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2018年12月3日月曜日

介護職員資格お金がかかる

私は一番下の資格、初任者研修をとりました。
これがあれば、どこでもいつでも働けます。
しかし、できることなら国家資格に挑戦してみたい、とも思います。
しかし勉強しよう、という人は案外少なく、
10年以上介護の仕事をしているのに、初任者のままだったり、
無資格の人で「資格を取ってまでやろうと思わない」
という人もいました。

介護者の質が良くするために制度をいろいろ変えているようですが、
上を目指すといちいちお金がかかるので、
向上心だけでは資格がとれない、という現実があります。
私は今度、実務者研修という資格を取る講座に申し込みをしました。
10万円ですよ。
私は派遣なので、資格をとれば時給があがるので、
1年くらいで10万は回収できる予定です。
しかし、資格をとってもそんなに給料は上がらない、という人が多いようです。
お金かけるのも、勉強するのも嫌、という人も多いです。

実務者研修は週に1回、6回の講習です。
それでも、仕事をしながらだと結構大変です。
さらに、レポートの提出量がすごく多いらしいです。
もし、介護職員の意欲向上を考えるのなら、
保健所あたりで、無料の講習をするべきです。
この実務者研修を取らないと、国家資格の受験ができません。

国家資格、介護福祉士を持っている人は施設では45%くらいいます。
しかし、家に来てくれるヘルパーでは、その割合は27%です。
ちゃんとした所で働くためにも、資格は必要のようです。
私が働いている所で国家資格を持っているのは3人です。

ずっと初任者という人は、やはり仕事ぶりが怠慢です。
あんな人が家に来たら嫌だな、と思うような人でした。
自分には関係ない、と思う人も多いでしょうが、
老人が最高に増えて、要介護人工が爆発する2025年には、
2007年の倍以上の介護職が必要になる、と試算されています。
それで外国人の登場、となるわけです。
きっとその時には、どんな変な人でも、来てくれるだけありがたい、
という時代になるでしょう。

私が初めに「この人すごい仕事できるな」と思った介護職員は、
こう言っていました「介護職員は年数じゃないと思う」
「何年やってても、ダメな人はダメ、その人のセンスなんだよね」と。
センス、というとわかりにくいですが、
工夫だったり、要領だったり、次の仕事をすでに考えて行動していたり、
無駄のない動きだったり、人の気持ちを考えたり、そういうことだと思います

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