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2019年3月9日土曜日

高卒で子供を公務員にする方法

高校によっては、専門学校の先生が高校に来て、公務員試験の指導を
してくれます(無料)
そうでない高校生には、専門学校が無料の講習会をやっています。
毎回その授業のテキストをくれて、面接の指導までしてくれます。
どこを受けたらいいのか、不安にメールで答えてくれます。
試験が近づくと、毎週模試があります。
バスで近くの駅まで迎えに来てくれたり、ペットボトルやサンドイッチまで
用意してくれています。
これは現役高校生限定です。
試験に落ちたら、専門学校に入学してくれるからでしょう。
合格すれば、うちの生徒として人数に入れられます。

学科試験の倍率も高いですが、学科はたくさん勉強していればなんとかなります。
問題は面接です。
面接の前に記入するシートで、どれだけアピールできるかが問題です。
学生時代に生徒会や部長をやるのは効果大です。
問題解決の事例に生徒会や部の話は使えます。
組織をまとめる力がある、というのは好印象を持たれます。

公務員試験は学科の点数だけでは合格できません。
面接シートには、英検、漢検、秘書検などの検定も良い材料になります。
どんどん受けましょう。
「検定うけてるんだ、すごいね」とか言われます。
できればパソコンが得意、エクセルとか書いてあるともっといい。

よく聞かれるのは、志望動機はもちろん。
なんで大学に行かないのか。
学費が工面できなかった、はOK。
それだけだと、公務員じゃなくてもいいってことになる。
プラス、もっと説得力のあるものを。
よくある「早くに社会に出て経験を積みたい」なんて陳腐だからやめよう。
学校の先輩が公務員に合格して活躍してしている話を聞いて
自分も挑戦してみようと思った、って言ったら、なるほど、という反応だったそうです。

志望動機は、民間じゃできないことをあげること。
それなら民間でもできるよね、と言われないように。
行政の立場から市民の生活を支えたい、みたいな感じ。

市役所だと、ディベートをやるところもあるから、
そういう練習もしたほうがいい。
ディベートでは、相手の意見を否定したら絶対ダメです。
人の意見も尊重しつつ、自分にはもっといい提案がある、のように言います。

その自治体の市報を熟読。
市報はコンビニや市役所にあるので、毎月もらいにいく。
その市で一番力を入れている事業などをチェック、
市長や区長の話はもちろんチェックです。

自治体の説明会には必ず参加。
そのほかに、独自にアポを取って職場見学に行く。
これはやる人が少ないので、印象に残ります。
東京の特別区は平成30年度、7000人くらいの応募があり、
高卒区分の採用は130人でした。
専門学校生の採用が多いので、高卒での採用は各区1人か2人のようです。
試験に最終合格しても、各区の面接に呼ばれないと合格はしません。
自治体によっては、市内見学会などもあるので、
何度も足を運んで、名前と顔を覚えてもらう、というのも効果があるようです。
うちの子はこんな感じで内定をいただきました。

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