L-FABPという検査をすることで、新型コロナで重症化するかどうかがわかる、
という研究があります。
L-FABPとは腎臓の近位尿細管に存在する脂肪酸結合蛋白で、障害が進行する前の尿細管周囲の血流不全による酸化ストレスによって尿中に排出されます。 尿中のL-FABPの値が高くなることで腎障害進行・悪化を早期に評価できる尿検査です。
この検査は今普通の病院で腎臓の病気などの患者に使われているものです。
新しいものではないので、期待できる検査です。
検査をしたのは41人、そのうち特定のたんぱく質が多い、と判定された13人のうち
8人が悪化、2人は重症化した。一方検出したたんぱく質が少なかった28のうち
悪化したのは1人で、重症にはならなかった。
今はもっと多くの患者で検査をしているという。
高齢でも重症化しない人もいるし、若くても重症化する人もいることから、
この検査が有効なら、多くの人の不安を払拭してくれるでしょう。
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