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2015年7月10日金曜日

薬が効きやすい人、効きにくい人

私は薬が効きやすい体質のようです。
気管支鏡の検査で使った麻酔で、3日寝込みました。
食べられないし、最悪でした。
薬が効きやすい人は副作用も出やすいのだそうです。
http://www.drugnews-informationagency.com/problem-presentation/constitution/

子どもは効きにくい体質のようです。
前歯の間の見えない所になぜか必要のない歯があって、
歯並びが悪くなっていたので、大きい病院を紹介されて、
簡単な手術でそのいらない歯を掘り出したことがあります。
その手術の後半は麻酔がきれていてすごく痛かった、と言っていました。

これはお酒に強い人と、弱い人がいるのと同じだと言います。
私はお酒にはとても弱いです。
若い頃は飲んだこともありましたが、もう20年も飲んでいないので、
きっと一口でアウトでしょう。
じゃあ、うちの子は「酒豪」なのでしょうか・・・・

薬が効きやすいかどうかは、
・肝臓の能力の違い(解毒能力、分解能力)
・薬が体内をめぐる機能の違い
 ー血液中の薬の濃度が一定になると薬の効果が現れるー
・腎臓の機能の違い
 -腎臓から尿と一緒に薬を排出する能力の違いー
・その人の喫煙などの生活習慣が影響する

肝臓や腎臓に問題のある人は、薬の排出までに時間がかかるので、
効き目が強く出たり、副作用が出たりします。
また、薬を吸収する胃や腸に問題があると、うまく吸収されずに、
薬の作用が小さくなってしまうこともあります。

肥満の人は、普通の人より、薬を減らすことがあるそうです。
薬が脂肪にたまって、なかなか血中濃度が下がらないことがあるからだそうです。

タバコを吸う人と吸わない人でも、薬の効果は違ってきます。
タバコを吸う人の方が、薬の効果が抑えられてしまうことがあります。
気管支拡張薬のテオフィリンなどがそうです。
しかし2.3週間の禁煙で普通の人と同じ効果を得ることができるそうです。
タバコはやめましょうね。
毎日飲酒の習慣がある人も、薬は効きにくいそうです。
日頃から化学物質に暴露されていると、効き目が悪くなるのでしょう。
便秘薬を常用していると、だんだん効きにくくなる、という話は有名です。

薬はよく効いたほうがいいと思っていましたが、
副作用もでやすいのか・・・・困ったものですね。

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