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2019年1月30日水曜日

サルコペニア

サルコペニアとは、加齢や疾患により筋肉量が減少することです。
それは全身の筋力低下をおこし、身体機能の低下を示します。

サルコペニアには、加齢が原因である場合は1次性サルコペニアと言いますが、
その他に原因がある場合は、2次性サルコペニアと言います。
加齢以外の原因では、寝たきりや活動量の低下によるもの。
癌や心疾患、末期腎不全などの病気によっておこるもの。
栄養の吸収不良、消火器疾患や薬の副作用による食欲不振によるもの。
などがあります。

サルコペニアがおこる原因はいろいろあります。
加齢よって筋肉の増加に関連する性ホルモンの減少。
筋肉を動かすための細胞の死。
栄養不良、病気などによる筋委縮。
脳からの指令を筋肉に伝える働きをする運動神経の損失。
病気になることにより、炎症性サトカインの増加で筋タンパク質が分解する
とも考えられています。

年齢は高くなくても、ある疾患が原因で寝てばかりいる人は、
しだいに筋肉量が減って、やっと歩けるようにな状態になってしまいます。
以前働いていた老人ホームにはそのような人がいました。
老人ホームの高齢者たちは、積極的に運動するようなこともなく、
だんだん歩く速度も遅くなって、
やがてやっと歩けるようになって・・・・・

最近は「寝たきりになりたくない人」という看板をだしている
ジムのような高齢者デイサービスが人気です。
運動するマシンがずらっと並んでいて、
筋肉を増やす指導をしてくれるようです。
介護保険でも、介護予防に力を入れているので、
このような施設も介護保険で使えるのです。
ここに通うような健康志向の高齢者は、サプリなんかも飲んでるだろうし、
意欲がある時点で、寝たきりになる確率は低いと思います。

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