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2019年1月18日金曜日

胸郭周囲筋の柔軟性

胸郭(胸をとりまく骨格)の周囲にある筋肉の柔軟性を改善することで、
胸郭の可動を良くし、呼吸機能の改善を目的とした胸郭可動域トレーニング、
というものがあります。
(そういうyoutubeもありますが、それらについては未検証です。
 とりあえずそういうものがある、ということだけで・・・)
これは呼吸器疾患だけでなく、神経筋疾患や廃用症候群(高齢者がなにもしない状態)
などにも適応できます。

その効果は胸郭拡張差、肺活量でその効果があった、とする研究があります。
そのほかに、最近開発された、超音波診断装置のせん断波エクストグラフィー機能
を使うと、組織の硬さを示す弾力率を明確にすることができるようになった。

研究では胸郭の運動を制限する要因になる、
肋間筋の柔軟性を中心に、胸郭稼働トレーニングが肋間筋が肺機能に
与える影響を検討している。

喫煙歴のない男性15名でのトレーニングの結果をみる。
トレーニングの内容は徒手胸郭伸張法、肋間筋のダイレクトストレッチング、
シルベスター法、体感回旋運動、肋骨捻転運動、を15分間行う。
結果は肋間筋の柔軟性が増加したことが確かめられた。
肺活量の増大は柔軟性の増加による、と考えられる。
換気量の増大、胸郭周囲筋の緊張抑制、リラクゼーションという
効果もある。

呼吸リハビリテーションでは、呼吸機能障害→呼吸困難→座ってばかりの生活
→心身機能の低下→呼吸困難の増大
という悪循環を断ち切ることが目的です。
http://www.ra.opho.jp/medical/53/65/2135.php
(病院のサイトです)

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