私はガイドヘルパーの仕事をしています。
ガイドヘルパーとは、障害者の人の社会生活の援助をする仕事。
障害者さんはひとりでは外出することに不安があります。
交通機関に正しく乗れるか、
お金を支払えるか。
ヘルパーは障害者さんと出かけて、社会生活の手伝いをするのです。
ガイドヘルパーは資格が必要ですが、すぐにとることができます。
仕事は土日か主です。
平日は通院などの仕事があるようです。
ヘルパーをしている人は高齢の人が多いです。
この仕事だけで生活するというのは難しい、という程度の収入にしかならないからです。
でも出かけてレストランで食事をする、という程度の簡単な仕事です。
強度行動障害と呼ばれる、重度の自閉症などの援助には、
行動援護という資格が必要です。
私はこの資格を取ったのですが、1年間障害者援助の仕事をしないと、
行動援護の仕事はできないそうです。
今は1年間の勉強期間中です。
重度の方の援助をするのは経験が必要です。
大変な仕事なので行動援護は時給2000円のところもあるくらいです。
重度の障害者さんは、急に気分が変わったり、問題をおこしたり、
行方不明になってしまうこともあります。
このほか、目の不自由な人の援助をするには、
同行援護という資格が必要です。
今度はこの資格をとるつもりです。
目の不自由な人には、言葉で説明することがとても重要になります。
しかし障害者さんとは違って、普通に意思疎通ができるのがいいところです。
これらの仕事で生計をたてるのは難しいので、
支援員は高齢の人が多いです。
元気なら何歳でもできる仕事です。
私も歳とって、介護の仕事ができなくなったら、
支援者を専業にしようと思って、勉強しています。
介護の資格は、今2番目の実務者研修をとっているところです。
実務者研修をとらないと、国家資格の介護福祉士を受験できません。
実務者研修をとったところで、3年以上勤務しないと、
介護福祉士を受験することすらできないのです。
なので、介護福祉士は60歳までにとれたらとる、という程度の目標です。
万年初任者研修の人には「なんでそんな資格とるの」
と言われたりもしましたが、
資格をとるのは楽しいし、目標があるのはいいと思います。
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