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2018年12月13日木曜日

沈下性肺炎

肺炎の種類で「沈下性肺炎」というものがあるのを初めて知りました。
今介護の「実務者研修」の勉強をはじめたところです。
テキストを読んで、レポートを書いています。
そのせいで数日ブログを書いていないことに今気が付きました。
これは大変。
そのテキストを読んでいたら、この肺炎が書かれていました。

沈下性肺炎は普通の人がなることはほとんどありません。
長期間寝たきりでなる病気です。
寝たきりとは、6か月以上寝ている生活が続くことを言います。
元気だった人でも、病気やケガで重症になたり、
手術で寝ている日数が長くなると、
沈下性肺炎になることがあるそうです。

https://blogs.yahoo.co.jp/fkqmq500/27824953.html
こちらのブログには、肺炎のレントゲン画像があります。

沈下性肺炎は、仰向けで寝ていることで、
重力によって血液が肺の背中側に溜まってしまうことによっておこります。
長期間動かないでいることで、肺の筋力が低下し、
胸の周囲が動きにくくなってしまいます。
それで、1回の換気量、肺活量が低下。
背中の方の細気管支に粘液が溜まり、
気管支線毛の浄化機能が損傷され、
細菌感染をおこしやすくなるのです。
治療はもちろん抗生物質です。

私はデイサービスで働いているのですが、
ほぼ寝たきりのような人が車椅子で来ます。
話もできないし、胃ろうだから食事もしません。
なんのために来ているのか、と思っていましたが、
自分で動けなくても、体を起こすだけでも、大事なのだと思いました。
家で家族が面倒をみているだけだったら、
きっとベットに寝かされたままでしょうから。

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