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2018年11月15日木曜日

強毒性インフルエンザ

今人間の間で流行しているインフルエンザは、
患者を死亡させるほどの強毒性は持っていない。
インフルエンザの毒性の強さは、
インフルエンザの中のアミノ酸配列が、
塩基性アミノ酸が連続して存在するか、しないかで変わってくる。

塩基性アミノ酸が連続していると、全身の臓器に感染するが、
連続していないものでは、腸と肺だけに感染する。
全身感染をおこすと、症状は重篤になり、致死的な状態になる。
H5,H7型がこれらに属する。

H5N1が人に感染がはじめて確認されたときの致死率は33%だった。
東南アジアでのH5N1の致死率は50%以上と言われている。
すでにH5N1の中にはタミフルに対して耐性を持っているものも
確認されている。
今後パンデミックが起こった場合、
全世界で少なくとも200~700万人、最悪ならば5000万人が死亡する、
とWHOが言っています。

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