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2018年7月30日月曜日

介護職、職場を変える理由

介護施設で働いていますが、施設を辞める人の気持ちがわかるようになりました。
厚生労働省の調査で介護職場の離職原因の1位は「人間関係」とありましたが、
それは職員同士ではなく、
入居者や利用者との関係ではないかと疑うようになりました。

ある老人は、自分の意見がとおるまで、自分の意見を言い続けます。
おかげでせっかく考えたレクを何度も中止しなくてはいけなくなりました。

あるお婆さんは私のことを「あの人、私に嫌なことばかりしてくるのよ」
と私の目の前で他の利用者に言うのです。
ほかの職員にきいたところ、私がお茶を出した時に、
その人を最後にした、というのがその「嫌なこと」だと言うことでした。
アホらし・・・・
嫌な奴だな、と思っても、私はちゃんとレクに参加しますか?と毎回聞きます。
その人は、毎回嫌な顔をして断ってきますけど・・

また違うお婆さんは、私のことを
「あの人怖いから嫌なの!!!」と他の職員に言っていました。
そのせいで、私が虐待まがいのことをしているのでは、と疑われました。
その怖いこととは、私がその人を支えるのが下手で
(介護の仕事をはじめて最初にその人の介助をしたので)
不安定でその人に不安を与えてしまったからなのですが、
他の職員は「そんな言い方じゃなかったから心配した」
と言っていました。
わざとそういう言い方をしているのかもしれません。

実際、私がここで働きはじめてからすぐ辞めた人がいるのですが、
その人は、この人達が嫌で辞める、と言っていました。
とても仕事のできる人だったので、彼女が辞めて、本当に困っています。

以前他の老人ホームで働いていていた人の話では、
もっと酷い老人ホームがあるということです。
そこでは、入居者同士が廊下で怒鳴り合っているのを、よく仲裁した、というのです。
彼らは「殺してやる」「やってみろよ」などと言いあっていて、
代わりに殴られたこともあるそうです。
それが日常茶飯事だとも言っていました。
ですから、今私のいる施設を「のどかでいいわね」と言います。

嫌がらせとも言えるようなことを言ってくる利用者と、
毎回顔をあわせていると、だんだん嫌になってくる、というのを、
最近私も感じるようになりました。
介護職は、資格や経験がどこでも通用するものなので、
他の施設に変えよう、と思えば、すぐ次が見つかります。
私は派遣なので、1か月前に、違う施設をお願いします、
と言えば、すぐに次を探してもらえます。

そうか、だから老人施設の職員は、どんどん変わっていくのか。
だって職員同士の人間関係なんて、他の職種だってなにかしらあるものです。
老人が何をしようと、ハラスメントにはならないのです。
クレーマーにもなりません。
何をしようと、社会的弱者、ということで守られるのです。
頭がしっかりしている人だから、よけいたちが悪いです。
嫌がらせを言っておいて、その後平気で面倒みてもらうのです。
昨日は認知症の人に噛まれた職員がいました。
認知症も厄介です。
相手が人間なので、ある程度したら、この人たちと離れたくなると思います。
限界まで我慢する必要はないのです。

2018年7月27日金曜日

ロボトミー手術

最近「カッコウの巣の上で」という映画を思い出すことがありました。
この映画の主人公は、最後ロボトミー手術を受けて、
廃人になってしまうのです。
http://career-buzz.jp/4554/
精神的に問題のある人物の脳の一部を切り取って、
問題行動を解決する、というのがこの手術の目的です。

もちろん現在このような非人道的な手術は行われてません。
しかし、精神病院で働いている人から聞いた話では、
薬の服用で、暴れていた患者がおとなしくなる、ということです。

精神病棟では、個室のドアは外から鍵がかけられます。
精神病院の前を通ったことがありますが、窓には鉄格子がはまっています。
オムツを自分ではずしてしまう患者には、
服の中に手が入らないように、つなぎを着せるそうですが、
それでもオムツをはずすので、患者は体中が便で汚れてしまったりするそうです。

