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2020年1月23日木曜日

新型コロナウイルスの治療は

治療法はない、と言っても過言ではないでしょう。
なぜかというと、SARSの治療法も確率されていないからです。
ここには各国でほどこされたSARSの治療法が書かれていますが
http://sarsreference.com/sarsref/treat.htm
そのどれにも確証がないと書かれています。
新型コロナウイルスはSARSに似ているそうなので、
SARSの治療を見てみましょう。

とりあえず抗生物質、それは一般の肺炎に施されるものです。
キノロン、マクロライドのお馴染みの抗生物質が使われているようですが、
SARSへの影響は不明のようです。
とりあえず他の菌によるダブル感染があるかもしれないから、
抗生物質は投与されるでしょう。
SARSでも、軽度の患者は抗生物質だけで回復した、ということです。

SARSでは抗ウイルス薬が使われ続けたということです。
もちろん効くという保証はないままです。
リバビリンという薬は確証のないまま多く使われました。
今でも有効かもしれない、と言われています。
しかし高用量では溶血性貧血などの副作用がでます。
インフルエンザの抗ウイルス薬は推奨されない、ということです。

サトカインという免疫が人体を攻撃してしまう
「サトカインストーム」にはステロイドが効果があるようです。
しかしこれも投与の時期を慎重に見極めないと逆効果になったりするそうです。
投与が早すぎるとウイルスを増加させてしまいます。
投与が短すぎると、肺損傷のリバウンドがきたりします。
ジャストのタイミングで投与できた人だけが助かる、ということのようです。

このようにSARSではさまざまな治療がこころみられてきました。
新型コロナウイルスでもこのような状態であろうと想像されます。
中国では慢性B型肝炎、C型肝炎の薬が使われ、T細胞機能を増強するとされています。
とにかく思いつくあらゆる薬を使ってみた、っていうことでしょうか。
SARSが終息したことで、このようなコロナウイルスに対する研究はすすんで
いないかもしれません。
今の状態で重症化して入院したら、どのような治療をするのか、
心配して入院しましょう。

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