ハクビシンが東京などの街中に住み着いて、被害も出ているようです。
ハクビシンのせいで、SARSという怖ろしい病気になるかもしれません。
SARSにはならない、と書かれたサイトは多いのですが、
ならないという証拠はありません、「なる」可能性はいくつもあります。
なにしろ、先進国で、都市にハクビシンが住み着いているのは
日本(東京)だけのようです、それもこんな人口密集地域で。
英語で「都会に住み着いたハクビシン」と検索したら、1番目に武蔵野市の
ホームページが出ました。次は中野区でした。
インドやアフリカ、アジアにはそういう町はあります。
SARSの危険が考えられる理由。
1、東京にはコウモリがたくさん生息しています。
ウイルスを持っている、広める一番怖い動物がコウモリです。
狂犬病もコウモリが介しています。
そのコウモリは、夕暮れになると、
私の住んでいる東京の住宅街にもたくさん飛んでいます。
ウイルスは、コウモリ→動物→人、と感染することが知られています。
中東コロナウイルスの動物はラクダだと言われています。
エボラの感染源になったと言われている2歳の子供はコウモリに噛まれています。
エボラの動物は猿だと言われています。
2、ウイルスは常に進化しています。
SARSウイルスと、ハクビシンの持っているウイルスの遺伝子が非常に似ていた、
しかし1255個のうちただ1箇所違うところがあった、
ということで、人間のウイルスと、ハクビシンのウイルスは違うものだ、
と書かれているサイトがあります。
この1箇所の違い、これが進化の証拠のようです。
人間に感染するためにこの1箇所の遺伝子を変化させたのです。
2004年に中国で感染が発生した時には、ハクビシンからこの変異したウイルスが
見つかったので、中国政府は市内のハクビシン1000匹を処分しました。
それはこちらのサイトに書かれています。
http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&u=http://harvardmagazine.com/2007/03/the-sars-scare.html&prev=/search%3Fq%3Dpalm%2Bcivet%2Bsingapore%2BSARS%26safe%3Dactive%26biw%3D1093%26bih%3D514
そしてハクビシンの唾液や糞尿からこのウイルスは見つかっています。
ハクビシンは屋根裏に入って天井の上で、糞尿をするそうです。
万が一噛まれたら、すぐに病院に行くべきです。
3、ウイルスは猫に感染する
香港では、SARSに感染した猫が見つかっています。
アメリカの実験室では、猫がSARSを広めることができる、という研究結果がでています。
その感染した猫は、フェレットにSARSをうつしました。
猫が実際に人間のSARSの感染に関与したことはありませんが、
シンガポール政府は、衛生上の予防措置として、街の野良猫退治をしています。
シンガポールにはジャコウネコが街にたくさんいるからです。
http://translate.google.com/translate?hl=ja&sl=en&u=http://messybeast.com/zoonoses.htm&prev=/search%3Fq%3DSARS%2Binfection%2Bis%2Bbitten%2Bby%2Ba%2Bpalm%2Bcivet%26safe%3Dactive%26nord%3D1%26rlz%3D1C2LENN_enJP530JP531%26biw%3D1093%26bih%3D514
4、海外ではハクビシンなどの動物を食べます。
昔、友人の学生寮で、留学生が猫を食べていた、という話を聞きました。
海外の人には、窓の外に子豚がいるように見えるのかもしれません。
SARSは感染力がとても強いので、ひとりの発症でパンデミックになります。
世界的パンデミックも、はじめは香港の一人の男性でした。
彼がエレベーターの中で数人に感染させ、そのうち2人がカナダに帰って・・・
結果8500人の感染、800人が死亡となりました。
東京各区このようなホームページを作って被害の予防をしています
http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/faq/009/001/d012108.html(これは中野区)
私の住んでいる区でも被害が出ているということでした。
はやく学校で子供に注意喚起をして、絶対に近づかないように指導してほしいです。
こどもは「見た事のないかわいい動物」として近づいていくことでしょう。
映画「アウトブレイク」の最初のシーンは、子供が庭で見つけた小さな猿に
「おいで、かわいい猿さん」と話しかける、というものでした。
この猿の持っていたウイルスが街に拡散して・・・・という映画でしたね。
用心のしすぎくらいでいい、とエボラ出血熱の発見者は言います。
私は呼吸器疾患を持っているので、SARSは怖ろしい病気です。
関連記事:エボラ出血熱に今使える治療薬、治療法、10種類
http://unyunenemama.blogspot.jp/2014/08/blog-post_27.html
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