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2015年3月30日月曜日

変形性関節炎にアボガドサプリが効果

メリーランド大学の関節炎のページに書かれています。
http://umm.edu/health/medical/altmed/condition/osteoarthritis

このサプリはアボガドと大豆の抽出液を含有している。
緑の粒を飲むタイプです。
http://www.medpagetoday.com/Rheumatology/Arthritis/43684
フランスで2000年~2004年に行われた399人の実験。
1日1回300㎎のカプセルを飲む。平均年齢62歳。
平均4.4年症状が出ている。
0.5mm以上関節の間が狭くなった人を症状が進行した、として、
アボガドサプリとプラセボで3年間比較した。進行した人の割合を示す。

        アボガドサプリ      プラセボ(偽薬)のグループ
  1年目   30%            28%
  2年目   34%            41%
そして3年目には、アボガドのグループはプラセボより20%も低くなった。
つまり、アボガドサプリを飲んだ人では、症状が悪くなる人が20%も少なかった。

成果がでるまで、2ヶ月かかったが、飲むのをやめた後も、
2ヶ月効果が続いたそうです。
このサプリの成分は、インターロイキンによって引き起こされる滑膜細胞(かつまく)
の劣化を防止し、コラーゲンの合成を刺激する、と考えられる。

このサプリは、3分の1がアボガド、3分の2が大豆油でできている。
ASUと呼ばれるこのサプリは、ヨーロッパでは日常的に治療に使用されている。
そしてこちらはソフトジェルですが、軟骨の破壊を抑制し、再生を促進して、
抗炎症剤の使用をなくした例もあると書かれています。
http://www.arthritistoday.org/arthritis-treatment/natural-and-alternative-treatments/supplements-and-herbs/supplement-guide/avocado-soybean.php
フランス政府は15年以上の安全性の追跡をしていますし、
これからも続けていく、ということです。
フランスでは処方箋での処方になっています。

副作用は、ワーファリン、クロビドグレル、アスピリンと一緒に飲むと、
出血の可能性が高くなります。
これは、グルコサミンとコンドロイチンの副作用と同じです。

そのほか4つの実験の結果はこちらに書かれています。
http://www.medicine.ox.ac.uk/bandolier/band122/b122-3.html
フランスのほか、ベルギーでも実験が行われています。

日本にはないので、アメリカ商品を扱う通販会社で買おうと思えば買えます。
4000円だそうです。
http://122.219.44.214/sp/search/?pid=26961
私は本物のアボガドを食べようと思います。
もちろん、アボガドと大豆を大量に食べても、同様の効果はない、
とちゃんと書かれていましたよ。

はじめに貼ったメリーランド大学のサイトには、
関節炎の人は、食事にも注意すること、として。
 ・バランスのとれた健康的な食事をとることで炎症を軽減する。
 ・炎症を軽減させる食品として、にんにく、玉ねぎ、クレソン、わさび、マスタード
  パセリ、セロリ、ローズヒップティー、レモン、ピクルス、ナッツ類、魚。
 ・白パン、パスタなどの糖類はよくない(全粒粉の穀物がいい)
 ・健康的な油を使用する(トランス脂肪酸はよくない)
 ・たんぱく質は、赤身の肉、魚、豆腐、豆類をとる。
 ・カフェイン、アルコール、タバコは避ける。
 ・多くの果物、野菜を食べる。
と書かれています。
食生活は大切ですよね。

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