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2020年6月19日金曜日

介護施設に入って失敗

介護施設に入ってから「こんなはずじゃなかった」と思う人は多いようです。
その1つが「特定施設」かどうか、ということです。
こんな専門用語、あまり知られていないですよね。
「特定施設」なら、入居すれば、介護は十分にうけられます。
え?介護が十分にうけられない施設なんてあるの?
「特定施設」でないと、介護をうけるたびに、料金を払うことになります。

そのかわり「特定施設」は入所すると、介護保険を全て施設に払うことになります。
それで、十分な介護が受けられるわけです。
「特定施設」でないところは、サービス付き高齢者住宅や、住宅型有料老人ホームです。
介護付き有料老人ホームは「特定施設」です。
ややこしいので、ここで間違うと「失敗した」ということになります。

「特定施設」でない所では、介護のスケジュールが決まっていて、
それ以外の介護を要求すると、そのつど料金を支払う必要がでてきます。
「特定施設」には職員が沢山いるので、呼べば来てくれます。
入居者の数の3分の1くらいの職員が出勤しているような施設なら安心です。
入居時には、職員の数は必ずチェックしましょう。
そして、正社員の数と、パートの数、その年齢もチェックです。
ひどい所は入居者の10分の1くらいの職員しかいない所もあります。
それも全員パートや派遣だったりしたら最悪です。
さらに職員の年齢もチェックしましょう。
私が以前働いた施設には70代の職員が2人いました。
おばちゃんの職員が仕切っている所は職場の雰囲気が悪かったりします。
やっぱり若い人が元気に働いている施設が活気があっていいですよね。
中には正社員しか採用しない、という施設もあります、これは安心です。

職員のチェックには、職員募集のサイトも使えます。
そこには職員の年齢や数などが書かれています。
入居者の数と職員の数はよく見ましょう。
以前私の働いた施設の募集に「雰囲気のいい職場です」と書かれていました。
ここは職員が入居者に怒鳴ったりしていたんですけど・・・・

そんなことケアマネジャーさんは教えてくれなかった、という人もいるかもしれません。
ケアマネジャーが善良は人とは限りません。
ケアマネジャーと施設が結託していると、そこを勧められてしまうかもしれません。
紹介料とかもありますからね。
昔のケアマネジャーはみんなロレックスしてたわよ、と言う人がいました。
今はそうでもないようですが。

それでまずは、特別養護老人ホームを申し込んでおいて、
有料老人ホームに入居する、という人が多いです。
そういう人はある日突然引っ越していきます。
特養は当選の通知が来てから、
だいたい1週間以内に引っ越ししないと、取り消しになってしまうのです。
空きを待っている人がたくさんいるからです。
とにかく安いので、みんなの憧れは特別養護老人ホームです。

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