昔、児童相談所に学校の実習に行ったことのある人に聞いた話です。
とてもかわいそうな子供がどんどん来るので、
実習中は毎日友達と抱き合って泣いていたそうです。
テレビでニュースになるような事件に似た境遇の子供ばかりだそうです。
ニュースになるのは死亡事件なので、
同じ様な状態の子どもでも、死亡しなければニュースにならない、ということです。
体中にタバコを押し付けた傷のある子どもも・・・
人間扱いされてこなかった子どもたちは、
精神的に異常をきたしていて、
突然叫びだしたり、大声で泣いたりするそうです。
その子どもたちの様子も、見ていてとても辛かったそうです。
精神疾患に詳しかったり、カウンセリングのプロでもなければ対処できないでしょう。
テレビで聞いた話では、対応するのは普通の仕事をしてきた公務員。
なにもわからないまま移動してきたら、30人程度の案件をまかされるそうです。
公務員試験に受かったうちの子どもと、このテレビを見ていましたが、
うちの子「まじか」と一言。
イギリスでは1年目の職員は担当を持たず、
補佐的業務をしながら勉強するということです。
アメリカは日本の100倍以上の予算が組まれて、児童虐待に対応しているとのこと。
今日のニュースでは、保護者からの暴力はよくあることで、
ストレスから辞める職員もいると言っています。
生活保護の担当者も同じようなストレスがあるようです。
荒川区役所は生活保護の部署が、納税課の隣なのですが、
納税証明書をもらいに行くと、いろいろな張り紙があります。
「大声を出した方の相談にはのれません」などです。
相談窓口には丈夫なアクリル板があって、相談者と職員を隔てています。
足立区の福祉課では、離れていても、相談室から大声で怒鳴る声が聞こえます。
虐待されて育った子どもは、精神的に大人になれずに、
アダルトチルドレンという症状をきたす、とネットでは多くのサイトで書かれて
いて、カウンセリングを受ける人が続出しているそうです。
しかし、カウンセリングを受けた人の中には
「そんな考え方はやめなさい」「あなたは自分が一番じゃないと許せないの?」
とカウンセラーに言われた人がいます。
日本のカウンセラーはこんなことを言うのですね。
日本ではカウンセリングを受けない方がいいようです。
今回の事件には1歳の妹がいるそうですが、
父殺人犯、母も共犯逮捕で、これから生きていくのが大変です。
今すぐ名前を変えて、なんとか過去を隠して、何処かで幸せになってほしいです。
この子に罪はないのですから。
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