サルコペニアとは、加齢や疾患により筋肉量が減少することです。
それは全身の筋力低下をおこし、身体機能の低下を示します。
サルコペニアには、加齢が原因である場合は1次性サルコペニアと言いますが、
その他に原因がある場合は、2次性サルコペニアと言います。
加齢以外の原因では、寝たきりや活動量の低下によるもの。
癌や心疾患、末期腎不全などの病気によっておこるもの。
栄養の吸収不良、消火器疾患や薬の副作用による食欲不振によるもの。
などがあります。
サルコペニアがおこる原因はいろいろあります。
加齢よって筋肉の増加に関連する性ホルモンの減少。
筋肉を動かすための細胞の死。
栄養不良、病気などによる筋委縮。
脳からの指令を筋肉に伝える働きをする運動神経の損失。
病気になることにより、炎症性サトカインの増加で筋タンパク質が分解する
とも考えられています。
年齢は高くなくても、ある疾患が原因で寝てばかりいる人は、
しだいに筋肉量が減って、やっと歩けるようにな状態になってしまいます。
以前働いていた老人ホームにはそのような人がいました。
老人ホームの高齢者たちは、積極的に運動するようなこともなく、
だんだん歩く速度も遅くなって、
やがてやっと歩けるようになって・・・・・
最近は「寝たきりになりたくない人」という看板をだしている
ジムのような高齢者デイサービスが人気です。
運動するマシンがずらっと並んでいて、
筋肉を増やす指導をしてくれるようです。
介護保険でも、介護予防に力を入れているので、
このような施設も介護保険で使えるのです。
ここに通うような健康志向の高齢者は、サプリなんかも飲んでるだろうし、
意欲がある時点で、寝たきりになる確率は低いと思います。
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