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2020年6月29日月曜日

地震が多い

テレビでは関東地方で地震が多い、と言っていますが、
最近一番地震が多かったのは、岐阜、長野でした。
ここはよく群発地震がある、と言われているし、回数異常でも
震度は小さいので、関東のテレビでは全く騒がれませんでした。
ここの地震は落ち着いてきているようです。
ネットでは東日本大震災の時もここで群発地震があった、という話が出ています。

しかし、回数は異常ではないが、マグニチュードが大きい地震がこんなに多いのに、
なぜ沖縄、奄美地方の地震はテレビで報じないのだろう。
ほとんど毎日マグニチュード5程度の地震が起き続けている。
これが通常運転だからなのだろうか。
そんなことはない。
東日本大震災当時、放射能を心配した多くの人が、沖縄に移住していた。
移住の理由は放射能だったが、その多くの人は、
沖縄には地震がないから、とネットで言っていた。

阪神淡路大震災が起きるまで、関西では「関西は地震がない」
というのが常識だった。

沖縄の地震が表面化しないのは、海で地震がおきているので、陸地の震度としては小さい。
テレビでは震度3以下は無視される。
体で揺れを感じる人がいないので、なかったことになっている。
しかし6月14日には陸地で震度4を感じる地震がおきた。
震源は奄美大島北西沖、マグニチュード(以下M)は6.3
14日15日には与那国島近海でM5.5が2回とM4.9が1回おきている。
震源地に陸があったら大騒ぎになる所ところだ。

6月はこれまでに九州南部沖も含めこの地方では、M5前後の地震を28回観測している。
これは陸地で震度が観測された地震だけなので、
海の底では小さい地震がたくさん、おきていてもおかしくない。

やはりこれは異常なことらしく、地元に住んでいるという人のブログにも、
最近地震が多くて心配だ、と書かれていた。
この人は西表島の地震が多いと書いています。

ウエザーニュースでは、6月21日に石垣島付近での地震が多い、と報告している。
そしてこのあたりは「沖縄トラフ」と表現している。
南海トラフの南にもあるんです、だから心配。

そしてさらに心配なのが、日向灘での地震だ。
以前九州で大きな地震があった時に、地震の専門家が、
「日向灘で大きな地震が続くと南海トラフ地震が心配になる」と言っていた。
心配するほど大きな地震はおきていないが、
今まではなかった頻度で地震がおきている。
ここで地震が増えると心配、ということは頭の片隅においておいて欲しい。
遠からず大きいのが来ても不思議ではないのが日本です。

2020年6月28日日曜日

コンロの汚れが楽に落ちる

コンロの汚れをためてから落とすのは大変です。
毎日コンロを掃除するのも大変。
それが、毎日調理の後、コンロをきれいにしたくなってしまう方法があります。
毎日ふいていると、ごしごしこすったり、特別な洗剤を使う必要もありません。
だからコンロがいつもピカピカです。

ビルトインコンロではない、持ち運びでき、自分で設置するタイプのコンロは、
なぜか昔から黒でした。
たぶん汚れが目立たないからでしょう。
最近、白いガステーブルが売られています。
私が買ったのはリンナイのHOWAROという商品です。
白いので、汚れが目立ちます、だからすぐに拭きます、だから毎日清潔。
なんで今までこんなことに気付かなかったのでしょう。
黒いコンロはやめましょう。

料理をするのは女性が多いのですから、
ピンクや水色などのパステルカラーのコンロを造るべきです。
黒とピンクが並んでたら、誰だってピンクを買いますよ。
昔はリュックサックも黒や青や、おじさんカラーのものばかりでした。
その後花柄やかわいいリュックサックができて、女子高生に人気になりました。
なんでもきれいで可愛ければ売れるのです。
メーカーのみなさん、よろしくお願い致します。

シンクの汚れ防止に

夏になると、台所の流し(シンク)の掃除を1日忘れただけで、
汚れが気になります。
これは菌による汚れです、台所の菌はトイレより多いのです。
台所の菌は、24時間で10万倍に増えるとも言われています。これは細菌です。
除菌も大事ですが、菌が付かないようにすると楽ですよね。
それには特別な薬品は必要ありません。
シンクが水をはじけばいいのです。
一度きれいに洗ったシンクを拭くか、乾かすかした後に、
油を薄く塗れば完成です。
簡単。

