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2019年9月20日金曜日

オピオイド

オピオイドってなんだ?自分には関係ない、と思っていたのに。
この薬飲んでました、これってヤバイの?
数日前のニュースです。
https://diamond-rm.net/overseas/41451/
アメリカでオピオイド系の鎮痛剤で毎日140人が死亡している、と言われています。
鎮痛剤ですが、麻薬系の咳止めでもあります。
私は病院で咳止め、ちょっと強めのですが、処方されて飲んでいました。
リン酸コデイン
日本で処方されるオピオイド系の薬です
https://www.jspm.ne.jp/guidelines/pain/2010/chapter02/02_04_01_02.php

この薬を作ったバーデュー社が破産した、というのが日本のニュースでした。
それで、他の製薬会社にも波及する、ひいては抗生物質の生産に影響する、
というのがブログに書こうと思った動機だったのですが、
自分が飲んでいたとは知りませんでした。

訴訟は2600件を超える。
24の州の中で和解ができたのは4つだけ。

でもこれって、処方薬として飲んでいるわけではなく、
バカみたいに乱用して中毒になった人の話。
これって自業自得じゃないのか?
全米で中毒者190万人。
死亡者は16万5000人と言われる。

しかし中には、慢性的な痛みのために飲み続けていた人もいたようだ。
アメリカでは、痛みを我慢しないで薬を飲んだ方がいい、
という話がもてはやされた時期があり、その時に乱用がはじまったらしい。
訴訟をおこしている人が全員そのような犠牲者であるかはわからないが、
この薬を飲んだ人がみんな訴訟をおこしているかのような件数だ。
とにかくだ。
製薬会社を潰したら、それはいつか自分に返ってくる、ということを
アメリカ人には理解してほしいものだ。

この話はもう何年も前からアメリカの社会問題となっていた。
2017年にはトランプ大統領が、オピオイド乱用や中毒が公衆衛生の非常事態だとして、
異例の宣言をしている。
薬物の過剰摂取で死ぬ人の方が、交通事故や銃による殺人より多いという。
なんて国なんでしょう。
アメリカの貧困層は、現金を手にすると、すぐに薬物を買いに行くそうです。
アメリカのドラマには、薬物中毒の人が主役で、大ヒットしたものがいくつもある。
本当になんて国なんだ。

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