「行動援護従業者」とは、障害のある人が外出するのを手助けする仕事です。
視覚障害のある人の外出を支援する仕事は同行援護と言います。
介護の資格「介護職員初任者研修」をとりましたが、
介護は高齢者だけではなく、障害者の生活全般を支援する仕事もあります。
介護職員初任者研修の研修を受けた学校に「行動援護従業者」の講座の
ポスターが貼ってあったのを見て、興味を持ちました。
料金も3万円台だったので、とってみようと思ったのです。
さらに近所には行動援護従業者を募集している事業所もありました。
資格が取れたら、ここに応募してみるつもりです。
この講座はあまり開かれていないので、
私の東京のクラスには、大阪から通って来る人もいます。
この資格を持っている人も少ないので、
この春に「行動援護従業者」の資格を厳しくしようとしていたのですが、
厳しくすると仕事をできる人が少なくなってしまうので、
厳しくなるのは2021年からに変更になりました。
現在は暫定措置となっています。
厳しくなると、行動援護従業者講座終了に加えて、
障害者の支援業務期間が1年、さらに180日の就労実績が必要になります。
週2日だと2年かかります。
障害者と言ってもさまざまな障害があります。
講座の1日目では「自閉症」の勉強をしました。
自閉症の中にもさまざまな状態の人がいます。
自閉症と言えば、今放送されているドラマ「グッドドクター」の主人公は
自閉症スペクトラム障害で、サヴァン症候群です。
この障害のある人は、記憶力が優れていて、
見たものを瞬時に覚えてしまうそうです。
障害の中には行動障害というのがあります。
しかし、この行動障害は、生まれつき持っている障害ではないのです。
自閉症の人は、悪気があって何かをしているのではないのですが、
普通の人とは違う行動をしたり、物事の感じ方も少し変わっています。
「グッドドクター」を見ている人にはわかりやすいと思います。
そのため家族や周囲の人から怒られたり、
自分の気持ちが伝わらなくていらいらした自閉症の人が、
パニックをおこしたり、問題行動を起こしてしまうことを、
行動障害と言います。
この障害は周囲の人によって作られている、と言っても過言ではありません。
「グッドドクター」が放送されることで、
こういう事実をひとりでも多くの人に理解してもらえるといいな、
と思います。
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