油は殺菌効果のあると言われているココナツオイルがいいと思いますが、
安いココナツオイルが入手できない時は、もったいないので、
普通の食用油で大丈夫、それももったいない時は、
揚げ物に使った古い油でもいいでしょう。

食器を乾かすかごや、蛇口の周囲、濡れ続ける所に油をぬれば
水をはじくので、水あかがあっという間にできる、ということがなくなります。
何日放置しても平気か、は使用頻度にもよるので、
はじめは、どれくらい有効か、実験してみてください。

2020年6月24日水曜日

整形外科がすいている

新型コロナウイルスを心配した高齢者が病院にいかなくなったせいでしょう、
近所の整形外科に患者がいなくてがらがらでした。
いつもなら診察は1時間、リハビリなんてもう2度と来たくない、
と思うほど待たされるのに。

先日肩が痛かったので整形外科に行ったのですが、
診察券を出してすぐ呼ばれました。
肩が痛くてこの診療所に来たのは2度目なのに、
暇なせいで、またレントゲンをとらされました。
同じ症状なんだから、不要な医療費使わないでくださいよ・・・
また同じ注射を打って、すっかり治りました。

一般的に五十肩と言われるものですが、
その半分は筋肉に損傷がおきているそうです。
しかしそれってレントゲンに写りません。
整形外科がいかにテキトウに診断しててテキトウに治療しているのかがわかります。
以前私を変形性股関節症と診断した整形外科医がいましたが、
その後今回の整形外科で、なんともないよ、と言われました。
そもそも1日中歩き続けても、全く痛みを感じない状態で、
今もいくらでも歩けます、こんな変形性股関節症患者いません。
多分、股関節の周りの筋肉が硬くなっているんでしょう。
筋肉は整形外科の適応範囲外ですから。

今まで整形外科が混んでいたのは、不要不急の患者であふれていた、
ということが今回事実としてわかりました。
テレビではその他の診療科でも患者が減って、診療所の経営難だ、
なんて言ってますが、そもそも今まで不要な診療で儲けていたのだから、
ここ数か月は無駄な医療費が節約できて良かったと思います。

テニスのスーパースター、ジョコビッチ選手がテニスのチャリティー試合を開催
したとたんに、ジョコビッチ選手本人ほか大勢の新型コロナ感染者が出た、
ということですが、
これからも、今までの生活をするだけで感染者は出続けるでしょう。
かと言って、コンサートに少しの人を入れただけでは、
結局いつかは倒産するでしょう。
お店も同様です。
新型コロナを普通のインフルと同じように考えるか、
自粛を続けるのか、どっちかにはっきりするべき時期ですね。

日本政府は感染当初「国民がパニックになるから」と言って、
事実を公表しなかった、ということが専門家会議のメンバーによって曝露されました。
政府は「症状が出る前から感染させる能力がある」という事実を
国民に知らせないようにした、というのです。
さらに、自粛を専門家会議が強要したみたいにするのもやめて、と言っています。
彼らは情報を提供するだけで、国がどうするかは政治家が決めたんでしょ、
ということです。
真っ赤な国旗のどこかの国みたいじゃないですか。
これが致死率80%の病気だったらどうするんだろう。
やっぱり情報操作をするんだろうか。
原発事故の時にやってるんだから、今更驚くこともないか。
やはり自分でネットを見ていないと、だまされちゃうってことですね。

2020年6月22日月曜日

マスクで熱中症になった

今年一番の暑さになった16日、マスクをして仕事をしていたら
熱中症になりました、今年はマスクで熱中症になり死亡する人が増えるでしょう。
私は介護施設で働いていまるので、仕事中にマスクは欠かせません。
今の施設の仕事には、利用者さんの部屋の掃除があります。
先日この夏一番の暑さでした。
施設の中で働いているのですが、高齢者は冷房が嫌いな人が多く、
高齢者の部屋は高温になっていました。
認知症の人が多いので中には「暖房が壊れたみたいなのよ」と言う人までいました。
それほど室内は高温になっていました。

