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2020年1月23日木曜日

新型コロナウイルス重症例多数

大変なことになりました。22日時点の患者440人の時死者は9人でしたが、
症状が重篤な患者が、なんと102人もいたことが中国政府から発表された、
とNHKが報道しました。
症状が重いとはどの程度なのかはっきりしませんが、
政府的には軽く見せたいはずです、普通のインフルエンザ程度であれば、
重症とは発表しないのではないかと考えます。
重症とは、たぶん、重い肺炎で入院が必要だと思われます。
日本であれば機械や管がたくさんついている状態でしょう。
患者の人数440人も、38度程度の熱なら患者に含まれないかもしれません。
SARSの時は、軽い発熱では患者にカウントしていませんでした。
ということは、患者にカウントされる人は、熱が下がらず入院したほうがいい、
もしくは肺炎である患者でしょうか。
中国のある町では、もう入院できるベッドがない、
病院の廊下も人であふれている、呼吸困難になってはじめて入院できるという。
もともと中国では、病院などのインフラは少ないようですから、
点滴で家に帰される、ということも多いでしょう。
医療が遅れている、ということを知られたくないがために、
隠蔽があるのかもしれません。
そんな中で重症が患者の4分の1近くもいる、というのは怖ろしい事実です。
どのテレビ番組でもこの話には全く触れられていませんでした。

イギリスの研究機関は、いち早くから、患者はもっと多いはずだ、と言ってました。
症状が軽い人は、当然検査もしませんし、患者にカウントされません。
そもそも患者にカウントする症状の定義が、中国と欧米では違うのかもしれません。
日本なら、鼻水だけでも、検査で陽性になれば患者として報告するでしょう。
しかし、重症の人の家族であっても、ちょっと熱がある程度では海外では
患者としてカウントしません。

これがパンデミック、大流行した場合、患者の4分の1が入院するなんて不可能です。
ということは、重症化したら、適切な医療がうけられずに死亡する人が続出する、
ということです。
現在は、重症患者は手厚い医療で一命を取り留めている状態です。
でもパンデミックになったら、それができない。
とにかく感染をひろげないことしかありません。

さらに怖ろしい事には、スペイン風邪では、お年寄りの死者はとても少なかったのです。
それはスペイン風邪が今まで流行したウイルスに似ていて、
ほとんどのお年寄りは免疫を持っていたため、亡くなる人は少なかった。
しかし、今度のコロナウイルスは、医療関係者が多数感染している、
つまり免疫を持った人がほとんどいないタイプのウイルス、
という可能性があります。
新型コロナウイルス、パンデミックになったら、怖ろしいことになりそうです。
もう中国は変な動物特にネズミを食べるのを禁止してください。

ドイツのメルケル首相が中国の習近平に電話をした、というニュースがありました。
ここでメルケル首相は、コロナウイルスの対応に協力を惜しまない、
と伝えたそうです。
フランス大統領も電話した、というから、ほぼ同じ内容でしょう。
くだらない主義を捨てて、世界が一つになって闘う必要がでるかもしれません。
ドイツの協力はとても心強いです、ドイツにとっても早くから臨床に立ち会えるのは
自国での感染対策になります。

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