先日紹介した先生のブログに
「CTを6ヶ月ごとに撮影しても大丈夫でしょうか」というコメントがきていました。
返事は書いていありません。
返事のない理由を今回と次回で書きたいと思います。
http://rokushin.blog.so-net.ne.jp/2009-11-05
無責任な私が適当に解釈するには、
普通はCTは1年に1回なのだそうです。
私が聞いた話では、被爆するから、ということでした。
(ここで誤解しないように、最後まで読んでくださいね)
2回撮るには、それなりの理由があるのかもしれません。
短時間で悪化する心配がある菌だとか、気になる症状があるとか・・・
先生の趣味、ということはないでしょう。
レントゲンで「なんかおかしい」というのが、CTだと「○○病だ」とわかるのですから、
CTはすばらしい文明の利器です。
先生も「なんかここに、もやっとしたのがあるけど、CTならはっきりわかるんだけど」
とよく言います。
その少ない被爆と、症状の進行を天秤にかけることになります。
そして「大丈夫でしょうか」と聞かれて、何を答えればいいのか、誰しも困るでしょう。
下に貼ったサイトでその「大丈夫か」に答えています。
放射能ってなに、から書かれています。
これを口頭で説明したら大変なことです。
この冊子(B5で10ページ)のどこで患者さんが納得するのかわかりませんから。
ですから「CTは大丈夫でしょうか?」という質問はしない方が無難です。
この冊子をはしょって「大丈夫ですよ」と答えてくれるでしょうけど。
こちらには、レントゲンとCTの被爆量も書かれています。
http://www.ku-kai.or.jp/pdf/di_01.pdf
3.11以降、放射線については、いろいろな単位を耳にしましたが、
ベクレルとシーベルトは換算できるということも含めて、
さっぱりわかりません。
原発の被爆には法律での上限がありますが、
医療についての被爆には上限はない、とどこかに書かれていました。
上限になったので、今年はもう検査できません、なんてことになったら困るからです。
被爆と書くと、すっごく嫌な感じがしますが、
それが心配な人に無理やり検査はしないでしょう。
私の行っていた病院では、同意書にサインして提出していました。
私個人としては、そんなことより心配することは沢山あると思います。
カップラーメンの容器は熱湯で溶けてるんじゃないか、とかね。
そして上に貼った病院のサイトには、面白いことが書かれていました。
お味噌についてです。
「味噌については、信州では「味噌の医者殺し」という、ことわざがあり、
これは、味噌があれば医者はいらない、という意味です。
「医者に金を払うよりも、みそ屋に払え」
とも言われます。
病気を防ぎ、健康を保つ薬としても重宝されてきました。
ある研究では、味噌を常食していると
体内に入った放射性物質を高率で排出してくれるそうです。
味噌を食べさせているマウスと、味噌を食べさせていないマウスに
放射性物質のヨウ素とセシウムを投与し、
それが体内にどれくらい残留するか調べたところ、
味噌を食べさせているマウスの方が
味噌を食べさせてい
なかったマウスよりも、放射能の残留量が少なかったそうです。
これは、味噌に含まれているタンパク質やバクテリアなどが
放射性物質とくっつき、素早く体外に排出されたためだ、と考えられています。
効果を得るためには日頃から味噌を常食することが重要なようです」
(塩分に気をつけている人は、それも考慮する必要があります)
だそうです。
病院のサイトでこのような話を読もうとは思いませんでした。
なかなか興味深いですね。
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