私はまだこの施設に入ったばかりだったので、仕事の手順も悪く、
水分をしっかり摂れていませんでした。
鏡を見ると顔が真っ赤になっていたので、あわてて塩分のタブレットを2つ食べ、
冷たい水を飲みました。
しかし気持ちが悪く、お昼に食べたカレーがいつまでも喉元にあるようです。
冷房を入れても部屋はなかなか冷えません。
掃除なのでほこりの対策でマスクをしていたのですが、
これが失敗でした。
マスクのをはずしただけで随分涼しい感じがしました。
夏にマスクは危険です、人がいない時ははずしましょう。

幸いこの日はこれ以上悪くなることはありませんでした。
熱中症怖いです。
去年は中程度まで悪化して、危なかったのですが、
今年は6月から猛暑です、この後気温がどうなるのか心配です。

それなのに公園で遊ぶ子供たちは1人残らずマスクをしています。
熱中症で死んでしまいますよ?なんのためのマスク?
コロナで死なないためにマスクをしていたはずです。
戸外でマスクは全く不要です。
SARSの重症者患者がいても、病室の窓を開けていたら2次感染が全くなかった、
という事例が、ベトナムの病院から報告されています。
外気が入れば感染しないんですよ、外で感染はしないでしょう。
テレビで東邦大学の小林いんてつ先生も外ではマスクを外しましょう、と言っていました。

しかし「マスク警察」という、そのほとんどは中高年の人なんですが、
マスクをしてない人を見つけると、怒鳴るという人種がいるというのです。
怒鳴られるのは女性と子どもです。
弱い人にだけ怒鳴るんですよね、こういう人種は。
コロナよりこの人たちの方が怖いですよ。
テレビでは、マスクをしてなかったら、近寄ってきた老人が顔に唾をかけた、とか
マスクのひもの切れてしまった子どもが、50代のおばさんに
「マスクしろ!殺すぞ」と言われた、という話がありました。
気持ち悪い話です。
どちらも犯罪です。
怖い恐い。

コロナ患者は日本にはもうほとんどいないんです。
アメリカなんか毎日6月20日の感染確認3万人ですよ。
さらに死者は今でも毎日多いと700人少なくても350人程度います。
アメリカで一番死者が多かった日には1日に2701人も亡くなっていましたから、
今はもう随分少なくなったようです。
これがコロナの怖ろしさであって、今の日本はなんでもないんです。
日本は今1日の死者は、いても5人くらいです。
コロナは大丈夫なんです。
他の病気で死亡する人が圧倒的に多いですから、もうコロナの心配はいりません。
1年間で37万人が癌で死亡しています、毎日1000人程度になります。
もう一度言います、毎日癌で1000人死亡してるんです。
マスク警察のみなさん、コロナより癌を心配してくださいね。
マスクするより人間ドッグに行ったほうが長生きできます。

2020年6月19日金曜日

介護施設に入って失敗

介護施設に入ってから「こんなはずじゃなかった」と思う人は多いようです。
その1つが「特定施設」かどうか、ということです。
こんな専門用語、あまり知られていないですよね。
「特定施設」なら、入居すれば、介護は十分にうけられます。
え?介護が十分にうけられない施設なんてあるの?
「特定施設」でないと、介護をうけるたびに、料金を払うことになります。

そのかわり「特定施設」は入所すると、介護保険を全て施設に払うことになります。
それで、十分な介護が受けられるわけです。
「特定施設」でないところは、サービス付き高齢者住宅や、住宅型有料老人ホームです。
介護付き有料老人ホームは「特定施設」です。
ややこしいので、ここで間違うと「失敗した」ということになります。

