2019年台風19号の豪雨で東京は水没寸前だった。
台風の雨が降り続いた12日。
そして13日未明になると、東京には次々に避難指示が出た。
携帯は避難指示や河川の氾濫情報で夜中に何度も警報が鳴った。
風は止んだが、真っ暗な中で外への避難はかえって危険な気がした。
私は中層階に住んでいるので、外への避難はしなかった。
その時は荒川の氾濫情報のほかに、
なぜか埼玉の久喜の河の氾濫情報など、全く関係ない情報も送られてきた。
携帯には、関係ない所にも送られることがある、と書かれていた。
しかし私の住む街はなんとか13日の朝を無事むかえることができた。
私は夜中に放送している番組を録画して見ているのだが、
あの日の録画を見ていて驚いた。
画面はじに流れるテロップは13日0時のものだった。
そこには氾濫危険情報、荒川(足立区)綾瀬川(足立区)と流れた。
氾濫危険情報の次は氾濫情報になる、氾濫する直前ということだ。
この2本だけで十分に東京の東部は壊滅する。
氾濫警戒情報は芝川・新芝川(足立区、葛飾区)に出ていた。
さらに中川(足立区、葛飾区、江戸川区)で氾濫危険情報が出ている。
ここはゼロメート地帯、ここで氾濫したら2週間は水が引かない。
その水は3mから5mにまで及ぶ。
2階に避難しても危ない。
足立区はこんなにたくさんの河が氾濫したら水没していまうところだった。
ここには悪運の強い人が沢山住んでいるのだろう。
今回は奇跡的に助かった。
しかし次もうまくいくとは限らない。
多くの被災地を、人ごととしてテレビで見ていられなくなる日がくる。
昔は関西に上陸して勢力を落として上陸することが多かったが、
今回のように、勢力を落とさずに海から関東に上陸されると、被害が大きくなる。
地球の気候変動から、日本も例外なく逃れることができないようだ。
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