介護施設でも、以前は痴呆症がある人は、これと同じ待遇をしていたそうです。
今はどんな事情があっても介護施設では、手を拘束することは禁止されています。
部屋に閉じ込めることも法律でできません。
しかし、暴れる人には、精神病院でも、介護施設でも、
医師からおとなしくなる薬が処方されるようです。
それで、あの映画を思い出したのです。

ロボトミー手術を初めて行った医師は、なんとノーベル賞を受賞したそうです。
人間の性格に影響する脳の部分近くの頭蓋骨に穴をあけて、
脳の一部を適当に切り取る、ということです。
手術を受けた人は、さまざまな性格の変化をおこしたそうです。
楽天的になったり、多弁になったり、凶悪犯罪者になったり。

痴呆症でも、介護施設で暴れて人に危害を加えるような症状の人は、
精神病院に移設になります。
薬を飲んでおとなしくなるのでしょうか。
精神科の医師はすごいらしいです。
患者の腕をねじって「これ以上動かすと折れますよ」と言うと聞きました。
患者は「痛い痛い」と言い動かなくなります。
その間に着替えたりするそうです。
こわいですね。

2018年7月25日水曜日

冷房を嫌がる老人

老人ホームは、各人個室で生活しています。
個室の冷房は各人がリモコンで入れたり切ったりします。
今一番困っているのが、冷房をいれない男性です。
以前冷房を入れて寝たら、腰が痛くて歩けなくなった、というのがその理由です。
さらに建築現場で働いてという彼は、若い時は平気だったと言います。
自分の年齢わかってる?と言いたいですが、言いません。
しかし、彼の部屋から廊下に熱風が吹いてきます。
おとといは、昼食が食べられませんでした。
昨日も昼食が食べられないで、頭が痛い、気もちが悪いと言って、
30度の部屋で1日寝ていました。
熱中症で死亡する人の9割は室内で、4割は睡眠中に亡くなると言います。

私は彼に、熱中症の治療は体を冷やすんだから、その方が腰を悪くしますよ、
と言いましたが、彼は「俺はそんな治療はしない」と言います。
熱中症の病院での治療はこちらに
https://www.skincare-univ.com/article/035319/
冷却マットの上で寝るのだそうです。
太い動脈の上に氷を乗せて冷やすと体全体が冷やせますので、
首、わきの下、足の付け根などを冷却します。
もう勝手にしろ、ですが、もちろんそんなことは言いません。

このままだと死んでしまうので、
私はエアコンのリモコンを事務室に持ち帰りました。
するとすぐに彼からコールがあり、責任者が説得しに行きました。
これで彼が亡くなっても責任者は業務上過失致死でしょうか?
ナースは「頑固じじい」「自己責任だよ」と言います。
熱での疲労が蓄積すると、熱中症になりやすくなります。

暴力暴言がひどい人は退去してもらう、という契約だと言いますが、
このような場合はそうはいきません。
そして、入居者の生死は職員の責任です。
すごい迷惑な人です。
そんなに冷房が嫌いなら、
ひとりでアパートで暮らしてください、と思います。

熱中症の怖い所は、暑さによって体の細胞の一部が破壊され、
全身に炎症がおこります。
肝臓、腎臓が機能不全になってしまうほどです。
「もう少しで腎不全になるところだった」というツイートがありました。
重症だと多臓器不全で死亡します。
意識障害がでるほどの重症だと、死亡率は24%。
結構怖いんですね。
中枢神経障害では体がうまく動かない、という症状は一生消えないこともあるそうです。
どの臓器が悪いのか、検査が増えるほど治療費もかさみます。
重症で7万円ほど請求される、とネットには書かれています。
ホームの費用を負担する家族にとっても、迷惑な老人です。

この男性のほかにも「冷房は入れたり切ったりしてるの!自分で調節してるから!」
と語気を強めて言う女性の入居者や、
綿入れを着て厚い布団の中から出てきて「暑くないよ」と言う男性。
どなたも、冷房を入れないむっとするほど暑い部屋にいます。
こういう老人たちが、先週熱中症で、救急車を1万回出動させた、ということです。