「特定施設」でない所では、介護のスケジュールが決まっていて、
それ以外の介護を要求すると、そのつど料金を支払う必要がでてきます。
「特定施設」には職員が沢山いるので、呼べば来てくれます。
入居者の数の3分の1くらいの職員が出勤しているような施設なら安心です。
入居時には、職員の数は必ずチェックしましょう。
そして、正社員の数と、パートの数、その年齢もチェックです。
ひどい所は入居者の10分の1くらいの職員しかいない所もあります。
それも全員パートや派遣だったりしたら最悪です。
さらに職員の年齢もチェックしましょう。
私が以前働いた施設には70代の職員が2人いました。
おばちゃんの職員が仕切っている所は職場の雰囲気が悪かったりします。
やっぱり若い人が元気に働いている施設が活気があっていいですよね。
中には正社員しか採用しない、という施設もあります、これは安心です。

職員のチェックには、職員募集のサイトも使えます。
そこには職員の年齢や数などが書かれています。
入居者の数と職員の数はよく見ましょう。
以前私の働いた施設の募集に「雰囲気のいい職場です」と書かれていました。
ここは職員が入居者に怒鳴ったりしていたんですけど・・・・

そんなことケアマネジャーさんは教えてくれなかった、という人もいるかもしれません。
ケアマネジャーが善良は人とは限りません。
ケアマネジャーと施設が結託していると、そこを勧められてしまうかもしれません。
紹介料とかもありますからね。
昔のケアマネジャーはみんなロレックスしてたわよ、と言う人がいました。
今はそうでもないようですが。

それでまずは、特別養護老人ホームを申し込んでおいて、
有料老人ホームに入居する、という人が多いです。
そういう人はある日突然引っ越していきます。
特養は当選の通知が来てから、
だいたい1週間以内に引っ越ししないと、取り消しになってしまうのです。
空きを待っている人がたくさんいるからです。
とにかく安いので、みんなの憧れは特別養護老人ホームです。

アルコール性認知症

酒の飲みすぎでアルコール中毒になることは知られていますが、
過度の飲酒で認知症になることは知られていません。
肝臓の数値は飲酒をやめることで、ある程度は改善されますが、
アルコールによる脳の損傷は決して回復することはありません。
これは高校の授業で必修にするべきです。
違法薬物の害は学校の授業で教えますので、みんな知っています。
ほとんどの子どもはその怖ろしさを知り、手を出すことはないでしょう。
ここにアルコールも加えるべきです。
アルコールが身近であるがゆえの恐怖を子どもに知らせるべきでしょう。
ほとんどの子どもの飲酒は、親が飲ませる、ということです。

アルコール性認知症の患者はよく「もう飲んでいません」と言うそうです。
しかし脳の画像で、脳が萎縮しているのですぐにわかります。
このような患者はすでに他の疾患で飲酒をする元気もなくなっています。

アルコールが害を与えるのは肝臓だけ、という常識は誰が教えこんだのでしょう。
アルコールは脳に直接影響を与え、脳の機能に影響を与えるのです。
そんなことみなさん実感しているはずなのに、
お酒はコーヒーのようなものだ、という刷り込みをされています。
お酒を飲むのがカッコいい、という洗脳までされています。
日本人は世界の中でも特にお酒を分解する能力が低く、
無理をして飲んでいる人も多いはずです。
酒にお金を浪費する結果、食事の質が低下し、さらに認知症のリスクが高まります。

アルコール性認知症は、いったん発症すると元に戻すことは難しいです。
症状はアルツハイマー型認知症と同じですから。
ウェルニッケ脳症とコルサコフ精神病を発症します。
ウェルニッケ脳症の症状は、まぶたが垂れる、目の動きがおかしい、
見当識障害(時間や場所がわからなくなる)錯乱などです。
これを治療しないでおくと、昏睡状態になり死亡することもあります。
コルサコフ精神病では、記憶喪失、新しいことが学べない、幻覚などです。
そのほかアルコール依存症の症状もおこるため、
衝動的な行動、集中できない、感情を制御できない、何度も繰り返すなどです。

始まりは、短期記憶の傷害です。
短期記憶とは、さっきのことを覚えていない状態です。
この症状が悪化していきます。
治療法もあるので、早期ならば改善する例もあります。

