まずは、休むこと、そしてアメリカでは
「アイスバックで冷やす」そうです。
炎症がおきていて痛い時は、冷やすと痛みがとれて快適になる、と多くの
英語のサイトには書かれています。
http://www.everydayhealth.com/hip-pain/hip-pain-home-remedies.aspx
日本の整形外科では冷やす、という治療法はないようです。
冷やし方は1回10~15分、1日4~5回、タオルで包んだ氷で。
と書かれています。
冷凍野菜でもいいですよ、とか書いているのですが・・・
日本語のサイトには「湿布で冷やすと体を冷やしてしまうのでよくない」
と書いている所さえありましたが、湿布どころか、アイスバックですよ。
私は、足の痛みがとれるのなら、なんでもします、という人が多いと思います。
痛くなった時に「もっと早く整形外科に行っておけばよかった」と思う人もいるかと
思いますが、
どうやら、ちょっと悪い程度の、股関節の治療は無いようです。
大きい病院のサイトにも、治療法は無い、と書かれています。
整形外科では痛み止めを出してくれるだけです。
今は以前の「ロキソニン」とは違っていい薬がいくつもあるそうです。
「セレコックス」は炎症成分を抑えて、痛みの発生を防ぎ、胃にもやさしいというものです。
(ちなみに内科の先生はロキソニンは飲んじゃダメ、と言っていました)
整形外科での治療は、腰を温めて、電気やって、ストレッチしてください・・・・そんなもんです。
腰を温めるのは、貼るカイロで。
これは効果あります。
電気は家庭用の電気治療器を持っているので、私は通う必要はないです。
こちらには「理学療法は股関節炎の全てを改善することはない」という研究が
書かれています。かえって副作用が多かったとも書かれています。
http://consumer.healthday.com/senior-citizen-information-31/arthritis-management-news-40/physical-therapy-may-not-improve-hip-arthritis-finds-study-688042.html
もちろん改善した人もいるそうですから、
あなたの今の治療を否定するものではありません。
関節炎は温めた方がいい、という見解もありますよね。
どっちなの?という人に面白い話があります。
昔、プロ野球選手は、肩を冷やさないように、と言われていたそうです。
長島選手全盛期あたりでしょうか。
しかし、30年ほど前から、使った筋肉は冷やしてケアする、ということになり、
プロ野球のヒーローインタビューでは、肩に氷の塊をのせている投手が
映るようになりましたよね。
この時選手が、温めるのか、冷やすのか、どっちなんだよ、と言っていました。
そして今、やっぱり冷やすのはよくない、という研究がこちらに書かれています。
http://www.caringmedical.com/sports-injuries/rice-why-we-do-not-recommend-it/
この冷やすことをRICE療法をというのですが。
Rest(休息)Ice(冷やす)Compression(圧迫)Elevation(患部を心臓より高くする)
の頭文字をとったものです。
運動後に筋肉を冷やすと、血流を減少させ、組織の回復を妨げる、
神経性麻痺を起こした選手もいる、そもそも炎症を抑えること自体が体によくない。
選手のスピードや強さを減少させてしまう、とさえ書かれています。
選手はRICEを何日も何年もやり続けるのですから、こういう副作用もあるでしょう。
しかし、一時的に痛みを抑えるには、冷やすことはとても効果があるそうです。
話を関節炎に戻しますが、要するに、痛みが酷い時、急な痛みは、冷やす。
しかし長期に冷やすのは、組織の回復を妨げるのでよくない。
ということです。
股間節痛には「びんぼうゆすり」が効くそうです。
ためしてガッテンで有名な話です.
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