まあ、老人ホーム、変な人ばかりです。
介護の仕事をして思ったこと。
長生きはするものではありません。

2018年7月23日月曜日

老人ホーム

老人ホームで働いています。
老人ホームはワンダーランドです。
こんな世界があったのか、と思うくらいすごいです。

聞いていた話ですが、本当に家族はほとんど訪問してきません。
ホームの中には、毎週訪問する、というのを入居の条件にするところがある、
という話を知人に聞いていましたが、
確かに、ほとんどの人に訪問はありません、もちろん土日でもです。
天涯孤独の人も少なくはありません。

毎日「帰りたい」と泣いている人。
「こんな所に入りたくなかった」と後悔する人。
違うホームへ引っ越していく人もいます。
ここは生活保護の人も入居できます、それはホームページにも書かれています。
生活保護なら入居できますが、
国民年金で貯金がなければ入居はできないでしょう。
国民年金って、本当になんにもなりません。
国民年金払っていなくて無一文になって
生活保護をもらった方がまともな生活ができます。
厚生年金だけだと、やはり足りません。
家賃のような経費のほかに、毎日の食事代や介護費用は別ですから。

お小遣いのある人は、介助者と一緒に買い物に行ったり散歩したりできますが、
貯金や家族の援助のない人は、それもできません。
体が元気でお金があれば自由に外に出られます。
介助が必要な人は、ケアマネがプランに組み込んでくれないと
介護保険が使えないので、外に出ることができません。
お金があれば実費で人を頼んで外に出られます。
そういうわけで、ほとんどの人が外に出ることはありません。
毎日ずーとホームにいるわけです。

そんな人たちを楽しませるために、デイサービスがあります。
そこでは毎日レクリエーションがあるのですが、
職員の中には、レクリエーショが嫌でやめていく人もいました。
デイサービスの仕事はそんなに大変ではないのですが、
レクリエーションが嫌だという人が多いのです。
まあ、何をやっても、「つまらない」と文句を言う利用者はいます。

でも、先日の「流しそうめん」はとても盛況でした。
ほとんど1日中寝ているような人でさえ、起きて食べてくれました。
用意はすごく大変でしたが・・・
今日は私は休みだったのですが、
レクリエーショの準備に1日費やしました。
今はそんな仕事をしています。

2018年7月20日金曜日

土用の丑の日

丑の日は今日ですが、昨日うなぎを食べました。
スーパーで1尾2400円が半額になっていたので。
鹿児島産の大きいものです。
なので半分でも一人分として十分です。
デパートならともかく、スーパーで2400円のおかずを買いますか?
そういうわけで、絶滅寸前のうなぎは、
スーパーで大量に売れ残って廃棄されているそうです。
グリンピースが記者会見をしていました。

この鹿児島産のうなぎには「抗生物質不使用」と書かれています。
養殖の水が汚れると病気になるので、抗生物質が使われるそうです。
食品から抗生物質を摂っていても、耐性はできるのでしょうか。
安いうなぎは、薬やホルモン剤で太らせるようですし、
こんなところで無駄に抗生物質をとりたくないものです。
しかし、養殖エビも同じようなものだそうです。
でもそうしたら、食べるものなくなってしまうますからね・・・
昔「食べてはいけない」という本が流行りましたが、
あれを読むと食べるものがなくなります(笑)

2018年7月18日水曜日

働く細胞、というアニメ

アニメなんて見ません、という人にも是非見てもらいたいアニメです。
本の方がいい、と言う人にはコミックがおすすめ。
内容は簡単に言うと、白血球が体内に入った病原菌を殺戮する、
というものです。
簡単すぎですが。
https://hataraku-saibou.com/

主人公は赤血球の女の子。
酸素を運ぶのが仕事です。
こういうのを擬人化アニメと言います。
この女の子を白血球のイケメンが助けるのです。
第一回目の放送は7月7日「肺炎球菌」でした。
肺の入り口に「ようこそ肺へ」とさびれた温泉街みたいな看板があって、
そのダサさが良かったです。
2回は「すり傷」その後も、インフルエンザなども放送されるそうです。
学生は生物の勉強にいい、ということでみんな見ているそうです。