アルコールでの認知症患者なんて身近にいないし、聞いたこともない、
という人がほとんどでしょう。
しかし、病名がつかなかっただけで、実は身近にいたかもしれません。
お酒を止めたのに暴力的な人などもその可能性があります。
老年期であれば、アルコール性を疑わずに、普通に認知症と診断されるかもしれません。

アルコール性認知症患者は、その他の認知症を誘発することも知られています。
フランスの研究では、アルコール依存症は若年タイプの認知症の最も重要な
危険因子である、とされています。

このような患者の介護は、家族にしてみれば地獄でしょう。
体も不自由で、認知症で、幻覚が見えたり、うつだったりします。
暴力的な場合もあるし、行動を自分で制御できない人もいます。
治療としては、おとなしくなるような精神科の薬がでます。
それでも手に負えない場合は、精神科に入院となります。
鉄格子のついた病棟に鍵をかけられてしまうのです。

知人が「私は酔うためにお酒を飲むの」と言っていましたが、
こういう人は危ないのだそうです、お酒を味わうのではなからです。
お酒は水で割ることもしないそうです。
彼女は介護職なので、認知症の人をたくさん見ていますので、
日頃から「私は長生きしたくないから」と言っています。
でも医療の進歩で、死なないで長生きする、という時代になっているのですが・・・

2020年6月14日日曜日

日本人がマスクをする理由

日本人がマスクをする一番の理由は、新型コロナウイルスに感染したくないから
ではありません。
高齢者は自分が感染したくないからマスクをしている人が多いようですが、
若い人は仕事先で「あなたなんでマスクしてないの?」
と非難されるのが嫌でマスクをしているだけです。
そんなことになったら、めんどくさい、ということです。

実際にマスクをしていなかったコンビニ店員が怒鳴られた挙句に
警察に通報されたそうです。
これは警察も困るでしょう。
私は自転車で道を走っている時にはマスクはしませんが、
人とすれ違う時にはなるべく離れるようにしても、正直怖いです。
感染ではなく、嫌がらせを言われるのではないか、という恐怖です。
そのせいか、今年は道を移動中に熱中症になる人は例年よりも多いということです。
暑い時は無理せずマスクを外しましょう。

うちの子どもは満員電車で通勤しているので、マスクの無力さを痛感しています。
ですが、パフォーマンスとしてマスクは手放せないのです。
マスクをするのが正義、みたいな風潮は怖いですね。
人にそれを押し付けるのは嫌ですね。
何をしても、感染者と一緒にいたら感染してしまうのが新型ウイルスの怖さです。

しかし、症状が出る前が一番感染させやすい、ということなので、
みんながマスクをしていると安心する人も多いでしょう。
でも、そんなに心配なら、当分外出を自粛したほうがいいですね。

最近東京でも、濃厚接触者を検査するようになったので、
今日は感染者が増えています。
ちょっと検査すると、陽性者がどんどん出てきます。
もうコロナはノロウイルスのように広がって、なくなることがなくなったかのようです。
しかしノロウイルスよりも重症になるし、致死率も高い。
だからと言って家に閉じこもっていても、人間生きてはいけません。
交通事後が怖いからと言って家から出ないわけにもいきません。
昔近所に、地震が怖くて遠くに仕事に行かない、という建築関係の人がいました。
その人はそれでも生きていけましたが、みんながそんな生活はできないでしょう。
O157が怖くてお弁当が食べられない、という人生も困ります。
世界には沢山の病気があります。
毎年、蚊にさされて死亡する人はすごい数です。
蚊が怖くても、人は外に出ないと生きていけません。
何もなくても、日本では毎日平均3280人の人が亡くなっています。
もう普通に生活するしかないようです。

2020年6月4日木曜日

マスクの下は?

