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2019年11月20日水曜日

京大で医療ミス患者死亡

おかしなニュースです。亡くなったのは成人男性。
https://news.livedoor.com/article/detail/17404489/
年齢は遺族の希望で公表しない、というのです。
こうなると、亡くなったのは高齢者、という想像しかできません。
さらに認知症が疑われます。
それ以外で年齢を公表しない理由が考えられません。

患者は血管が痛い、と当初から訴えていた、ということです。
テレビでは、患者の話を真摯に聞いてくれる医師に診てもらわないと死んでしまう。
などと言っていました。
しかし、認知症が疑われる人の訴えを真摯に聞いて、いちいち検査をしていたら、
いったい病院はどうなってしまうでしょう。
若くて未来のある人の検査ができなくて、若い人が助からなくなるでしょう。

認知症の人は1日に数十回もナースコールを押してきます。
病院ではいろいろな所が痛い、と訴え続けるのです。
認知症であれば、水が飲みたい、寒い暑い、とコールを押し続けます。
このケースで、痛いと訴えていたのは、血管だけではない可能性もあります。
その数十回に真摯に対応するのは大変でしょう。
あなたが看護師で、このような患者に誠心誠意対応できますか?
高齢の認知症の人の対応はとても大変です。
認知症は脳の機能が異常をきたしている状態ですから、精神疾患の一部です。
患者の言うことが本当なのか、誰にもわかりません。

日本循環器学会のホームページには、一般人であれば、
救命措置の心臓マッサージで倒れた人が元気にならなくても、
悪意または重過失がなければ、マッサージした人は
責任は問われない、と書かれています。
心臓が止まったら、心臓マッサージをするのは急務なのです。
今回マッサージしたのが医師だったので、責任を問われていますが、
1秒を争う状態で既往症や投薬を確認することはできないでしょうから、
倒れた患者に心臓マッサージをしたのは適切でしょう、
なんでそんなにマスコミが騒ぐのか、よくわからない点です。

心臓マッサージで大量出血、これも高齢者以外を想像できません。
高齢になると、なにもしなくても皮下出血をしてしまい、
身体じゅうが内出血でどす黒くなってしまうことがあります。
骨がもろいということは、骨粗鬆症が重症だったのかもしれません。
ですから、今回の医療ミスは、はじめの投薬ミスだけでいいんじゃないでしょうか?

以上は死亡した患者が高齢者であったら、という憶測から書きました。
もし死亡した患者が高齢で認知症じゃなかったとしたら、
どうして遺族は年齢を公表しないように、と懇願するのでしょう?

NHKのドラマ「ジコチョウ」では医療事故についての内容でした。
その医療事故の原因は、医師の過酷労働と人手不足による看護師の過労、
という原因が指摘されていました。

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