2019年10月12日に東京を直撃する台風19号の避難所の設置について、
区役所に問い合わせた。
嵐の2日前10日、まだ開設するか決まっていない。
ほかの区役所も同様の回答。
車椅子や障害のある人、高齢者、乳幼児は晴れているうちに避難する必要がある。
しかし明日11日にはもうすでに激しい雨が予想されている。
避難所は2日前には開設を告知しないと間に合わない。
障害のある人はすぐに用意ができないし、ヘルパーの手配もすぐにはできない。
アパートの1階でひとり、寝たきりで生活している人は助かるでしょうか。
(実際にそういう人を知っています)
防災担当者の話を感想抜きで書きます。
「避難所は水害の時に検討されるものなので、水害が想定されないと」
私、千葉では風の被害が大きかったが
「避難所が安全だとは限らないし、避難所がら出て行って被災する人もいる」
私、家が壊れたらどこに避難すればいいか
「近所の知り合いの家」
「そもそも家が壊れないように、自分で補強とかしてくだい」
私、近所の家も被災していたらどうする
「家の中の安全な所で身を守ってください」
彼は最後にこう言った。
「心配なら、今から台風の来ない所へ自分で避難してください」
私、区民みんなにそう言っているのか
「そうです」
避難所で怪我する人がでたら、区役所の責任になるから
避難所を開設したくない、という風に聞こえた。
とにかく自分でなんとかしろ、とも聞こえた。
行政ってなんなんだろう。
区の名前は書かないでおこう、あんまりひどいので。
家が壊れて家にいられなくなったら、どこへ避難すれば良いのか?
という質問に、家にいてください、はひどい。
暴風雨の中で飛散物に当たって死ぬだろう。
瞬間最大風速70mが予想されている。この風で人は瞬時に飛んでいく。
10日現在カテゴリー5。
ある区の担当者は素晴らしかった。
「設置を検討中です、決まり次第ホームページでお知らせします」
ネットが使えない高齢者はどうする?
それは台風15号の被災千葉県民が口々に言っていたこと。
子どもの学校も、台風で休校になるかどうかは、ホームページを見るように、
という対応だったが、
当日はアクセス過多で表示されなかった。
私の家は一応鉄筋だが、夢の木造一戸建ては風速70の前では無力だ。
千葉で屋根の飛ばされた人が言っていた。
「避難すればよかった、本当に怖ろしかった」
東京で避難所は開設されるのだろうか。
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