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2020年6月29日月曜日

地震が多い

テレビでは関東地方で地震が多い、と言っていますが、
最近一番地震が多かったのは、岐阜、長野でした。
ここはよく群発地震がある、と言われているし、回数異常でも
震度は小さいので、関東のテレビでは全く騒がれませんでした。
ここの地震は落ち着いてきているようです。
ネットでは東日本大震災の時もここで群発地震があった、という話が出ています。

しかし、回数は異常ではないが、マグニチュードが大きい地震がこんなに多いのに、
なぜ沖縄、奄美地方の地震はテレビで報じないのだろう。
ほとんど毎日マグニチュード5程度の地震が起き続けている。
これが通常運転だからなのだろうか。
そんなことはない。
東日本大震災当時、放射能を心配した多くの人が、沖縄に移住していた。
移住の理由は放射能だったが、その多くの人は、
沖縄には地震がないから、とネットで言っていた。

阪神淡路大震災が起きるまで、関西では「関西は地震がない」
というのが常識だった。

沖縄の地震が表面化しないのは、海で地震がおきているので、陸地の震度としては小さい。
テレビでは震度3以下は無視される。
体で揺れを感じる人がいないので、なかったことになっている。
しかし6月14日には陸地で震度4を感じる地震がおきた。
震源は奄美大島北西沖、マグニチュード(以下M)は6.3
14日15日には与那国島近海でM5.5が2回とM4.9が1回おきている。
震源地に陸があったら大騒ぎになる所ところだ。

6月はこれまでに九州南部沖も含めこの地方では、M5前後の地震を28回観測している。
これは陸地で震度が観測された地震だけなので、
海の底では小さい地震がたくさん、おきていてもおかしくない。

やはりこれは異常なことらしく、地元に住んでいるという人のブログにも、
最近地震が多くて心配だ、と書かれていた。
この人は西表島の地震が多いと書いています。

ウエザーニュースでは、6月21日に石垣島付近での地震が多い、と報告している。
そしてこのあたりは「沖縄トラフ」と表現している。
南海トラフの南にもあるんです、だから心配。

そしてさらに心配なのが、日向灘での地震だ。
以前九州で大きな地震があった時に、地震の専門家が、
「日向灘で大きな地震が続くと南海トラフ地震が心配になる」と言っていた。
心配するほど大きな地震はおきていないが、
今まではなかった頻度で地震がおきている。
ここで地震が増えると心配、ということは頭の片隅においておいて欲しい。
遠からず大きいのが来ても不思議ではないのが日本です。

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