毎日かかさずマスクをしていると、面白いことになる。
ある女性職員がマスクを外した顔を見て、ビックリ、全員がフリーズした。
私を含め他男性職員が2人いたのだが、
3人が彼女の顔を見て、しばらく無言になった。
私は「え?こんな顔だったの?」と唖然とした。
多分ほかの2人もそんな感じだったのだろう。
その3人を見て、女性職員も「え?何?」と不審そうだった。

いや、なんでもないよ、とその場をとりつくろって、急いで仕事に戻った。
これはいったいどういうことなんだろう。
そういえば、彼女がマスクを外した顔を見たことがなかった。
見たことがないんだから、はじめての顔を見てどうしてこんなに驚いたのだろう。

人間の脳は、見えない顔の部分を、勝手に想像していたんだろう。
その想像は自分の身近にある顔に近いと思われる。
もしくはテレビなどで見ているような顔。
それが不細工なわけがない。
善良は私は間違いなく、美しい顔を想像していた。
いつも見ている目元にふさわしい、美しい顔だ。
そうでなければいけないのだ。
なのに、そうじゃなかった・・・・・

これは彼女にはなんの非もない。
私だって悪くはない、脳のいたずらなのだから。
たまにはマスクを外した顔を見せることが大事だ、とつくづく思った(笑)

次亜塩素酸噴霧やめて

次亜塩素酸水を噴霧器で霧状にして加湿器のように噴霧している老人施設は多いです。
コロナ以前からインフルのウイルスを消滅させると信じてやっています。
しかし、狭い事務所で噴霧されると、目にしみます。
きっとこれを吸い込んでいるのだから、肺の損傷をおこしているだろう、
と思い、人が見ていない時はスイッチを切っていました。

老人施設の人は「これは人には害はないの」と言っていましたから、
そういうふれこみで売り込まれたのだろう、と思いました。
私は「健康に有害」と教えたけど、誰も聞いてくれなかった。
最近では保育園でも使われているらしい、無知は怖い。
首から次亜塩素酸を下げてる人もいた、もう宗教としか言いようがない。

家庭で使う漂白剤は「次亜塩素酸ナトリウム」これはアルカリ性で刺激が強い。
今回噴霧が問題になっているのは「次亜塩素酸水」これは弱酸性だから、
安全を謳って多くの商品が出回っている。
しかし今回経済産業省が噴霧はやめて、というニュースになった。
こちらは経済産業省のファクトシートです。
https://www.meti.go.jp/press/2020/05/20200529005/20200529005-3.pdf
ざまーみろ、と言いたいところだが、その施設は辞めてしまったから残念(笑)

経済産業省というより、WHOが消毒剤を人体に噴霧することはいかなる状況でも
推奨されない、と言ってくれたのである。
推奨しないって、やめろってことです。
まあ、消毒剤を注射したらいいんじゃないか?という大統領がいるくらいだから(笑)
コロナにいいどころか、こんなのインチキだからね。

経済産業省のファクトシートでは、WHOだけでなく、アメリカCDCまで
引用されている。
中国でさえ、人がいる空間では消毒薬はまかないで、と言っている、これも笑える。
日本の厚労省も、吸い込んだら有害ですよ、と言っている。
でもこれはコロナより前から噴霧しているんだから、
厚労省の対応はいつもながら遅すぎ。
でも厚労省の耳に入るくらいだから、ほとんどの施設が使っていたんだろう。
ここにきて、コロナ対策で噴霧器がバカ売れしたので、
あわてて通達した、というかんじだ。
でも信じて高額の機械と液体を大量に買ってしまった施設はどうしたらいいんでしょう。
業者は引き取ってなんてくれない、だまされて大損、でおしまい。

2020年6月3日水曜日

インフルエンザのほうが怖かった

2019~2020年のシーズンに日本でインフルエンザにかかったのは
なんと6,827,000万人、これでも過去12年で最低の数だった。
2018年は3325人が死亡しいている。
新しい統計がないのですが、2019年も3000人以上が死亡しているそうです。
一日に50人は死亡している、と書いているサイトもあります。
コロナの死者は1日10人程度なので、日本はインフルの方が怖かったですね。

死者が多い原因は高齢化があるでしょう。
インフルでは高齢者の死亡率が高いからです。

インフルで入院した人は12,955人。
https://www.mhlw.go.jp/content/000620714.pdf
10歳未満は5083人、60歳以上が5698人、若者と大人なほとんどいない感じです。
そうすると、子どもにとっては新型コロナウイルスよりインフルのほうが脅威です。
それなのに、インフルが怖くて学校を休む子はいないですよね。
ちなみに新型コロナウイルスで死亡した最年少は40代の力士でした。
学校は再開したほうがいいのでは?
スペイン風邪では、第2波で死亡したのは第1波の10倍だったのです。
スペイン風邪は強毒化しました。
新型コロナウイルスでも変異は繰り返されているので、どうなるかわかりません。
今平和なうちに学校に行った方がいいのではないかと思います。

