H26年に学費が払えなくて退学した学生は4323人。
同年授業料滞納者は8084人。
学費未納で退学処分になった学生6900人。
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/itaku/__icsFiles/afieldfile/2016/08/02/1371455_2.pdf
学費を払わないと、当然大学をクビになります。
すごい数です、これが毎年繰り返されているのでしょう。
日本はひどい国ですね。
子供の友達は、親が負担するのは学費だけで、
下宿代、生活費、全部自分のバイト代で払う、という学生もいます。
まかない付きのお店でバイトしています。
そうでないと生きていけないそうです。
入学前に学費のことはちゃんとしているのが普通、と思っていましたが、
何も考えていない知人がいてビックリ。
さらにこの人の子供は、無利子の奨学金が不合格だったそうです。
奨学金の条件が「学力が平均以上」ということなので、
かなり成績が悪いようです。
(うちの子の学校で、無利子の奨学金がもらえなかった人はいないそうです)
昨日都立高校では「日本政策金融公庫」の教育ローンの申込用紙を配布しました。
https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/ippan.html
これが国の政策。
借金して大学に行こうってことです。
小泉進次郎さんなんとかしてくださ~い。
奨学金は学生が借りて、卒業後返済する、というものですが、
こちらのローンは、親が借りるものです。
最高350万まで借りられます。
350万円を15年で返済すると、毎月2万2300円の返済が15年続くことになります。
そもそも200~300万円の貯金もできない家計で、
この返済はきついでしょう。
でもこのローンのいい所は、借主が親だということです。
奨学金破産(1万件以上)では、子供が自己破産することになってしまいます。
このローンを借りて、卒業してから親が破産すればいいんじゃないかな、と思います。
利子が安いので、奨学金(学生の2人に1人が借りている)を借りてしまいがちですが、
私はこちらの「日本政策金融公庫」のローンをお勧めします。
未来のある子供に借金を背負わせて社会に出す、なんてことはしてはいけません。
このローンは、母子家庭は返済が18年まで伸ばせます。
私の知人は、母子家庭でお子さんを大学に通わせるために、
お母さんは、休日に施設で夜勤のアルバイトをしています。
もちろん普段は昼間フルでお仕事しています。
うちの子は「そのお母さん死んじゃうよ」と心配してくれましたが、
これが現実なんです。
0 件のコメント:
コメントを投稿