第1回目放送の肺炎球菌は、ほとんどを白血球が殺害するのですが、
ひとりだけ生き残ってしまいます。
これも最後には、気管で液体に閉じ込められて、
くしゃみロケットに入れられて、体の外に排出されました。
めでたしめでたし。

白血球のほかにも、キラーT細胞、マクロファージなどが、かわいいキャラクターで
ばい菌を撃退する方法を演じています。
私は小野大輔さんという声優さんの声が好きで、キラーT細胞が小野さんの声です。
舞台は「あなた」(の体内)ということです。

2018年7月13日金曜日

災害疎開をしよう

被災地で我慢して留まる理由があるのでしょうか?
せめて子供だけでも、政府がキャンプ参加者を募集するように、
生活に困らない地域に短期で生活できるようにしたらいいのに。
ちょうど夏休みですから。
ホームステイで子供を受け入れてくれる家庭の募集をしたらどうでしょう?

熊本地震の時に、女の子が避難所でボランティアにレイプされた、
というニュースが最近になってネットの新聞に書かれていました。
こういうニュースはテレビでは絶対放送しないようです。
でも事実なんだから、注意喚起の意味で放送すればいいのに。
新な被害を防ぐことができます。
うちも女の子がいるので、こういう話には敏感なのです。

寒い時期は服を着たり、焚火でも暖をとれるけど、
体育館に冷房をきかせるのは困難です。
子供が小学生の時、真夏に体育館でバスケをしていた時のことを思い出します。
私は飲み水を用意する当番でしたが、真夏の体育館は地獄の暑さでした。
週末、天気予報では40度を超えるかもしれない、と言います。
体力のない子供やお年寄りの体調が心配されます。

地震であれば、内閣府のホームページでも紹介されている
「震災疎開(安全)パッケージ」というものがあります
http://m-shoutengai.com/shinsai/
1人年会費1万円・・ちょっと高いかな・・・・
家族3人でも1万円。
災害があった時に半年間、疎開できる、というものです。
災害がなければ、その金額分の地域特産物を送ってくれます。
でも、これは豪雨には適応しないということです。
今回は役に立ちませんね。
今回これで疎開できれば、日本中で話題になって、
参加者も激増したことでしょうに・・・
町の復興より、今そこにいる人達の健康を一番に考えてほしいです。
地域外に身寄りや友達がいたら、早く疎開しましょう。

2018年7月11日水曜日

被災地避難所のクーラー

テレビで被災地の避難所でスポットクーラー、スポットエアコンというものを
体育館などで使っているようでした。
岡山県がツイッターで不足分の支援をお願いしたところ、
すぐに集まったということです。
SNSが良い方向に活用されてとても良かったです。

このクーラーは、工事現場などで使用されているものです。
しかし残念ながら、このクーラーの効果はあまり良いものではありません。
ただコンセントを入れるだけですぐ使えるのはいいのですが、
エアコンの本体と室外機が一体となっているのです。
つまり、温風が後ろから排出されます。
このクーラーの前は涼しいのですが、室内に置いた場合、
その後ろから温風が出るため、室内の温度は下がりません。

以前室温の異常に高いコンビニで働いていて、
ここがどうしようもなく熱くて、このスポットエアコンを2台入れていました。
しかし機械が動くと熱も発生するため、効果はなく、
数日で廃止されました。

このクーラーを使うのなら、排気が外に出るように工夫しなくてはいけません。
被災地でこのような機械の仕組みを理解している人がいるといいのですが・・
また、機械は水を排出します。
この水は、工事現場ではそのまま機械の下から流れていてもかまわないのですが、
被災地ではそうはいきませんから、
決まった間隔で水を捨ていないといけません。
できれば普通のエアコンを設置していただきたいです。
窓から管を出すようにして、設置型の大型エアコンがいいと思います。
もちろん室外機は外に。

日本は海外に莫大な援助をしてきましたが、
その援助はもうやめて、全額被災者に給付してください。
アフリカや、アジア諸国に援助している場合ではありません。
海外にあげているお金は、被災者の払った税金です。
彼らを救うために使われるべきです。

