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2015年3月21日土曜日

危険な油「トランス脂肪酸」

マーガリンなどに含まれるトランス酸の過剰な摂取が健康に
悪影響を与える可能性がある、と。
日本でこのような油を作ったり、売ったりしている会社が言うのですから
間違いありません。
日本の「トランス脂肪酸」を多く含む食用油を製造販売している会社が集まり
活動している団体「日本マーガリン工業会」がはっきりこう言っています。
http://www.j-margarine.com/newslist/index.html#
こちらのサイトの
「トランス脂肪酸について」をクリックするとそう書かれています。

トランス脂肪酸はアメリカでは、健康に悪いから含有量を表示することが
2006年には義務づけられています。
日本でも早く規制してほしいものです。
こちらのメグミルクのサイトにはトランス脂肪酸について詳しく書かれています。
http://www.meg-snow.com/news/2014/pdf/20141001-920.pdf

トランス脂肪酸を多く含む食べ物です。
 ・ショートニング(クッキーやケーキ類の原材料には必ず書かれています)
 ・フライドポテト・揚げ物・アップルパイ・ケーキミックス・ホットケーキ
 ・ワッフル・フライドチキン・アイスクリーム・コーヒークリーム
 ・電子レンジで作るポップコーン・ハンバーガーの肉
 ・菓子パン・クリーミーな飲み物・クラッカー・冷凍食品
 ・カリカリの麺・クリーム状のデザート・ドーナツ

ということは、おやつは和菓子、おせんべいに決まりですね。

では健康的な油を摂取するにはどうしたら良いのでしょう?
アメリカ健康医薬品局(FDA)ではこう言っています。
http://www.fda.gov/Food/IngredientsPackagingLabeling/LabelingNutrition/ucm079609.htm
 ・調理は植物油やオリーブオイルを使いましょう
 ・調理は油で揚げる代わりに、焼いたり蒸したりするようにしましょう。
 ・ナッツ類の油は健康に良いです、アーモンド、くるみ、アボガドなど。
 ・低脂肪の乳製品や皮なしの鶏肉がおすすめです。
 ・魚介類は健康にいいです。
 ・全粒穀物、野菜をたくさんとりましょう。
 
アメリカではファーストフードでも、トランス脂肪酸を減らす努力がされています。
アメリカのマクドナルドでは、アップルパイからトランス脂肪酸をなくしたそうです。
日本のマクドナルドのことは、わかりません。
それに、たいていどこの店舗でも、フライヤーの中の油は真っ黒ですよね。

昔マーガリンが登場した時には、健康にいい、というのがうたい文句でした。
時代は変わるものです。
昨日はコレステロールが実は体に大切で、アルツハイマーを防ぐ、という
内容を書いたのですが、コレステロールも、悪い油では、
かえって健康を害してしまいます。
悪い油がアルツハイマーの原因かもしれません。
オレゴン健康科学大学のジーンボーマン博士の研究がアメリカのニュースで
取り上げられました。
なので、このような話はアメリカ人なら誰でも知っています。
http://www.cbn.com/cbnnews/healthscience/2012/march/brain-shrinkage-trans-fats-link-to-alzheimers-/
トランス脂肪酸を多く食べた人では、記憶や思考ののテストの点が低かった、ということです。
その一方、ビタミンB.C.D.E.が血中に多かった人は、点数が良かったそうです。

トランス脂肪酸のてとも少ないマーガリン、というのを探したら、
ありました「べに花ハイプラスマーガリン」しかし、560円、ちょっと高いですね。
今バターが品薄で高騰してひとつ500円ちかくになっていますが、
マーガリンは200円以下ですものね。
余談ですが、私が毎日行っているミニスーパー「マイバスケット」では、
トップバリューのバターが320円それも税込みで売っています。

関連記事:コレステロールが脳を守る
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/03/blog-post_39.html

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