぎばさ」という
海草を紹介していました。
いろいろあるんですね。

月曜日に風邪をひいてから、咳が止まらなくなりました。
お茶なんか飲んでる場合じゃないかもしれないですね。

関連記事:抗生物質とカフェイン
http://unyunenemama.blogspot.jp/2014/01/blog-post_22.html
関連記事:ルイボスティーはすごい健康茶、気管支拡張作用も
http://unyunenemama.blogspot.jp/2014/04/blog-post_3799.html
関連記事:卵で免疫力アップ
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/06/blog-post_29.html
関連記事:免疫力を高める市販薬
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/03/blog-post_18.html
関連記事:腸内フローラ(細菌)が免疫力をコントロールしている、という話です
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/02/blog-post_91.html
関連記事:甘味料「スクラロース」危険、腸内細菌を殺し服薬の吸収を妨げる
http://unyunenemama.blogspot.jp/2013/12/blog-post_8.html
関連記事:腸内バリアを守るブルガリアヨーグルト
http://unyunenemama.blogspot.jp/2014/05/lb81.html
関連記事:R1ヨーグルトは風邪を予防するか
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/06/r1.html

2015年7月3日金曜日

塩素なしのカビ掃除、お風呂、台所に

梅雨ではなくても、カビはきれいにしたくなります。
しかし、塩素での掃除は肺を痛めるおそれがあります。
私は塩素なしで、きれいにカビを落とすクリーニング剤を使っています。
塩素は目や鼻に刺激を感じますが、
呼吸によって揮発性の化合物の刺激が肺の細胞に炎症をおこし、
肺を損傷するため、感染症にかかりやすくなる、と研究者は言います。
これは私のブログに以前書きました。
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_5.html
漂白剤を定期的に使う家の子供の方が、そうではい子どもより、
インフルエンザにかかるリスクは20%も高いという研究結果です。
当然掃除をしているお母さんには、もっと大きいリスクがあるでしょう。

私が使っている洗剤は「カビグッバイ」という商品です。
http://www.ar-nest.co.jp/shouhin/sentaku/kabiggubai.html
以前は大手通販セシールで売っていましたが、今はどうでしょう。
天然の乳酸でカビを落とす、というものなので、
入浴中でも使える、という安心な商品です。
塩素のように、真っ白というわけにはいきませんが、普通にきれいになります。
ゴムの中まで浸透するほどの強い洗剤ではないので、
普段から換気をしたり、まめに掃除をすることをおすすめします。

使い方は、カビにスプレーして、5~10分後、ブラシなどでこすり、
水で流します。
特に黒かびに効果があるそうです。
台所は食べ物を扱うので、特に薬品は使いたくないですよね。
それに風呂場より、私がいる時間が長いので、塩素は使いたくありません。
塩素を吸ってしまう時間が長くなってしまいますから。

私は非結核性抗酸菌症という病気なのですが、
この病気は2014年2月の「主治医が見つかる診療所」という番組で放送されていたようです。
http://www.tv-tokyo.co.jp/shujii/backnumber/140224/index.html
そのタイトルは「かぜだと思っていたら、死の危険がある肺の病気」
だから、そんなにすぐに死なないってば。
おまけに、この番組ではこの病気を予防するには
「風呂場やキッチンなどの水場をできるだけ清潔に保つ」
土の中にも菌がいるので、ガーデニングにはマスクとゴム手袋、
そして定期的な健康診断を、と言っています。

病気になった人の家が汚いとでも言うんですか?
ちょっと不愉快。
この病気は、きれい好きな人が多いんですよ。
病気のパンフレットには神経質と書かれています。
この菌が健康な人には無害であることはちゃんと説明したのでしょうか。
体が弱っている時に感染してしまう、ということも説明したのかな。
この番組のホームページには患者が急増と書かれています。

民放テレビ番組ですから、洗剤のCMでもついていたのでしょう。
風呂場の掃除をしましょう、なんて商売根性みえみえです。
その気になって塩素を使いまくって、病気になる人が増えたら困ります。

天井をアルコールでふくとカビが生えにくい、という話をテレビで見ました。
床と壁をきれいにしても、天井に菌が残っているので、
すぐに元に戻ってしまうということです。
床をシートで掃除するモップにアルコールをつけたタオルをセットして、
天井を拭けば、楽にきれいにできます。
私は風呂場の掃除には抗菌マスクをしています。

関連記事:風呂場や台所のタイルの目地が汚れたら、上からぬるだけで
       真っ白きれいにできるグッズもあります。
http://unyunenemama.blogspot.jp/2014/11/blog-post.html
関連記事:カビキラーは使わないで下さい
http://unyunenemama.blogspot.jp/2013/11/blog-post_21.html
関連記事:塩素で空間除菌という商品も呼吸器が弱い人には危険です。
http://unyunenemama.blogspot.jp/2013/06/blog-post_7756.html