2018年7月9日月曜日

今日診察でした

はじめに、豪雨の被害に遭われた方々に
1日も早く心落ち着く日が訪れますように、祈っています。

今日は2か月に1度の診察の日でした。
血液検査、レントゲン、ともに特に変化はなく、
症状は落ち着いている、ということです。
薬もエリスロシンと整腸剤だけです。
これだったら、近くの病院でもいいですよ、と言われました。
その時は即決できなかったので、
このままでいいかな、と思ったのですが。
予約がいらない楽な通院を思い出すと、それでもいいかな、と思います。

今日は朝出かけようと思ったら外がすごい雨。
いや、さっきまで晴れていたのに、これはひどい。
少し様子を見るも、時間がないので、レインコートを着て出かけました。
実際、その10分後には止んだようです。

今の先生はどうやら産休になるらしいです。
この先生は悪化するようなら薬を考える、というスタンスのようでしたので、
安心していました。
先生が変わったら、どうなることやら。
薬を飲むなら、週3回の注射もする、とは言っていました。
前に診ていただいていた先生はすごく悪化しなくても、
ある程度の期間で薬を飲んで菌を叩いたほうがいい、と言っていたので、
そろそろ飲もうか、と言われたら困ります。
当然できるだけ薬はのみたくないな、と思うのです。

今まで2か月おきでしたが、今度は3か月あくので、
次は10月、今度の先生の話を聞いてみようと思います。

2018年7月4日水曜日

都営住宅強制退去後

団地の部屋で、強制退去がありました。
家賃の滞納が原因かもしれません。
比較的若い男性が一人で住んでいたらしいです。
何十年も一緒に住んでいた両親は亡くなったそうです。
その人は自分の荷物だけ持って出ていったのでしょう。
大きな家具などは残されたままでした。

張り紙には、家財道具はしばらくは保管します、と書かれてありましたが、
たぶん引き取りには来ないのでしょう。
1か月ほど後に、業者が来て、荷物を運び出していましたが、
大雨の中、外にしばらく放置されていました。
搬送するトラックも屋根はなく、
机などは脚を折って壊していました。
どう見ても廃棄処分のようです。
元の住民はこれらの費用も請求されると思われます。

その後には「改修工事をします」という張り紙が貼られ、
きれいにして、新しい入居者を募集するようです。

家賃は払えなかったら、窓口で少しでも払います、と言えば、
追い出されることはないようです。
近所の人が「窓口に用があって行ったら、今日は2千円だけ払えますって
言って払っている人がいたわよ」と言っていました。
払う意思があれば追い出されないのかもしれません。
いずれにしても、滞納金の請求は完済するまで続きます。

2018年7月2日月曜日

カレーで認知症予防

カレーを毎日食べると、記憶力が向上して、認知症も予防でき、
注意力も向上して、そのうえ幸福感も感じられると、
アメリカの医学雑誌でその研究が発表されました。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/02/post-9454.php

アルツハイマー病やうつ病では、脳の炎症が原因であることがあるのです。
マウスの実験では、アルツハイマー病に関係する、
プラークが脳内で形成するのを、ターメリックが防いだ、
という研究結果が報告されています。
ターメリックはウコンとも呼ばれ、カレーに入っているスパイスの一つです。

インドではアルツハイマー病が少ないのです。
まあ、ここは平均寿命も考慮する必要があるかもしれません。
インドの方が、アメリカより、平均寿命は10歳短いからです。

ターメリックに含まれるクルクミンがその効果を出す物質なのですが、
サプリも販売されています。
DHCのサプリは「濃縮ウコン」という名前です。

このクルクミンには強力な抗炎症物質でもあります。
そもそも炎症とは、外敵と体が闘うための防御的反応です。
炎症がおこるのは悪いことではなく、体が闘っている、という証です。
クルクミンは、炎症経路における複数の段階で作用することがわかっています。
クルクミンは分子レベルで炎症と闘う物質なのです。
医薬品の抗炎症薬に比べ、副作用は少ないのに、
医薬品と同等の効果を持つことが示されています。

ターメリックは奇跡のスパイス。
これから日本でも大流行する・・・かもしれんません。
もう明日から、毎日カレーです(笑)