より多くの人に介護の世界に入ってもらうために、誰でも簡単にとれる、
(料金も安いでしょう)入門資格を作るそうです。
授業はたったの21時間。
1日7時間なら3日、1日3時間なら7日、という感じでしょうか。
カルチャースクール気分でとれるでしょう。
収入のため、とか、是非資格を取りたい、という気持ちではない、
子育ての落ち着いた女性や、中高年がターゲットだそうです。
資格をとるの有意義なので、
こういうきっかけで、介護の世界に入っちゃう人はいると思います。
介護のパートは時給がいいいので、
とってみようかな、と思う人の背中を押すかもしれません。
また親が高齢だから、ちょっと受けてみようかな、という人もいるでしょう。
まだ講座の募集などはないようなので、いくらくらいかかるかはわかりません。
今回私の申し込んだ初任者研修は、激安で5万5千円でした。
それも自治体の支援対象だったのでとることにしました。
130時間の講習なので、週1で4か月かかります。
私は今回一番下の初任者研修を受講するのですが、
できたら、次の実務者研修も受けたいな、と思いはじめました。
一番下の資格だけではね・・・と思うからです。
実務者研修をとれば、国家資格の介護福祉士の受験資格になるのです。
という具合にみんながやる気になってくれたらいいな、
と厚労省は思っているらしいです。
このように資格があるのですが、実際の介護の現場では、
無資格の人と、国家資格を持った人が同じように仕事をしているのが現状だそうです。
それで、介護の知識を持った職員を増やすために、
すごく簡単だから、とってくださいよ、という資格を作ったようです。
今現在一番下の介護職員初任者研修のテキストのはじめでは、
介護される人の人権、気持ちが重要だ、と教えられます。
そういう研修もなしに介護の職に携わっている人がいるというのは、
家族をあずける側としては不安ですよね。
虐待の防止もカリキュラムに入っていますので、
こういう資格は職員にはきちんと取ってもらわないと困ります。
利用者には職員が資格を持っているのか、いないのか、わからないのですから。
ファミリーマートでは、級が上がるごとに、バッジに
☆のマークを増やしていきます。
最上級の店員のバッジは金色です。
介護職でも、このように利用者が職員のレベルを分かるようにして欲しいですね。
そうすれば「なんか威張ってるけど、あのおばちゃんなんにも資格持ってないんだ」
とか「あの人は国家資格を持ってるんだ、だったら安心ね」
ということになるでしょうね。
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