大変なことになりました。22日時点の患者440人の時死者は9人でしたが、
症状が重篤な患者が、なんと102人もいたことが中国政府から発表された、
とNHKが報道しました。
症状が重いとはどの程度なのかはっきりしませんが、
政府的には軽く見せたいはずです、普通のインフルエンザ程度であれば、
重症とは発表しないのではないかと考えます。
重症とは、たぶん、重い肺炎で入院が必要だと思われます。
日本であれば機械や管がたくさんついている状態でしょう。
患者の人数440人も、38度程度の熱なら患者に含まれないかもしれません。
SARSの時は、軽い発熱では患者にカウントしていませんでした。
ということは、患者にカウントされる人は、熱が下がらず入院したほうがいい、
もしくは肺炎である患者でしょうか。
中国のある町では、もう入院できるベッドがない、
病院の廊下も人であふれている、呼吸困難になってはじめて入院できるという。
もともと中国では、病院などのインフラは少ないようですから、
点滴で家に帰される、ということも多いでしょう。
医療が遅れている、ということを知られたくないがために、
隠蔽があるのかもしれません。
そんな中で重症が患者の4分の1近くもいる、というのは怖ろしい事実です。
どのテレビ番組でもこの話には全く触れられていませんでした。
イギリスの研究機関は、いち早くから、患者はもっと多いはずだ、と言ってました。
症状が軽い人は、当然検査もしませんし、患者にカウントされません。
そもそも患者にカウントする症状の定義が、中国と欧米では違うのかもしれません。
日本なら、鼻水だけでも、検査で陽性になれば患者として報告するでしょう。
しかし、重症の人の家族であっても、ちょっと熱がある程度では海外では
患者としてカウントしません。
これがパンデミック、大流行した場合、患者の4分の1が入院するなんて不可能です。
ということは、重症化したら、適切な医療がうけられずに死亡する人が続出する、
ということです。
現在は、重症患者は手厚い医療で一命を取り留めている状態です。
でもパンデミックになったら、それができない。
とにかく感染をひろげないことしかありません。
さらに怖ろしい事には、スペイン風邪では、お年寄りの死者はとても少なかったのです。
それはスペイン風邪が今まで流行したウイルスに似ていて、
ほとんどのお年寄りは免疫を持っていたため、亡くなる人は少なかった。
しかし、今度のコロナウイルスは、医療関係者が多数感染している、
つまり免疫を持った人がほとんどいないタイプのウイルス、
という可能性があります。
新型コロナウイルス、パンデミックになったら、怖ろしいことになりそうです。
もう中国は変な動物特にネズミを食べるのを禁止してください。
ドイツのメルケル首相が中国の習近平に電話をした、というニュースがありました。
ここでメルケル首相は、コロナウイルスの対応に協力を惜しまない、
と伝えたそうです。
フランス大統領も電話した、というから、ほぼ同じ内容でしょう。
くだらない主義を捨てて、世界が一つになって闘う必要がでるかもしれません。
ドイツの協力はとても心強いです、ドイツにとっても早くから臨床に立ち会えるのは
自国での感染対策になります。
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