インフルで集中治療室に入ったのは621人、
人工呼吸器が必要だったのは461人。
どちらも10代20代が少ないだけで、その他の年代全てが重症化のリスクがあります。
インフルは治療薬がありますが、重症化するとやはり難しい病気です。
今年は新型コロナウイルスで大騒ぎでしたが、
欧米のような大量の死者がでたわけでもない日本にとっては、
いつものインフルエンザのほうが怖かった、ということになりました。

韓国では今年のインフルワクチンを大量に用意して
多くの国民に接種する、という政策を打ち出しました、すばらしいことです。
日本ではそんな話は無いので、今年のインフルワクチンは
奪い合いになるかもしれません。
ワクチン接種が始まったら急いで病院に行くか、予約をしないといけません。

喘息(アレルギー)は新型コロナウイルスにかかりにくい

喘息を持っている人は新型コロナウイルスにかかりにくい、
という発表が国立成育医療研究センターからありました。
さらにアレルギー自体が新型コロナウイルスにかかりにくい、という話もあります。

国立成育医療研究センターの発表はこちらです。
https://www.ncchd.go.jp/press/2020/pr_20200602.html
中国、アメリカ、メキシコの論文解析からわかった、ということです。
COPDや糖尿病では重症化率が高かったのですが、
喘息だから重症になる、という証拠はなかったというのです。
この地域の喘息患者は人口の7.95%なのに対し、
新型コロナウイルスの患者の中で喘息であったのは5.27%だった。
つまり喘息患者で新型コロナウイルスにかかる人は少なかった、ということです。
当初呼吸器疾患がある人は重症化するから・・という話でした。
COPDの場合は高齢者や喫煙者が多いので、こちらは重症化のリスクが高いです。

喘息で常時咳が出る人は、外に出るのもはばかられる、
という状態でしたが、これからは大手を振って外出できますね。
「私かかりませんから」って。

喘息患者が罹患しにくい、というのはSARSでもあったそうです。
新型コロナウイルスはSARSの姉妹です。
 
新型コロナウイルスが人の上皮細胞に侵入する時に、
ACE2という分子と結合します。
喘息患者では、アレルギーの原因になるサトカインがACE2の生産を少なくしているため、
新型コロナウイルスに感染しにくい、と考えられています。
また、ACE2を増強するというサトカイン(インターフェロン)があります。
このサトカイン(インターフェロン)は喘息患者は体内で生産しにくいのです。
体内にACE2の少ない喘息患者は、感染させるためのACE2が少ない、
従って感染しにくい、という結論です。

これは日本での発表ですが、喘息といえばアレルギー性疾患です。
アレルギーを持っている人ではどうなんでしょうか?
海外のサイトではアレルギーも喘息同様に書かれています。
https://www.immunetolerance.org/news/2020/04/allergy-asthma-and-covid-19-susceptibility
アレルギー万歳!かもしれません。
うちの子どもは猫アレルギーなので、いいかも。

アレルギーでも先ほどのACE2の生産が少ないのだそうです。
だったらアレルギーを持っていると新型コロナウイルスに
かからないのかもしれません。
日本人のほとんどは花粉症ですから、それが患者の少ない理由かもしれません。
だったらACE2を少なくする薬でも作ったらどうでしょう?
感染予防になるでしょうか?それで喘息になっても困りますが。

アレルギーは、きれいにしすぎる結果広まった病気です。
だから日本にはアレルギーの人が多いのでしょうか。
発展途上国にはアレルギー症状はほとんどない、と聞きます。
ということは、発展途上国では新型コロナウイルスが猛威をふるうかもしれません。
花粉症はつらいですが、怪我の功名です。
今後アレルギーや花粉症の人の罹患率を調査してもらいたいものです。