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2020年1月26日日曜日

感染症はいつも中国から

今回の新型コロナウイルス、SARSだけではない。
日本だけでなく世界を危機に陥れてきたペスト(黒死病)コレラもみんな
起源は中国だというのです。
強毒性のインフルエンザH5N1も中国南部ではじめて見つかりました。
あのスペイン風邪の起源はまだ議論の途中ですが、これも中国が起源だという
歴史学者もいます。

ペストは2600年前の中国で発生し、シルクロードを経てヨーロッパに広がった、
というのはDNAの研究で明らかになっている。https://www.afpbb.com/articles/-/2772233
ペストは中世のヨーロッパの人口の3分の1を殺している。
このペストはその後アフリカにも伝わった。
これもはじめは、誰かの食べたネズミですかね。

でも一番被害にあっているのは日本かもしれない。
日本史を勉強すると、幾度となく疫病の蔓延が出てきます。
北里柴三郎によるとコレラ菌は中国から長崎経由で日本中に広がったということです。
当時コレラは「ころり」と言われ、文字通りころりと死んでいった病気です。
天然痘も中国から日本に入り、伊達政宗は天然痘で片目を失います。
奈良時代から流行を繰り返し、その鎮魂のために奈良に大仏が作られたと言われています
737年の流行では、屍が道に積みあがったと書かれています。
麻疹(はしか)という言葉が中国語から来ているということから、
これも中国伝来でいいでしょう。
麻疹は日本ではほぼ撲滅した状態でしたが、
最近は中国人が日本で発症する例が増えています。
麻疹は中国では今も大流行している病気です。

歴史はなんのために勉強するのか、昔学校の先生が言っていたのは、
過去の過ちを繰り返さないため。
今また新型コロナウイルスで、これらの過ちを繰り返さないようにしないと。

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