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2018年10月18日木曜日

オーソライズド・ジェネリック医薬品ってなんだ

「AG」というらしいです。
ジェネリック医薬品なので低価格。
しかし、普通のジェネリックとは違って、
原薬、添加物や製法まで同じ物を、AGというそうです。
ほぼほぼ新薬と同じ薬、と言っても良いでしょう。

ジェネリックは、後発医薬品と言い、後から真似して作った医薬品です。
開発費がかかっていないので、価格を抑えることができます。
こちらは、マンガでわかりやすく説明されている製薬会社のサイトです。
https://www.daiichisankyo-ep.co.jp/ag/

日本では同じ薬なのに、価格が安い、ということになっていますが、
アメリカでは、違う薬、という認識です。
有効成分は同じなのですが、添加物や製法の違うものがあり、
その結果、効き目にも違いがでるので、違う薬とみなされています。

添加物が違うだけで、溶け出す時間が変わったり、
有効成分が分解されやすくなって、効き方が違ってくるのです。
人によっては、新薬のようには効かない場合もあります。

新薬の特許がきれる、と言っても、さまざまな特許があり、
一番はじめに、物質特許がきれます。
この時点でジェネリックを作ると、同じ製法では作れません。
製法の特許はまだきれていないからです。
それでAGはこの時点では作れません。
全ての特許がきれれば、新薬とほとんど同じジェネリックを作ることができるのです。
なかなか、長い道のりです。

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