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2018年10月11日木曜日

交番そこまでする

足立区は治安が良くないので、事件も多く、警察は大忙し。
全国のニュースでも、容疑者の住所が足立区、というニュースをよく見かけます。
足立区は面積が広いので、他の区の2倍の警察官がいても人員不足なのです。

引っ越してきた家には必ず交番の警察官が来て、
住民の状況を書くカードを持ってきて、様子を見に来てくれます。
うちに警察の方が来たのは、引っ越してから7か月たってからでした。
この交番の受け持つ地域を聞いてびっくり、そんなに広いのって。

そこで少し話をしていると、警察の方が言いました。
「この間も、後ろからついてくる人がいて怖い、という話があったので、
 家まで送っていきました。
 もし夜怖いようでしたら、お子さんに交番に来るように言ってください、
 家まで送りますから。」って。
そこまでしてくれるんだ、すごい。

この交番からはるか離れた所に住んでいる人がいて、
その人の家の近くには警察署があるのです。
警察署が近くなら、安心ですね、とその人に言ったところ、
「違うんですよ、ここから110番すると、遠くの交番から警察官が来るんです、
 だから時間もかかる。すぐそこの警察署からは誰もきませんよ」って。
数人警察官のいるだけの交番から来るのです。
警察署なら何十人、いやもっと警察官いるでしょうに。
でも、警察署は、免許の係、防犯、相談とかの業務をしています。
突然の事件の対応は交番ようです。
住むなら交番の近くが安心です。

高齢化社会で、認知症の物取られ妄想の人が「物を取られた」という
通報を警察にするそうです。
それですごく忙しい、と警察の方は言っていました。
施設でも、毎日「お財布がない」と言ってくる人がいます。
もちろん認知症で、お財布は取られていません。

今までは交番の前を通りかかると、のんびりした警察官をみかけました。
しかし、最近交番での事件がありましたので、
交番の警察官も、棒を持って立っていたり、2人態勢だったりします。
事件で亡くなった警察官は、体を守るベストを着ていなかったそうですが、
足立区の警察官は、いつでも誰でもちゃんとベストを着ています。

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