Translate

2019年2月5日火曜日

血圧を下げる薬で免疫抑制

日本で血圧を下げる薬の市場の半分を占める、と言われているのが、
ARB(アンジオテンシン受容体拮抗剤)商品名はコザ―ル、アタカンド
テべテン、アバプロ、テルミサルタンなどです。
ARBは高血圧、心不全、糖尿病性腎症、心血管疾患予防などに使われます。
その他の降圧剤は、カルシウム拮抗薬。
これらの薬は免疫を抑制するため、敗血症の増加や発がんリスクに関与している、
と問題視されています。
こちらの研究では肺がんが増えた、という結果が出ています。
https://www.npojip.org/sokuho/no142-02.pdf
敗血症は免疫力の低下で起こるとされています。

しかしやはり血圧が高すぎるのは問題です。
高血圧で受診している人で、腎機能が低下している人が多いそうです。
腎機能が悪い人では、高血圧の人が多いということで、
腎機能と高血圧は切れない関係があるそうです。
ARBはこのような患者さんには、腎機能保護の作用もあるそうです。
しかしその場合、ARB単独では足りないので、カルシウム拮抗薬も併用されます。
https://www.jhf.or.jp/pro/hint/c5/hint007.html
薬には必ず副作用があるので、
病気のどれを重点的に治療するか、ということになります。

知人が高血圧の薬を飲んでいますが、
たいしたことはない、という認識のようです。
もちろん副作用のことは知らないし、心配もしていないようです。
飲んでいる人が多い薬というものはそういうものです。
それに、ある程度改善しても、薬を止めさせてくれないようです。

でも人間生きていくためには、免疫は一番大事。
以前紹介したアニメ「はたらく細胞」では、さまざまな免疫が協力して、
病気の駆除をしてくれます。
今なら、アマゾンプライムビデオや、Dアニメストアで配信しています。
彼らなしでは生きていけません。

0 件のコメント: