コックリさんは絶対にやってはいけません。
呪われるというのはあながち嘘ではありません。
私が中学の時に、クラスの女の子がいなくなって大騒ぎになりました。
本当にあった話です。
その頃(40年位前です)は子供がいなくなっても、特にニュースにはなりませんでした。
警察には届けたようでしたが、子供の様子がおかしいと親が言ったからでしょうか。
その時は学校のどこでも、休み時間には誰かがコックリさんをやっているほど、
学校中で流行っていました。
私はやってみたいとは思いましたが、人を押しのけて入ることができなかったので
やりませんでした。
やっている子たちは席を人に譲るなんて雰囲気ではありませんでしたから。
中毒みたいになっていました。
やっていたのは女の子ばかりでした。
いなくなった子は、本当にコックリさんが好きだったようです。
ほとんど毎日やっていたようでした。
おとなしくて、真面目な子でした。
学校では先生が、その子がいなくなったことと、コックリさんは禁止だ、
ということを言っただけで、詳しくは話しませんでした。
その子は2週間くらいたったころ、かなり離れたどこかにいた、
という話で、家に帰ってきましたが、学校にはその後来ませんでした。
普通に生活できる状態ではなかったようです。
これを呪われる、というのかはわかりませんが。
つまり「おかしくなってしまった」のです。
その後その子の家に庭には、小さい社(神社みたいなもの)が建てられました。
何をどう祭ったのかはわかりませんが、コックリさんを鎮められたと思われます。
その小さな赤い屋根は今でもそこにあります。
その子が大人になった時に会って話をしましたが、
美容師になったと言い、ニコニコ笑って普通の女性になっていました。
クラスでは、何かの霊を呼び出してその力を借りるとかいうのもやっていました。
椅子に一人座らせて、その四隅にひとりずつ立ちます。
なにか呪文のようなことを言ったかもしれません。
その4人が指1本をいすの下に入れて、合図でいすを持ち上げるのです。
本当に持ち上げていました、みんな「わー」と言っていました。
アニメ「ぐぐれコックリさん」を見て、コックリさんをやりたい、という子供がいたら
大変、と思い、今日はこんなことを書いてみました。
私が見たものと、アニメで使っていた紙は書き方が違っていましたが、
いろいろな方法があるのでしょうか、わざと変えているのでしょうか。
私が見たものは、一人ではできないので、必ず2人でやっていました。
ネットにはコックリさんのやり方も書いているようですし。
危険ドラッグと一緒で、一度だけ、と思ってはじめても、
病み付きになるようです、怖いですよ。
興味本位で、身を滅ぼすようなものに手を出してはいけません。
だから絶対に子供にやらせてはいけません。
子供にはただ「やるな」と言っても無駄なので、この話が役に立てば、と思います。
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