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2019年5月3日金曜日

ついにAIが救急相談に

以前にブログで「診断はAIがすればいい」と書きましたが、
埼玉県では、救急車を呼ぶべきかの相談をAIがするようになりました。
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0703/aikyukyu.html
この埼玉県のサイトで診断してくれます。
スマホで症状を入力すると、どのような手当てをするべきかの助言や、
「救急車を呼んでください」というアドバイスをしてくれる。

救急相談、特にこどもの相談では、8割が救急搬送の必要のない相談だという。
すでに医療資源はギリギリの運営をしている。
救急車は、本当に一刻を争う人が使うべきです。
昔、こんなことで救急車を呼ばないで、というCMが流れていた。
「大丈夫ですか、あなたのモラル」というコピーだった。

実際、足がつっただけで救急車を呼んだ例。
うちの子熱が、と言って救急車を呼んだら、うちの子が犬だった例。
など枚挙にいとまがないという。

埼玉県は深刻な医師不足に悩んでいる。
そこで埼玉で働く医師の卵には、多額の援助をしている。
医師の数が少ない、ということで医師会の力も弱いのかもしれない。
AIが進出すれば、医師の仕事を取られてしまうのだから。

AIなら24時間働いて、人件費も節約できる。
若い人の脳梗塞などは先入観で見落としがちだが、
そのような誤診も心配ない。

しかしどれほどのデータが入力されているのかが知りたい。
ある研究で使われたAIには、地球上にあるほとんどの研究データが入力されていた。
それで、とても珍しい病気も発見できた、ということだった。
これでこそAIの存在意義がある。
相談程度の業務だから、と手を抜いたデータだったら力を発揮できないだろう。
医師会も協力しているという話だから、
人間の医師よりすばらしい、という代物にはしないだろう。

AIのほうが的確な診断ができる。
AIのほうが安くて、速くに診断がだせる。
遠くの病院に行く必要もなくなるし、待合室で無駄な時間を費やす必要もなくなる。
スマホで診断が出るのなら、無駄な医療費をなくせる。
いいことしかないのだけれど・・・
でも当然そこには抵抗する組織がでてくるんだろうな。

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