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2019年2月10日日曜日

児童相談所

昔、児童相談所に学校の実習に行ったことのある人に聞いた話です。
とてもかわいそうな子供がどんどん来るので、
実習中は毎日友達と抱き合って泣いていたそうです。
テレビでニュースになるような事件に似た境遇の子供ばかりだそうです。
ニュースになるのは死亡事件なので、
同じ様な状態の子どもでも、死亡しなければニュースにならない、ということです。
体中にタバコを押し付けた傷のある子どもも・・・

人間扱いされてこなかった子どもたちは、
精神的に異常をきたしていて、
突然叫びだしたり、大声で泣いたりするそうです。
その子どもたちの様子も、見ていてとても辛かったそうです。
精神疾患に詳しかったり、カウンセリングのプロでもなければ対処できないでしょう。

テレビで聞いた話では、対応するのは普通の仕事をしてきた公務員。
なにもわからないまま移動してきたら、30人程度の案件をまかされるそうです。
公務員試験に受かったうちの子どもと、このテレビを見ていましたが、
うちの子「まじか」と一言。
イギリスでは1年目の職員は担当を持たず、
補佐的業務をしながら勉強するということです。
アメリカは日本の100倍以上の予算が組まれて、児童虐待に対応しているとのこと。
今日のニュースでは、保護者からの暴力はよくあることで、
ストレスから辞める職員もいると言っています。

生活保護の担当者も同じようなストレスがあるようです。
荒川区役所は生活保護の部署が、納税課の隣なのですが、
納税証明書をもらいに行くと、いろいろな張り紙があります。
「大声を出した方の相談にはのれません」などです。
相談窓口には丈夫なアクリル板があって、相談者と職員を隔てています。
足立区の福祉課では、離れていても、相談室から大声で怒鳴る声が聞こえます。

虐待されて育った子どもは、精神的に大人になれずに、
アダルトチルドレンという症状をきたす、とネットでは多くのサイトで書かれて
いて、カウンセリングを受ける人が続出しているそうです。
しかし、カウンセリングを受けた人の中には
「そんな考え方はやめなさい」「あなたは自分が一番じゃないと許せないの?」
とカウンセラーに言われた人がいます。
日本のカウンセラーはこんなことを言うのですね。
日本ではカウンセリングを受けない方がいいようです。

今回の事件には1歳の妹がいるそうですが、
父殺人犯、母も共犯逮捕で、これから生きていくのが大変です。
今すぐ名前を変えて、なんとか過去を隠して、何処かで幸せになってほしいです。
この子に罪はないのですから。

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