この被害は気象予報士や気象庁には予想ができたのではないかと思われます。
955ヘクトパスカル、風速60mはほぼ予想どうりでした。
しかし台風がくる前に、誰も避難を呼びかけることはありませんでした。
ネットには気象予報士が「今までの台風では型どおりに、警戒してください、
と言ってきたけど、今回は心から警戒してくださいと言います」
ということを書いていました。
気象庁も「深夜には外の世界が変わります」と言っていました。
かなりの危機感があったようです。
しかしこんな表現で、気象庁の言いたいことが伝わると思ったのが間違いでした。
彼らに被害の予想ができたであろう理由はこれです。
風速でおこる被害の想定があります
風速40メートル 子どもや高齢者が飛ばされる
今回風で飛ばされてコンクリートの建物にたたきつけられて亡くなった
女性がいました。
風速50メートル 電柱や木造家屋が倒れたり壊される、樹木が倒れる
風速60メートル 窓ガラスが割れる、鉄塔が曲がることがある。
まったくそのような被害が出ています。
この風速が予想されていたのだから、
この被害も予想できたはずです。
なんでテレビで、危ないから絶対に外に出てはいけません、とか、
鉄塔の近くに住んでいる人は避難しましょう、とか言わなかったのでしょう。
屋根が飛ばされるかもしれません、木が倒れます、
と忠告するべきでした。
しかし気象庁には避難指示を出す権限はありません。
来年のオリンピックを控えて、
政府は安全な日本をアピールしたいのかもしれません。
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